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テーマ:旅のあれこれ(10269)
カテゴリ:大和撫子計画
鮮やかなアオザイを着た美女が2人。
「アジア雑貨屋のDMかっ!?」と思ってよく見ると、ベトナム旅行から帰ってきた友達だったのよ。 ベトナムにもあるのですね、変身写真。 何を隠そうアタクシも変身写真好き(コスプレとはまた別物?)です。 中国で3rdアルバムまで撮りました(´~`●)ヾ 最初は「中国では年頃の娘さんはキレイにお化粧をして、ドレスを着たりして記念アルバムを作るのが流行っているらしい」というウワサを聞いて1人で乗り込み、次からはアタクシの1stアルバムを見た友達が旅の土産話に撮りたいということでそれに付き合い・・・ これは派手好きな中国で結婚記念の豪華アルバムを作るところから派生した習慣。 少女芸術写真部(もう少女って年齢じゃないけどね)みたいな名前の専用部隊が写真館にはあります。 成人式の写真を撮るみたいな感覚なのかしらね。 衣装がチャイナとかドレスとか3,4種類選べて、20~30ページ(値段によって枚数が変わる)のアルバムになって出来上がってくるのよ。 お店によってはパネルに引き伸ばしとか、写真たてのオマケ付き。 そしてお値段が1~3万円くらい。 この化粧技術(というより施術?)がものすごい。 まずメイク担当の人がかなりの確率ですっぴん&ヒゲ(女性なのに)。 向こうの方は自然派なのね。顔の産毛はお手入れしないみたい。(今は多少状況が変わっているかもしれませんが) ファンデーションの厚塗りはもちろんのこと、アタクシの一重のような奥二重のようなはっきりしないまぶたに、細~いテープを貼ったり、ボンドのようなものでくっつけたりして、にわか二重を形成。 付けまつげを2重3重に貼り付け、まばたきをする度にバサバサするのよ。 眉毛は限りなく細い・・・ 友達に「眉毛の形は化粧をやってくれるお姉さん(時にはおばさん)と同じ形になるよ。」と忠告されていましたが、まさにその通り。 中国的な細眉が出来上がったワ。あぁ日本ではヤンキー・・・ 至近距離で鏡を覗くとベルバラかドラッグクイーンのよう。 こんなので、本当に大丈夫なのかしら? 不安と緊張感でドキドキしながら写真スタジオへ・・・ カメラマンとともに「演技指導」の人がいます。 演技指導の人(時にお兄さん)と同じポーズをとれば、写真栄えする素敵な格好になるはず。 なのですが、アタクシ体が硬いのよね。 無理な体勢をとり続けていたせいか、体のアチコチが攣りそうになったわ。 数日後に写真が現像され、その中からアルバムに載せたい写真を選ぶのです。 ところが写真になって出来上がってくると、何とも自然な美女(自分で言うのもおこがましい)が、そこには写っておりました。ポーズは少々不自然なのもありましたが。 あの整形に近いメイクがウソのよう。 客であるアタクシよりも、店のおばちゃんの強引なチョイスによってアルバムは完成されるのであります。 果たして完成したアルバムは・・・ 見慣れたはずの自分の顔が、まるで別人のような。 ベースは自分→中国美女マスク装着!みたいな。 あぁ顔のホクロが全て消えている(゚◇゚;) そんな技術まで、あったのね。 嬉しくなって、友達に見せると「すげ~!どっちが本物!?ちゃんとやればここまで出来るってことだよなぁ」って(;´Д`) 女子はほとんど「自分もやってみたい」と言いますね。 そして中国人の先生は 「これはあなたに似ているみたいですね。」 と微妙な感想をくれました。 写真は本文とは全く関係のない、スペインで買ったキラキラネックレス(ミハエルネグリン風) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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