カテゴリ:訪問・見学
7月23日、友人と一緒に、原三渓の美術・伝説の大コレクション展を観に行ってきました。一体全部で何点展示されていたのでしょう。作品の数はもとより、展示作品のレベルの高さにも目を瞠りました。パンフレットによりますと、孔雀明王像(平安時代後期)、寝覚物語絵巻(平安時代後期)、最澄はじめ、伝藤原伊房、藤原伊行、作者不詳の作品など国宝だけでも6点。重要文化財は25点ありました。
コレクターとして三渓が集めた作品のほか、パトロンとして支援した橋本雅邦、下村観山、横山大観、菱田春草、今村紫紅、安田靫彦、小林古径、前田青邨の作品。アーティスト三渓としての彼の作品・・・。じっくり見ようと思うと時間がいくらあっても足りません。叶うなら、もう一度ゆっくり観たいくらいでした。 会場:横浜美術館 会期:2019年7月13日(土)〜9月1日(日) 横浜美術館 美術館ロビー (写真は孔雀明王像) 会場での撮影は禁止されておりご紹介できませんが、美術館のHPで一部が紹介されています。興味のある方はご覧ください。 コレクター三渓 茶人三渓 アーティスト三渓 パトロン三渓 ☆原三渓(本名富太郎) 1864年(慶応4年)〜1939年(昭和14年) 生糸貿易により財を成した横浜の実業家。 私がよく行く「三渓園」は、元は原三渓の本宅でもありました。原三渓により外苑部分は1906年(明治39年)に公開されており、彼が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場ともなり、前田青邨、横山大観、下村観山などの近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれたのだそうです。 彼の死後戦災で大きな被害を受け、昭和28年に原家から横浜市に譲渡・寄贈されたのを機に復旧工事が行われ、昭和29年から「三渓園」として外苑が公開されています。 (三渓園HP参照) 詳しくはこちらをご覧ください → 三渓園ホームページ → 三渓園について、原三渓について、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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