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カテゴリ:大和撫子計画
週末、それほど猛暑でもなかったので今年初の浴衣を着てみました。
これは数年前、着物にハマってから一番最初に誂えた浴衣で、うずまき具合から「バカボン浴衣」と命名したヤツです。 兵児帯を結ぶとますますバカボンっぽい着こなしになるので、とりあえず半幅帯で水玉づくしにしてみました。 襟元には今年ようやく入手したレースの飾り襟を・・・(実はレースの足袋も着用) バカボンならぬ「バカピョン」のような浮かれた雰囲気が嫌いじゃありません。 浴衣を着て出かける所と言っても、図書館くらいなので雨が降らないうちに図書館に行って帰ってくると、ものすごい嵐(雷雨&突風) 干してあったシーツや夏がけをとりこんで、ギリギリセーフでした。 やれやれと(浴衣のまま)寝転んでいると、シャチ子からメールが。 「そっちで突風でテントが倒れたってニュースになってるけど、大丈夫?」 確かに外はすごい嵐だったけど、地元で祭りか何かやっていたのかね( ゜Д゜)? シャチ子にポツポツと返信メールを打っていると、今度は紅母から電話がかかってきて、 「あ、居たね。じゃあよかった。」とだけ言って切られそうだったので、 「さっきもシャチ子からメールが来たよ。地元で何かあったらしいね。」と聞いてみると、港付近で開催していたナントカフェスティバルの会場が突風に見舞われて、テントが吹き飛ばされ死傷者が出たという。くわばらくわばら・・・ アタクシ、夕立だとか嵐の前触れにはわりと敏感なうえ、雷の鑑賞は屋内派なので大丈夫でした。 次の日たまたま会場付近を通りがかったら、パトカーなどが来て現場検証みたいなことをしていました。 さて、犀星苔をゲットしたアタクシは盆サイゾー師匠に腐葉土をもらいに行こう!と思い、教えてもらった携帯番号にかけてみたのですが、通じない(´-ω-`) 「・・のおかけになった電話番号は電波の届かないところにおられるか、電源が入っていないため・・・」のアナウンスが虚しく流れるばかり。 サイゾー師匠、この暑さで参っているんじゃなかろうか? 前に病院通いをしているみたいなことを言っていたし・・・ 次の日、気を取り直してかけてみると、 「おぉ。毎日暑ちぃなぁ・・・」と言って、出たので一安心。 水を張ったお猪口(中国の仙人つき)に浸した犀星苔を持って、師匠の家に向かいました。 「ほう、苔をもらってきたってか・・・コレは腐葉土でもいいけど、このムソーの土(というのがある)をからめてやったほうがええの。それで水気を切らしちゃあかんで、腰水にしとくんやな。」 腰水というのは苔の入った植木鉢を3分の1くらいの高さまで水を張った一回り大きな深皿につけておくというやり方だ。 (光の加減かな・・・若干緑色が退色しているような気がしないでもないが、枯れてはいないのでOKだと思うことにしよう) 「これなら、苔の根っこの部分が干からびることはありませんね・・・ところで、昨日もお電話したんですけど、電波が届かないか電源が入っていないって言ってましたよ。」 「昨日か。昨日はアレだ、苔を採りに山に入ってたさけ、通じんやろなァ。そりゃ電波も届かない山深いところやしのぅ。」 ガチで電波が届かないところにいたのかっ(゚◇゚;) あのアナウンスの時って、ほとんどが電源系、電池切れ等のアクシデントじゃないの? 「はぁ・・・携帯が圏外とは、それはまたすごい山奥まで行ってたんですねぇ。」 「ほうや、(盆栽の会の)会員からも夜電話がかかってきて、『会長、昼間電話したのに通じませんでしたよ!』って言ってたなぁ。ははは」 「あ、軽井沢でもらった苔が増えたら師匠にもあげますよ。」 「そりゃええな。枯らさんでくれよ。」→ちょっとプレッシャー。 ふと庭を見ると、前回アタクシが絶賛していた白くてフワフワとした草が大量に入荷されていました。 「あ~これ。白いやつ!」 「朝霧草(アサギリソウ)な。前にこれがいいって言っとったやろ。それでたくさん買うといたんや~」 おお師匠!覚えていてくれたのね~ 「ま、今度の(老人)教室の教材にしようと思っての。紅さん、作るんやったらいくつか取っておいてやるさけの。」 「ぜったい作りに来ます!取って置いてください!」 ということで、また苔玉をこねることになったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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