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テーマ:本のある暮らし(3292)
カテゴリ:開業日誌
目録がなかなか増えないちょっと怠惰な『古書店 笑琳舎(しょうりんしゃ)』です。
紙の宝石と呼ばれる蔵書票。 いざ買おう!となると、どこに売っているのかしら?と疑問に思っていました。 切手蒐集のようなコレクションとしての蔵書票もそうだけど、実用としての蔵書票。しかも、デザインが可愛くなければダメ。 そこで、駆け出しとはいえ古本屋の店主であるアタクシが乙女が喜ぶような(=自分が欲しい)蔵書票を作ってしまおうという考えに至ったのです。 その前に目録を増やしなさいというご指摘もあるかもしれませんが・・・( ゜Д゜) そこで白羽の矢を立てたのが、大学時代からの親友造舎(ツクルヤ)。 彼女は版画のコンクールでの入賞経験を持つアーティストですわ。 毎年、彼女から来る年賀状はカッコイイ版画ですのよ。 版画のみならず、最近では手描友禅でもさまざまな賞を獲っております。 アタクシが着物の世界に足を踏み入れたのも造舎の影響・・・ 学生時代から「タダモノではないな」と薄々感じていましたが、卓越したデザインセンスの持ち主って実在するものなのですね~ 普段の生活はアタクシと変わらず、一緒に先輩の卒業式の最中に「赤福」を食ったりしていました。 その後、下北沢で第二の共同生活(第一の楽しくも恐ろしい共同生活はカレー事件・暗雲参照)のパートナーの一人。 下北の共同生活、エアコンはなかった(相変わらず出稼ぎ外国人っぽい)けれど、比較的穏やかでしたワ。 梨木香歩 を読むと、当時を思い出します。 そんな造舎の作った「蔵書票」の画像が届きまして、アタクシは興奮しております。 あまりにも素晴らしい出来だったので。 一枚一枚手作りの版画作品なので、価格設定は若干高めになるかもしれません。 額に入れて飾っておきたくなるほどステキなのよ~(←勿体ぶっている) 準備中ですので、4月になったら商品をアップします( ̄◇ ̄) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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