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☆嘘をもうひとつだけ・東野圭吾 *加賀恭一郎シリーズ6 ・講談社文庫 ・1999年5月〜1999年7月、初出誌 ・単行本:2000年4月 ・文庫本:2003.5.15 第1刷 ♣︎加賀恭一郎 練馬署刑事の恭一郎が関わった、5件の殺人事件 1.嘘をもうひとつだけ 数々の栄光を手に入れて引退したバレリーナ、寺西美千代には、誰にも知られたくない秘密が有った。その秘密を知ったバレー団の元ダンサーが、ベランダから転落死した。 2.冷たい灼熱 子供を置いて外出し、熱中死させてしまった妻を絞殺した夫の話。 3.第2の希望 娘の理沙をオリンピック選手にすることだけが生き甲斐だった真知子。 全てを犠牲にして、二人で同じ目標を目指して来た筈の真知子に恋人が出来た。 ある日、真知子が帰宅すると恋人が殺されていた。 4.狂った計算 横暴な夫に絶望した妻に恋人が出来た。 愛人が夫を殺す筈が、逆に夫が恋人を殺してしまった。そして、その夫はトラックに激突され、あっさり死んでしまった・・・。 5.友の助言 加賀の大学時代の友人、荻原保は、加賀との待合せ場所に向かう途中、突然眠気に襲われ、高速道路で側壁に激突した。 一命を取り留め入院中の荻原を見舞った加賀は、「事故は、睡眠薬を飲ませた妻の未必の故意だった」と指摘した。また「積極的な殺意はなかったかもしれない。死んでくれればラッキーだ、という程度の意識だったと俺は推測する」・・・と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.10 23:12:27
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