テーマ:読書(8559)
カテゴリ:本
☆光の剣・海堂尊 ・文藝春秋 ・2008年8月10日 第1刷発行 【主な登場人物】 ♣︎速水晃一 東城大学医学部剣道部主将。のちに、ジェネラルルージュの伝説、極北クレイマー2008、極北ラプソディでは、極北市救命救急センター副センター長として登場します。 ♣︎清川吾郎 帝華大学医学部剣道部主将。のちに、帝華大学産婦人科学教室准教授として、ジーン・ワルツにも登場します。極北クレイマーでは、極北市民病院産婦人科部長三枝久広医師が、遺族から医療ミスだと訴えられ逮捕された事件に対して、産婦人科学会の抗議声明を出させた人として、名前が登場していました。 ♣︎高階権太 帝華大学外科学教室の輝ける新星。剣道四段。剣道部顧問。 東城大学医学部付属病院への栄転に伴い、東城大学医学部剣道部顧問となる。速水と清川の才能に気づき、この2人の運命を左右する形で導いていく。その他、登場作品多数。 【 あらすじと読後感 】 東城大剣道部主将の速水晃一。 帝華大剣道部主将の清川吾郎。 そして、帝華大学剣道部顧問の高階権太(剣道四段)。 「阿修羅」の異名を持つ高階は、10年前の「医鷲旗大会(*1)」で、帝華大を優勝へ導いたという伝説の持ち主。 (*1)医鷲旗大会(いしゅうきたいかい)とは、毎年夏に開催される大学医学部の剣道大会のこと。 不敗神話を持つ清川吾郎にとって、唯一黒星をつけたのが速水晃一だった。今年の夏はなんとしても速水に負けたくない。 ところが、高階顧問が東城大医学部附属病院へ栄転。あろうことか、清川吾郎にとっての最大のライバルである速水晃一が主将を務める東城大剣道部の顧問となります。 その年の夏の「医鷲旗大会」を舞台に、のちに海堂尊の小説に度々登場するメンバーの若き日の姿が描かれていて、興味深く読みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.28 09:41:21
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|
|