カテゴリ:日記
10月1日~3日まで、主人と二人で、奈良〜京都方面へ行ってきました。一時は台風18号による雨を覚悟しましたが、神様のご加護か、はたまた御仏のご利益か、幸い予定した観光の間は天気に恵まれました。
ー 春日大社 ー 768年、現在地に社殿が造営され、現在のような規模が整ったのは平安時代前期のこと。境内には、朱塗りのあでやかな社殿が立ち、古来より藤の名所としても有名なのだそうです。(奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」参照) 10月1日(火) 新横浜発7時19分(のぞみ)→京都着9時17分。近鉄線急行に乗り換え、のんびり車窓の両側に広がるのどかな風景を眺めながら奈良へ向かいました。稲穂は黄金色に色付き、あぜ道には彼岸花が咲いていました。近鉄奈良駅に着いたのは10時36分。この日は奈良公園を中心に回る予定でした。一旦ホテルに荷物を預け、駅へ戻る途中「東向(ひがしむき)商店街」のお店で早めの昼食を済ませました。 駅から東大寺〜春日大社へは緩やかな上り坂なので、先ず駅からバスで「春日大社本殿」まで直行、あとは東大寺近辺を気ままに散策しながら戻って来ることにしました。既に行きのバス乗り場でもそうでしたが、春日大社に着いて観光客の多さに驚きました。ほとんどが、若い東洋系の外国人の人たちのようでした。あまりの賑やかさに恐れをなして本殿は外から参拝しただけでスルー、早々にUターンすることにしました。参道の両側に並ぶ石灯籠は壮観で、中には苔の帽子を被っている石灯籠もありました。 ー 東大寺 ー ↑ 大仏池 久し振りに大仏さまにお会いしたかったのですが、ここも人、人、人・・・。諦めて、参拝のチケット売り場の左手から塀沿いに歩いてみることにしました。塀越しに大仏殿を見上げ、よくこんな大きいものをつくろうと考えたものだと、罰当たりな私は感心したり呆れたり・・・。 ー 正倉院 ー ↑ 正倉院 大仏殿の塀沿いに行くと、丁度大仏殿の裏手に当たる位置に東大寺の講堂の跡地があり、大きな礎石だけがが並んでいました。その先に正倉院があり、入り口にいらした係の方(元宮内庁職員のOB)のお話では、現在は校倉造りの建物の中はからっほ。中に入っていた「宝物」は、左手に新しく建てられた空調設備が整った建物に保存されているそうです。入って見学できるのは柵の手前まで。見ていると、黒い服を着た方が2人、忙しそうに何やら運んでいる姿が見えました。その夜のニュースを見て、この日は10月26日~11月14日まで開催される「正倉院展」の準備中だったらしいと分かりました。 ここで出会ったのは、修学旅行中の高校生5人組だけ…。頼まれてカメラのシャッターを押してあげました。 ー 興福寺 ー 京都山科の藤原鎌足私邸に建立された山科寺が前身で、飛鳥を経て、和銅3(710)年平城遷都に伴い藤原不比等によって現在地に移転され、その際に興福寺と名付けられました。以降藤原氏の氏寺として大いに繁栄しました。その後、平重衡の南都焼き討ちや火災により消失しているそうです。(「なら旅ネット」を参考) ↑ 中金堂 ( 平成30年10月再建 ) 2年前の6月に従姉妹と訪れたときには「阿修羅像」なども見学しました。その時は境内のあちこち工事中でしたが、昨秋10月には中金堂も完成、境内は落ち着いた雰囲気が戻りつつありました。 ゆっくり境内を回ったあと、ホテルに戻りました。 10月1日の歩数=15,200歩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日記] カテゴリの最新記事
|
|