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カテゴリ:生き方
とても複雑で「解決困難」と思えるようなことでも、
諦めずに落ち着いて、 先ずはひとつずつ細かく分解してみましょう。 分解した事柄のひとつひとつは、 比較的単純明快なものの集積のはずです。 ところが、ひとつひとつは解決可能なパーツでも、 ひとたび複雑怪奇に絡み合い始めると、 結果として、 「解決困難」な難問に陥ってしまうことがあるのです。 そう言えば、高校の頃、国語の先生から、 「難しいことをわかりやすく簡単に話せるように(しなさい)」 と、教えて頂いたことを思い出しました。 「簡単なことを難しく説明する」ということは、 誰にでもよくあることだと思います。 一生懸命に説明しようとする本人にも 頭の整理がイマイチ出来ていない状態なのでしょう。 これとは全く逆に、 「難しいことを簡単に説明している」場合には、 説明しようとする内容のひとつひとつについて、 自分自身が十分に理解し、 きちんと整理が出来ている状態なのではないでしょうか。 難しいことをよりシンプルに分解し、 しっかりと理解出来ていなければ、 人に対して簡単に説明することは困難です。 要するに、これは、 頭の整理が出来ているかいないかの差なのだと思うのですが、 この差は、天と地ほどの開きがあるものだと私は思います。 日常のわかりづらいと思われることは、 日頃から、出来るだけ一瞬で理解できるまで 徹底的に分解するクセをつけましょう。 そうすれば、分解したパーツを辿って、 「ここまではできる」 「ここもOK」 「でも、ここからは難しい」と、 客観的に素早く振り分けることが出来るようになります。 「要するに、〇〇ということ」を積み重ねることによって、 解決の過程を客観的に分析することが出来るようになるのです。 その際、 簡単な文章やイラストで、各パーツの個々から全体が、 自分自身に一瞬で閃くように工夫すれば、 より合理的対処と言えるでしょう。 そうすることによって、あなたの理解度は格段に着実に進み、 自分自身の理解の深さだけではなく、 相手の方にも簡単に的確に 説明することが出来るようになっているはずです。 ヒトというのは自分自身が気づいていないだけで、 実は多くのヒトの言葉や生き方に影響されているものです。 そうやって少しずつ積み重ねて行ったものが、 自分を大きく、より広く深く進化させて行くものです。 どんなに複雑な問題でも、 コツコツと分解し、 「要するに〇〇ということ」と、 簡単に理解するクセを積み重ねて行けば、 きっと、昨日とは違う今日、 今日とは違う明日を着実に見つける事が出来るでしょう。 難しいことをわかりやすく、簡単に伝えることができることが、 知的好奇心をより広く深めるものです。 ワクワク・ドキドキするような知的な毎日を、 お互いに刺激し合いながら過ごせる環境にしたいものですね。 <ご参考> 今、必要なものだけでいい -シンプルライフを- http://www.nbn.ne.jp/bellnet/sougyou/essay/h19/imahituyou.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月17日 23時40分12秒
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