☆乙女心にずきん☆

結婚式の当日は予報通り朝から雨
昔から「雨降って、地固まる」って言うし、披露宴だけ出席のアタクシ達にとってこの天候はさほど気になりませんでした。

ただし式に出席する花嫁花婿、ご両家の親族は大変だわ～
神社⇒式場の移動もあるし。
そう、富子は神前式を選んだらしい。
身長170cm（自称168cm）はあろうという富子があの巨大なヅラをかぶったら、180cm級のさぞかし立派な花嫁ができる。
そう考えていたら、シャチ子は「履物も合わせてトータル190cmは超えるんじゃない？」とさらに大きく見積もった。

会場であるＦハイツ。まるで木造アパートのようなネーミング。
その名を裏切らないある意味ステキな？場所で・・・
結婚式が入っているにもかかわらず、違う部屋ではどこかの法事をやっていたり、クロークのおばちゃんが
ふた昔前の工藤静香みたいな前髪だったり、アタクシとシャチ子は「あのウエディングケーキが本物かどうか？」
にばかり気を取られていました。


出席者は富子の友人と両家の親戚（会社関係、新郎の友人はいない）というアットホームな感じで、新郎は照れくさそうにしていたけれど愛想もよく、富子も始終嬉しそうにしていたのでアタクシとしても幸せな気分。
この歳になると出席している友達もこなれたモノで、しかも新郎の友人もいなかったという理由もありキャピキャピ感の薄～い会場内でしたワ。ほとんど普通の飲み会みたいなノリ。この歳のわりに未婚者が多かったのになぁ（ ゜Д゜）ﾎﾞｿｯ


さて、余興の歌ですが・・・
「君だけに」（少年隊）は結局、最初から最後まで音程が定まらず散々な結果で（ﾟ◇ﾟ；）
（一部冷ややかな）笑いは取れたはず。
やっぱり、１回はカラオケで音合わせくらいしておかないとダメだったわ。と少し反省。
明らかに少年隊よりもヘタクソだったヽ(┬д┬)ノ
男性グループの歌を選曲した時点で間違っていたのかしら・・・
今度、余興で歌う機会があったらＰＵＦＦＹの「たららん」にしとこうカナ～などとめげずに考えていたアタクシなのでした。




披露宴がお開きになると、テーブルのお花をいただけますよね～
アタクシは帰りの荷物（前日に調子に乗って古本屋で３冊も買ってしまった）を思うと、とてもそんな気分になれませんでしたが、お花が大好きなシャチ子は可愛くて、これから咲きそうなバラなどを吟味しておりました。
ふと、とる子を見ると・・・
高砂に飾ってあった胡蝶蘭を２本とも確保し、中でも一番大きく咲き誇っているユリの花までつかんでいる。
「とる子の選択って、まるで幼稚園児のようだね」とシャチ子に指摘され、
ニョーンと伸びた蘭の花をブンブン振り回しながら「そんなことないよ～」と弁解していた。

アタクシは知っている。とる子が植物を枯らす名人だということを・・・