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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:時事ネタ。
中国で起きている抗日デモについてアタクシなりに考えてみました。(鉄拳みたいだわ。スケッチブックは出さないわよ)
アタクシは過去上海に留学をしていたことがあって、いろいろな中国人と関わってきました。 今、デモで野蛮な行動をとっている中国人っていうのは、多分日本のことを本当に知らない人たち、日本人と接したことのない人たちなんじゃないかしら? アタクシが中国にいたとき、日本人だからといってふっかけてくる人もいましたが、たいていの人はそれはそれは優しく接してくれました。 郵便局から荷物を運んでいると、「大変だろう」と言って自転車の荷台にのせて寮まで運ぶのを手伝ってくれたおばちゃん。 上海に「帰る」たびに、「よく来てくれたねぇ」と食事をご馳走してくださる先生。 オシャレな服を売っている店があると、いつもショッピングに付き合ってくれた友達。 中国に来てまもなくのほとんどしゃべれないアタクシをパーティに誘ってくれた中国人の学生たち。(アタクシは社交ダンスができなくて、ダメダメだったわ) そんな人たちがあのような暴力的な行動をおこすとは考えられません。 確かに日本の歴史教育に至らない点があることは否めないわ。 それにしても中国で行われている反日教育もどうかと。 あのデモの参加者が戦争を体験した年配の方ならともかく、ほとんどが戦争も知らない若者ですね。 これからの未来を担う若者に憎悪の感情を植えつけるなんて、とても残念です。 「南京大虐殺」の写真集を見させられて、「どう思う?」と中国人に聞かれたことがあります。 どう思うもこう思うも、やってしまった過去は取り戻せないんですから。 これからアタクシ達が二度とこういう悲惨なことが起こらないように、仲良くやっていけばいいじゃないですか。 と中国語で言いたかったんですけど、中国語も英語もしゃべれなかったので、 友達に英訳してもらいました。 そしたら「そうだね、過去は過去。僕達は友好的にやろう。その前に中国語勉強しろ。」ってなわけで、後日ミニ中日・日中辞書をくれました。 日本製品不買運動。結構です。 でも本当に良識のある人は日本製品がいかに優れているか、ご存知ですし実際使っていらっしゃいます。 とは言うものの、そのほとんどが中国で作られているんですから、自分で自分の首をしめるだけなのに。 それにしてもインターネットの力ってすごいですね。 いくら中国の政府がテレビやら新聞の情報規制かけても、あっという間に広がってしまうんですから。 アタクシは束になってかかるとコワイ人々を統制できない中国政府の現状ですとか、国際社会において大使館も守れないような国が認められるのか?ということを心配してしまいます。 中華思想っていうのは、懐が広く周辺国に寛容であったはずなんですけどね。 こんなちっぽけな島国を攻撃してむなしくないんでしょうか。 たいていの中国人は接してみれば、おおらかでいい人です。 そして計算高いところはあるけど、正直で憎めない人柄だったりします。 心が通じれば、ものすごく親身になってくれます。 アタクシはそんな中国が好きですよ。 お互い歪んだフィルターではなく、きちんと正面から交流できたらいいですね。 GW危険だから中国に行くのを止めちゃうのではなくて、お互いの国に敬意を払って紳士的な態度で交流してきて欲しいものです。 その覚悟がない人は行かないほうがいいと思うわ。 あぁでも何か被害を受けても、大使館に近寄れないんじゃ困っちゃうわね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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