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テーマ:ヨーロッパ旅行(4243)
カテゴリ:異文化に触れる(・∀・)ヨーロッパ編
水を得た魚のように教頭の中国語は止まりません。
アタクシの留学先が上海だと知ると、奥さんの出身地も上海という共通点を見出し、とても嬉しそう。 えらい早口(に聞こえる)で、異国の言葉を話す英国人と日本人が珍しかったのか、徐々に人が集まってきて「何言ってるんだ?」と興味深そうに見ています。 富子となるちゃんは「教頭、教頭・・・」と笑い続け、ロバちゃんは「彼があんなにしゃべる人だとは思わなかった」って驚いている。 教頭は名残惜しそうにしていたけど、ようやく解放されたアタクシ達はロバ邸へ向かいました。 家に向かう車の中でロバちゃんが 「教頭が紅ずきんを家に招待したいって言ってたよ。奥さんと子供と中国語で話をして欲しいって。」 と言ってましたが、今日はロバ邸最優先だったので丁重に断ってくれたそうです。 それを聞いた富子となるは「行ってくればよかったのに~」と他人事なので、楽しそう。 イギリスのお家って、芝生の庭があり、素敵なガーデニングで映画で見たとおり! なる曰く「ガーデニングのできない人は、イギリスでは人でなし扱い」らしい。本当なのかしら? いつも植物を枯らしてしまうなるは、怖くてイギリスではその事を内緒にしているとか。 ロバファミリーは素敵な一家でした。 しっかり者でキレイな奥さん、ロバちゃん似で天然キャラの息子さん。人形のように可愛らしいお嬢さん。 近所のファミレスのようなお店でディナーでした。時間が経つのもすっかり忘れて・・・ ・・・帰りの電車の時間がっ!! 慌ててロバ車で駅まで送ってもらったアタクシ達ですが、ホームに駆け込んだのは電車の通過後。 アタクシ達以上に落胆しているロバちゃん。動揺して、奥さんにどうしようか?と電話で相談しているらしい。 「あ~あ、ロバちゃんったら奥さんに怒られてるんじゃな~い?」なんて呑気に構えているアタクシ達。 「ここで待つのも寒いだろうから、一旦家に戻ろう」と提案したロバちゃんでしたが、断じて次の終電を逃すわけにはいかないので、駅で待つことに。 自分も一緒に待つと言ってくれたのですが、次の日も仕事があるんだし、家族も待っているんだからということで、帰ってもらったのよ。 だってアタクシ達全く平気なのに、隣でオロオロされても困っちゃうじゃない? 数十分後ようやく終電が到着し、ガラガラの電車で無事ロンドンに帰還。 ロバちゃん、お世話になりました。 数ヵ月後、ロバちゃん来日。 富子はすでに留学中だったので、アタクシとなるで東京案内しました。 日本のガーデンが見たいと言うので、三の丸の皇居東御苑へ。 アタクシ何年も東京にいたくせに、皇居って一度も訪れたことがなかったわ。 今回はロバちゃんと仕事仲間3人でしたが、メンバーの中に教頭はいませんでした。(ちょっとガッカリ) 職業柄、自然&生き物大好きなイギリス人達。しきりに植え込みに向かってシャッターを切っています。 何を真剣に撮っているのと思えば、それはクモ。 「何でクモの写真ばっかり撮ってるの?」と聞くと、ロバちゃんは少年のように目を輝かせて、 「これはイギリスにはいない珍しいクモなんだ!こんな見事なクモは見たことがない!」と熱く語ります。 通りがかりの日本人のおばさま達が「何か珍しいものでもいるのですか?」と、一株の木を取り囲んでいる外国人集団に近寄ってきました。 慌ててアタクシ達は「いえ、ただのクモです。イギリスにはいないらしいです。」と答えたわよ。 アタクシも名前は分からないけど、実家の方ではよく見かけるヤツですよ。 その後、歌舞伎町に行ってみたいということで、夜の街へ繰り出しました。 そこで彼らが夢中でカメラに収めていたもの・・・ 動く「かに道楽」の看板。 節足動物=日本の思い出でいいの!?(゚◇゚;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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