カテゴリ:日記
10月2日・その1
2日目は、朝食前にホテル近くの「ならまち」界隈を散歩しました。そのあと定期観光バスに乗り、法隆寺〜中宮寺〜慈光院〜薬師寺〜唐招提寺〜朱雀門(車窓から)へ行きました。 定期観光バスのパンフレットによりますと、このコース「斑鳩・西の京」は、「世界最古の木造建築物群を誇る法隆寺で知られる「斑鳩の里」から、白鳳伽藍が蘇った薬師寺と「天平の甍」で有名な鑑真和上が開かれた唐招提寺が立ち並ぶ「西の京を1日かけて回ります」 と、あるように、午前10時に近鉄奈良駅を出発、7時間かけて6カ所を回り、午後5時に駅に戻りました。 ー 法隆寺 ー 飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築 ↑ 金堂(左) 五重の塔(右) 五重の塔 ↑ 手水舎 (吐水口=龍の首、首は龍、体はポットの形) ↑ 夢殿 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ー 中宮寺 ー 中宮寺は、聖徳太子が生母・穴穂部間人皇后のために建てた尼寺 ↑ 庵羅樹(あんらじゅ) 山門を入ると、カリンに似た実をつけた木があり、「あんらじゅ」という送り仮名が付いた名札が付いていました。調べてみると「菴羅樹」は、花梨の別名でした。 内部の写真は撮れなかったのですが、写真でしか見たことがない、御本尊である「弥勒菩薩(如意輪観世音菩薩)」の実物を間近で見ることができたのは、ちょっと感激でした。 ここで、昼食休憩のあと、慈光院へ向かいました。 ー 慈光院 ー 寛文3(1663)年、当地の大名であった片桐石見守貞昌(石州)が、父貞隆の菩提寺として建立した寺院。石州は茶人として名を残したことから、慈光院の境内全体が一つの茶席の風情になるように考えられているとのことです。(パンフレット参照) 大きく開け放たれた書院から見える庭園の刈り込みは、四季折々の花を楽しめるように、サツキ、つつじ、クチナシ、ツバキ、カナメ、カシなど様々な木々を寄せ植えにして刈り込んであるとか。立て板に水のようなご住職のお話を聞きながら、お抹茶の接待を受けました。聞いたことのないお寺でしたし、一体何のために立ち寄るのだろうと不思議に思ってました。よく手入れされた庭園を眺めながらいただくお抹茶の味は格別で、ほっと一息つけた、心憎い演出でした。 この日はこのあと、薬師寺〜唐招提寺へと続きますが、今日はここまでとします。 一日でいくつもの場所を回ったため、どれがどこの話だったのか頭の中が大混乱。その整理と自分自身の記録のために長々と書いています。ここまで読んでくださった方、お付き合い頂きありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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