カテゴリ:日記
1年前の4月10日〜19日までの10日間、「脳梗塞」で入院していました。梗塞が小さかったことと、いち早く治療を受けられたことが幸いして、ほぼ後遺症もなく暮らしています。
心配してくれた友人知人たちには、参考になればと思い、詳しい経緯を知らせました。ブログには何も書かなかったのですが、これはいつ誰の身に起きてもおかしくないことと思い直しました。今更ですが、発症から退院までの経緯をこちらにも書くことにしました。 2022年4月10日(日曜日)午前6時過ぎ いつもの通り、ラジオ体操に出かけるつもりで支度していました。突然、なんとも言えない身体のふらつきを感じました。右手と右足に軽い痺れもあり、直感的に只事ではないと感じました。 ちょうど起きて来た娘と、さてどうするか思案。まずホームドクターに電話をしましたが、日曜日の早朝でもあり繋がりません。救急車とも思いましたが、症状が軽微だったこともあり、ためらいました。 心当たりの病院のホームページを開くと、トップページの、「こんな症状の方はすぐに電話」の3番目の項目に当てはまりました。 我が家から車で20分くらいの所にある、脳神経外科専門の救急病院です。大急ぎで娘の車で行きました。待機していてくれ、即、MRIとCTを撮りました。その時は梗塞は見つからなかったらしいのですが、そのまま入院となり、すぐに点滴が始まりました。思えば出産以外では初めての入院です。 4月11日(月) 翌朝、再度詳細なMRIを撮ると小さい梗塞が見つかったと、回診の時にドクターから知らされました。 4月12日(火) 入院3日目からリハビリが始まりました。作業療法、言語療法、理学療法の3種類でした。 4月14日(木) リハビリのひとつ、理学療法は足のリハビリでした。手足の動きを確認する様々なテストのあと、運動不足でウズウズしているのを感じた理学療法士さんは、リハビリ3日目から、負荷をかけたペダル漕ぎを10分間と、ウォーキングマシンでの歩行(10分間)をやらせてくれました。風が吹き抜ける眺めの良い6階のリハビリルームで、久し振りに一汗かいて気分爽快でした。けれど、こんなメニューは私くらいで、周囲を見回すと、もっと深刻な症状の人ばかりでした。 入院時に、手首付近から指先、踵からふくら脛の外側にあった痺れは2日後に消え、しばらく残るだろうと言われたゴワゴワした違和感も4日後に消えました。 それにしても、あんなに運動をして良いことに驚きました。担当の理学療法士さんに聞くと、いまは外科手術の後でも、すぐリハビリを始めるのだと言われました。運動不足解消はリハビリで心配なさそうだし、自覚症状も消え、本人は至って呑気で暇を持て余し、娘に呆れられていました。 スマホに撮り溜めてあった写真と、娘と夫がLINEで届けてくれる庭の写真を使い、ブログを更新していました。 4月19日(月)午前10時 無事退院しました。 MRIの画像も見せて頂きました。私の場合、梗塞が小さかったこと、発症から治療まで時間が短かったこともあり、後遺症が残らなかったのは不幸中の幸いでした。 言語担当の理学療法士さんが教えて下さったのですが、梗塞ができた場所が少しずれていたら、言語障害が起きていたかもしれなかったとのこと。いろんな意味で運が良かったとしか言いようがありません。 退院当日から散歩も再開、2日間は家の周辺を歩いてみて、体力が落ちていない事を確認。しばらく様子見と思ってましたが、退院3日目からラジオ体操も再開、元の暮らしに戻りました。 ☆ 余談ですが・・・。 今回は、電話した病院が24時間対応の救急病院であったため、診察時間外の日曜日の早朝でしたが、すぐに対応してもらえました。 けれど、通常、診察時間内の場合は「すぐ来て下さい」は、「救急車で」と言う意味なのだそうです。救急車でないと、一般診療と同じ扱いになり待たされる場合があると聞きました。 私は知らなかったのですが、救急車を呼ぶか迷ったら、#7119 (救急安心センター)に電話すると良いそうです。 #7119とは? 厚生労働省救急安心センター事業のこと。 都道府県全域で実施しているのは、宮城県、茨城県、埼玉県、東京都、新潟県、大阪府内全市町村、奈良県、鳥取県、福岡県です。一部実施をしているのは、札幌市周辺、横浜市、神戸市周辺 、和歌山県田辺市、広島市周辺だそうです(2019年4月時点) ☆詳しくはこちらをご覧ください。 ↓ 総務省消防庁 → 救急安心センター事業(#7119)をもっと詳しく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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