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ウィンクで乾杯・東野圭吾 ☆ウィンクで乾杯・東野圭吾 ・祥伝社文庫 ・1992年6月1日 第一刷発行 ( 1988年10月、祥伝社発行、ノンノベル「香子の夢」から改題 ) ♧バンビバンケット=コンパニオンの派遣会社 ♣︎丸本久雄=社長 本人によると、死んだ絵里は自分の愛人だったという。会社設立時の資本金の出処が不明。 ♧華屋=銀座にある、日本でも指折りの宝石店 ♣︎西原正夫=社長 ♣︎西原昭一=副社長、正夫の長男 ♣︎西原健三=正夫の三男、周囲からバカ息子と噂されている。 ♧高見不動産 ♣︎高見雄太郎=元社長、絵里の恋人伊藤耕一により殺害される。 ♣︎高見俊介=専務、雄太郎の甥、香子の憧れの人。叔父の死に疑問を持ち、手がかりを得ようと香子に近づく。 ♣︎小田香子 バンビバンケットに所属するパーティコンパニオン。絵里の先輩。警察が自殺だと見ている絵里の死因に納得出来ないでいる。 ♣︎牧村絵里 香子の同僚。華屋のパーティの後、コンパニオンの控室だったホテルの部屋で死んでいるのが発見された。死因はビールに混入した青酸カリによる中毒死。第一発見者の丸本社長は、絵里は自分の愛人だったという。部屋は密室状態で、警察は自殺と見ている。 ♣︎真野由加利 親友だった絵里の死因に疑問をもち、バンビバンケットに移って来た。香子と協力して絵里の死因を調べはじめたが、香子の留守電に「重大な相談ごとあり、今夜開けておいて」というメッセージを残したままマンションの自室で殺害されてしまった。 ♣︎芝田刑事 香子のマンションの隣人、絵里の事件を担当する本庁捜査一課の刑事。香子と協力して事件を調査。 ♣︎伊藤耕一 牧村絵里の恋人。画家。高見不動産元社長、高見雄太郎の殺害犯。「絵里ちゃん、君と一緒にビートルズを聞けて幸せだった」と言う遺書を残し自殺。 恋人の絵里に残された伊藤耕一の遺品であるビートルズのテープの裏に、高見雄太郎を殺害するに至った詳細なメッセージが残されていた。 「金が欲しかった自分を唆して高見雄太郎を殺害させた者は、ヒガシと言う目つきの鋭い男と、ツブラヤという男だ。ヒガシが華屋に入って行くところを偶然見たことがあるが、その時の店員の様子から「華屋」では偉い人かもしれない。ツブラヤは何者か分からないが、30代後半のいつもヒガシのそばにいた、長くのっぺりした顔の男だ」 果たして、ツブラヤとヒガシとは一体誰なのか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.02 16:16:03
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