カテゴリ:都内の植物園や公園
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【懸崖作り花壇】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【大作り花壇】 「大作り」とは、一株の菊を半円形に仕立てて、数百輪もの花を咲かせる技法のこと。新宿御苑独自の技術で、全国各地の菊花壇展で見られる千輪作りの先駆けになった新宿御苑を代表する花壇。 裾野の輝(花数 627輪) 裾野の月(558輪) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【一文字菊、管物菊 花壇】 一文字菊は、花びらの数が16枚前後の一重咲きの大輪菊。天皇家の菊の御紋章に似た花の形から「御紋章菊」とも呼ばれている。 管物菊は、筒状に伸びた花びらが放射状に咲く大輪菊で糸菊とも呼ばれている。 作り始め:大正14(1925)年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【伊勢菊、嵯峨菊、丁子菊花壇】 一株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てた物を植え込んでいる。御苑では昭和30年ごろから栽培が開始。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【肥後菊花壇】 肥後菊は、古くから肥後(熊本)地方で作られた一重咲きの古典菊で、主に武士の精神修養として発達。栽培方法や飾り方は、江戸時代に熊本で確立。秀島流の厳格な様式にもとづいている。作り始め:昭和5(1930)年。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【江戸菊花壇】 江戸菊は、江戸時代に江戸で発達した古典菊。花が咲いてから花びらが様々に変化し、色彩に富んでいるのが特徴で花の変化を鑑賞する古典菊。新宿御苑の菊花壇のなかでは、最も古い歴史がある。作り始め:明治11(1878)年。 【大菊花壇】 菊の代表的な品種で、花びらが花の中央を包み込むように丸く咲くのが特徴。作り始め:明治17年(1884年) 昨日は雲一つない快晴! 友人と京浜急行横浜駅ホームで待ち合わせ、新宿御苑の菊花壇展を観に行って来ました。新宿御苑に午前11時ごろ到着。先ずは目的の菊を日本庭園を一回りする形で見学してきました。 ここの「菊花壇展」は、歴史もありますし、菊を展示してある「上家」も立派。菊の花も段違いの素晴らしさでした。 三渓園の菊花展で、出品されている方が「ここの菊は愛好家が育てたもの。新宿御苑はプロが育てたものでレベルが違いますよ」と言って笑っていらしたことを思い出しました。 菊を全て見終わって気がつくと12時半。1時間半歩き回っていました。お腹がペコペコで、レストラン「ゆりの木」でランチ休憩。「彩り野菜のカレーライス菜園風(850円)」がとても美味しかったです。元気が出たところで、改めて園内を一回りすることにしました。 昨日は一日中雲一つない青空が広がり、芝生広場には、あちらこちらで寝転んで青空を見上げている人がいました。さぞ気持ちが良いだろうと羨ましく思いました。流石に寝転ぶのは憚られましたが、紅葉が始まった苑内をのんびり気ままに歩いているだけで気分が晴れ晴れしました。 余談ですが、昨日は「横浜」から京急快特に乗り、「大門」で、都営大江戸線(光が丘行)に乗り換え、「国立競技場」下車(横浜からの所要時間約40分)。徒歩5分で新宿御苑の「千駄ヶ谷門」に到着しました。 これまで、新宿御苑=新宿駅下車と思い込んでいましたが、マルリッキーさんに教えて頂いたこの経路は、乗り換えもスムースですし、駅から新宿御苑(千駄ヶ谷門)まで近い。おまけに新宿駅のあの雑踏を通らなくて済みますので、とても楽です。横浜方面から行くにはお勧めのコースです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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