子供に人気の『機関車トーマス』で、
トーマスたちが自分を自慢するときに言う決まり文句は、
「なんたって、ボクは役に立つ機関車だからね！」
というフレーズです。

生物学的に言って、男の幸せは、
「自分は誰かの役に立っている」、
「自分は尊敬されている」という
自分の能力に対する「自信」から生み出されるものです。

また、女の幸せは、
「私は大切にされている」
「あの人にとって私は特別な存在だ」という、
愛されている実感から生み出されるものです。

従って、一般的には、男は「仕事」を重視し、
女は「恋愛」を求めるという傾向があるのかも知れません。

つまり、男が成功するために重要なことは、
「自分の成功を“信じてくれる”パートナーが
側にいてくれる」ことが必要なのです。

そう言えば、
甲子園の常連校に男子校はありません。

一時的に男子校が優勝することはあっても、
それはあくまでも例外。

極端に言えば、女の応援なしに、
男は十分な力を発揮し続けることは
生物学的に言っても難しいことなのです。
　
これはあくまでも生物学的な仮説ではありますが、
正鵠を射た説得力のある説だと私は思っています。

先ずは女から、
男自身の可能性を信じて貰えることによって、
男は自信を持って全力で集中して行動することができるものなのです。

十分に力を発揮することが出来れば、
それはきっと仕事で大きい成果や実績をあげることに繋がるでしょう。

そうなれば、自分を心から信じてくれた相手に対して、
さらに積極的に愛情を注ぐことになるでしょう。

愛情を注がれた女は、
ますますその男を信頼します。

そうなると、信頼と愛情の連鎖がおこり、
幸せがますます拡大して行くことでしょう。