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カテゴリ:生き方
そんなに努力したわけでもないのに、
何故かトントン拍子にうまく行く時があります。 また逆に、必死に血の出るような努力をしても、 全くうまく行かず、どんどん後退してしまって、 落ち込んでしまうような時期もあります。 その波は、ある時は大きく、またある時は小さく、 振幅を繰り返し、全体として大きくうねりながら、 人生模様を刻み込んで行きます。 たとえ失敗して過ぎ去った日々があったとしても、 それを後悔し悩んでみたところで、 覆水は盆に返ることは決してありません。 重要なことは、過去にすがり執着するのではなく、 これから先、「何をしようとしているのか?」、 ということではないでしょうか。 失敗したり挫折したときにこそ、 それをバネに変えれば良いのです。 シェークスピアの 「過去のことはプロローグにすぎない」という言葉は、 今日の、想像を絶するような激変する時代には、 とりわけ当てはまる言葉かも知れません。 あの時は良かった。 あの頃は幸せだった..。 そんなことばかり思っているのは、 現在のあなた自身が、その頃に比べて、 「充実していない」、「つまらない」、「何もない」等々と、 現在の自分を否定的に見つめ、 自分自身の心を閉ざしているからではないでしょうか。 過去の栄光にすがらなければいけないほど充実していない 自分自身の「現在の姿」こそが問題なのだと思います。 もう一度、頑張って来た自分自身に、 改めて暖かく優しい眼差しを向けてみましょう。 せめて、「あの時は良かった」、 けれど、「今の自分も素晴らしい!」。 「あの頃は幸せだった」、 でも、「今も十分幸せなんだ」。 そう心から思える自分でありたいものです。 どうしたら、過去の輝いた頃の自分を乗り超えられるでしょうか。 過去より現実の自分をどう充実させることができるでしょうか。 自らの心に灯をつけて、 自らの足でしっかり大地を踏みしめて、 過去を乗り越えて行きましょう。 あなたには、 今を充実させる力もきっとあるはずです。 人生は、いつの時も、「これから」です。 思いついた今こそ、 新しい気持ちで、スタートする時なのだと思いますよ。 <ご参考> 自明灯 -自ら灯りを、灯々無尽- http://www.nbn.ne.jp/bellnet/sougyou/essay/h18/jitoumyou.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月03日 05時46分37秒
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