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カテゴリ:異文化に触れる(・∀・)ヨーロッパ編
アトーチャ駅のAVE(新幹線乗り場)にタクシーで乗りつける。午前中の早い時間だったら、風も爽やかで快適。タクシーも窓全開で走る。あぁ、マドリードとはお別れだわね。
そう言えば、まだあまり買い物をしていなかったわ・・・などと少し後ろ髪を引かれつつ。 駅はドーム型(かまぼこ型?)の空間に背の高い草木が生い茂り、ステキ。そして乗り場は空港のよう。 さすが陸続きのヨーロッパだけあって、大きい荷物を持ち歩く旅行者用にエスカレーターが動く歩道みたいになっているのよ。気が利いているわ。 初日のオバチャンの言葉に従い、駅でサンドイッチや飲み物を買って列車に乗り込む。 「日本の新幹線と違って、車内販売は来ませんからね」だそうです。 相変わらず乗り物に乗るとトイレが近くなるアタクシ。 スペインの新幹線のトイレに・・・ トイレに関して言えば、日本の新幹線の勝利でございます。 このスペインのトイレの荷物かけ(荷物が落ちないように、上の部分が鋭利な金属のギザギザになっていた!)で負傷いたしまして、指から大量の出血。 ここ数年、こんな出血を見たことがなかったので(健康診断の血液検査でつい最近、血を抜かれましたが)すっかり血の気も引いてしまったわ。憔悴しきってバルセロナに到着。 途中、何の予告もなく電車が数分間止まりましたが、アレは何だったのかしら? 電気も冷房も消えた車内で、映画(上映していたのよね~)を見て笑い続ける女の子の声だけがこだまする。 駅に着くや否や構内の薬局に行き、絆創膏を購入。 相方は消毒しておいたほうがいいんじゃないか?って言ったけど、マキロンって売ってるのかしら?消毒液という単語が分からないのでそのまま放置することに。 バルセロナ。さすがオリンピックが開催されただけあって、洗練された街。 首都マドリードよりも栄えている。 リッキー・マーティンを知的にした感じのタクシーのお兄ちゃんも英語ができる。 【参考】 リッキー(郷ひろみがアチチでカバーしたよね) ホテル「フロントマリティム」(四ツ星)はさすがその名の通り、海のすぐ近く。 街の中心地から離れていて(わりと不便)、海水浴客のような(水着姿の)ヒトがうろちょろしている。 でも、とても近代的でキレイなホテル。そして英語が普通に通じる。 荷物を置くと、早速地下鉄で10回分の切符(6ユーロ)を買い、カテドラルのある中心地「ゴシック地区」へ。 ここバルセロナの地下鉄の改札は左側に切符を入れる仕組み。 案の定アタクシは右側に入れて、通れないナァと四苦八苦していたら、相方が 「マドリードでオバチャンが逆だから気をつけろって言ってたのに、早速やってる。」と鬼の首を取ったかのように得意顔 (ノ`△´)ノキィィィィィィッ アタクシがガイドブックで目をつけていた紙専門店「パスタス」。 センスのいい蔵書票やら便箋やら目移りするほど揃っている。クレジットカードを使えると知った瞬間に買い物熱が復活。スペインの熱波やら山火事並みに熱く燃え上がり・・・ せっかくだから免税になるまで買おう!と調子に乗って90.7ユーロ分カードで購入。 それにしてもこの暗算能力、我ながら素晴らしいわ。免税は90.15ユーロ以上が対象なのよ。 先生とケンカして1年しか続かなかったけど、小学校のとき公文式をやっていた甲斐があったってものだわ。 しっかりと免税の書類も作ってもらって、上機嫌♪ これらのお土産はいずれ開業する(予定の)「笑琳舎」で、紅ずきんのスーベニイル(スペイン版)として商品化するのよっ。 いい加減疲れたし、お腹がすいたのにスペインではだいたいのレストランが8時すぎじゃないとオープンしない。 アタクシ達は8時になるまで夕食難民となって街中を漂流~ シエスタの習慣もなく、夕食時間が早いニホンジンには厳しい状況でございます。 ようやくカタツムリがトレードマークの「ロス・カラコレス」という老舗レストランに入ることができました。 パンの形もかたつむり。エスカルゴ料理やシーフード料理が得意らしい。 でもこちらは小食な日本人だし、人数も2人きりなのでイカ墨のパエリア、サラダ、チーズと炭酸入りの白ワインCAVAを注文。 しかしこの店、やたらウエイターやらマネージャーやら、うろうろしているオジサンが多いのよね。 確かに店内も奥行きがあって、2階もあったりして結構広い。それにしてもヒマそうなオジサンがいっぱい。 パエリアと一緒にずきんの撮影をしていると、志村けん似のおじさんウエイターが 「ライス、ライス。ポキート、ポキート」と言って、ずきんに食べさせる真似をしてくれました。ノリのいい人だわっ! それ以来ずきんは「スペインでモテちゃって~♪」と調子に乗って自慢してます(;´Д`) 「ポキートってどういう意味~?」 帰り、にわか雨に降られ、慌てて乗ったタクシーはやはりホテルの場所が分からず。 しかもスペイン語オンリーで、老眼ときた。 それでも必死に地図を見たり、車から降りて道を探しに走ってくれたりして、ようやくホテルに到着いたしました。 仕事とはいえ、お疲れ様でした。 スペイン旅行記、最初から読んでみたい方はコチラ からどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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