断トツの一番を目指す -幅広い経験とネットワークの構築-
今、あなたの会社では、社員に対してどのような能力を要求しているでしょうか。もし、あなたが社員なら、自分は会社からどのような能力を要求されているとお考えですか。与えられた仕事が単なる事務処理仕事の集積なら、指示された通りに機械的に仕上げるだけですから、それぞれの作業を下請け会社に外注すれば、もっと安く、もっと早く成果を得ることが出来るはずです。何もその会社の社員だけが最初から最後まで、つきっきりでその仕事に関わる必然性は全くありません。外注処理を徹底すれば、固定的人件費も、仕事の多寡に比例した人員配置を心配する事も、全く考慮する必要はありません。そう考えると、一度就職したら定年まで勤め上げるのが理想であった時代は、もはや完全に過ぎ去っている事に気付くはずです。今、真に求められているのは、付加価値が高く、その人だけにしか出来ない仕事です。今まで重要視されて来た社内融和の協調性より、むしろパーソナリティ(個性)が評価されますから、永年会社に勤めて来た人たちにとって、会社は安住の地ではありません。異業種交流会やセミナーに積極的に参加し、休日はタウンウォッチングに出かけるなどして、感受性を蘇らせ、地域ボランティア等に積極的に参加し、幅広い経験とネットワークを築くよう努力する事が生き残るために必要な事なのかも知れません。そして、徹底的に小さく小さく絞り込んで行って、ここだけは誰にも真似出来ないという、断トツの趣味等を持てるよう努力しましょう。ごく小さな範囲で良いのです。どんな些細なことでも良いですから、そこで断トツの一番になることを目指しましょう!探せば、「ここだけは絶対誰にも負けない」という、あなたにしかないものがきっとあるはずです。それを見つけて、徹底的に磨き行動するのです。そうすれば、きっとそこから、新たな素晴らしいあなただけの世界が広がるはずですから。<ご参考>平成21年6月24日(水)のモーニングセミナーは、下記アドレスに掲載しています。↓↓↓(43)地域社会と積極的にhttp://nitte.heteml.jp/rinripdf/pdf/h21-6-24.pdfA3 PDFファイルです。参考にして下さい。