先日、親戚のおばあさまから大量に着物をいただきました。
もう体も自由にならないし、捨ててしまうのも勿体無いからということで、いただいた着物やら帯やら羽織がナント!ダンボール5箱分。
この何週間か、休日のたびにコツコツとその着物のお手入れをしていたのです。
そのほとんどが嫁いでから作ったものばかり、だけあってナカナカ渋いものばかりなのだ。
良く言えば「ラストサムライ」の小雪っぽい。
分かりやすく言えば「ギター侍」風。
アタクシが着こなすには帯をかわいらしくしないと、ホントにギター侍になりかねないわ。
その着物を着ていたおばあさまには直接お会いしていないので、どんな体格の方なのか分からないんだけど、裄はほぼピッタリ。しかし丈が短いのよね~
ほとんどつい丈で着るような感じ。(そこがまたギター侍系)
昔、養蚕が盛んだった土地だけに生地はとてもステキ。
なのにおばあさまは農家に嫁いだとのことで、絹の着物にはほとんど袖を通すことなく、木綿の着物ばかり袖口が擦り切れるほど愛用してたみたい。
今日はその木綿の渋い着物を着てみることに。
帯は最近ほとんど半幅ばかり。(だって楽だし。)
着物好きを公表してからというもの、いろんな人に着物をいただく機会がふえちゃった。
母上に「もう一生買わなくていいね。」と念を押されたけど、そういうわけにはいかないわよね~。