カテゴリ:都内の植物園や公園
↑ 八重咲きの石蕗 この季節、新宿御苑の至るところに石蕗が群生して咲いています。 中でもこの場所の石蕗は花も葉も立派でした。その中に、ひときわ華やかな花が咲いている株がありました。迂闊にも、写真を撮り、拡大して初めて、珍しい八重咲きの石蕗だったことに気がつきました。 ↑こちらは一重咲き ・・・・・・・・・・・ 群生の中に、「オオツワブキ」の名札が立っていました。調べてみると、オオツワブキは葉の直径=50cm、高さ=1mにもなるそうです。残念ながら名札が付いていた株は未だ蕾でした。 この付近のツワブキは確かに大きかったのですが、ネットに書いてあった程には大きく無く、名札が付いている株だけ「オオツワブキ」なのか、この付近の石蕗が全てそうなのか分かりませんでした。 ↑ 千駄ヶ谷門近くで咲いていた石蕗 こちらは、ごく普通に見かける石蕗でした。 ー 桜 2種 ー ↑ 十月桜(ジュウガツザクラ) マメザクラとエドヒガンの交雑種で、江戸時代後期から栽培されている落葉高木。八重咲きで、秋と春の2回開花する。花期:9〜12月、3~4月。(名札の説明文より) 「十月桜」は、三渓園、イングリッシュガーデンなど、あちらこちらで見かけますが、こんなに綺麗に咲いているのは初めて見ました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ↑ 子福桜(コブクザクラ) カラミザクラとコヒガンから生まれたといわれる栽培種。白い八重咲きの桜で、秋から冬にかけて開花。丸い花びらのふちに切れ込みがある。花期:10月上旬〜3月上旬(名札の説明文より) 「子福桜」は花が白くて、遠目には梅かと思いました。 ー 芝生広場(風景式庭園)の周辺 ー ↑ 少し高くなった大温室の前からは、新宿駅西口方面のビル群がみえます。 ↑ 尖塔がある建物は、NTTドコモ代々木ビル 広い芝生の周囲には、巨樹が伸び伸びと葉を茂らせ 木々は色づき始めていました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ー 中の池付近〜上の池(日本庭園)へ ー 上の池のほとりでは、白鷺が置物のようにじーっと水面を見ていました。風が吹くと日差しが水面のさざ波に反射して、光の群れがさーっと移動して行きます。 何とか写せないかと頑張りましたが、スマホではこれが限界でした。 ♣︎新宿御苑豆知識(新宿御苑パンフレットより) 徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと言われています。明治に入り、農事試験場を経て、明治39(1906)年に皇室の庭園となり、戦後昭和24(1949)年に国民公園として一般に公開されました。園内には、風景式庭園、整形式庭園、日本庭園と異なる3つの庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する近代西洋庭園といわれています。 ・広さ=58.3ヘクタール(約18万坪) ・周囲=3.5km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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