宮部みゆき作品 3冊
☆ あんじゅう (三島屋変調百物語事続)
(中央公論新社、2010.7.25 初版発行)
*第1話=逃げ水
水の大好きな可愛い女の子の神様(お旱さん)が、村の子ども(平太)に取り憑いた。村中の水を飲み干してしまうため、水がたくさんある江戸に出て来たお旱さんと平太の話。
*第2話=藪から千本
針問屋住吉屋の双子の娘、花と梅の話。
*第3話=暗獣(あんじゅう)
空家になった屋敷の暗闇にひそむ真っ黒な生き物の話。
*第4話=吠える仏
偽坊主、行然坊が語る、今は無い館形(たてなり)という村であった恐ろしい話。
☆ 返事はいらない
(1991.10.15 第1刷発行)
短編集 : 返事はいらない、ドルネシアにようこそ、言わずにおいて、聞こえていますか、裏切らないで、私はついてない
☆ 刑事の子
(光文社、2011.9.20 初版発行)
(『東京下町暮色』 (光文社文庫.1994.10刊)を改題したもの)
タイトルが変わっていたため、読み始めてから以前にも読んだ事に気がついたのですが、ラストが思い出せなくて最後まで読んでしまいました。