「高速増殖炉もんじゅ運転再開」
ここ1,2週間、地元のニュースではこの話題で持ちきりでして、地元キャスターも全国ネットのキャスターも「コウソクゾウショクロモンジュ」を連呼しているのですが、この早口言葉のような単語の羅列、よくぞあれほど滑らかにカツゼツ良く言えたものだなぁとアタクシは感心して聞いています。
と、同時に誰かカミカミになるキャスターはいないものか?と耳をダンボにしてチェックしております。
一方アタクシは非常にカツゼツが悪く、ダラダラとしたしゃべり方をしているので、発音できません。
「コーショクドーショクリョ、ミョンジュ」みたいな(ある意味フランス語っぽい)感じになります(-公- ;)
「高速、増殖、炉・・・もんじゅ」と区切ってゆっくり発音すれば、できます!
で、また何か事故があっては(命が)危ないので、とりあえずこの週末は極力窓を閉めて息を潜めておりました。←密閉したコンクリートの建物に避難していると(少しは)放射能汚染から逃れることができるらしい。
原発を抱えるイナカ町では原発のことを「ゲンパツ」と呼ばず、なぜか「ゲンデン(原電)」と呼ぶようです。(一瞬、何の略かと思ったけど、「原子力発電所」の中途半端な略なのですかね。)
全国的には、あの建物というか装置のことをゲンパツという名で通っていると思うのですが、地元ではあまりヤツのことをそう呼ばないですねぇ。
ゲンパツ=放射能事故を引き起こす厄介な施設
ゲンデン=原子力でもって電力を供給する会社
何となく呼び方にそんな住み分けがされているような気がします。
なので、ヤツのことを悪く言う(&自虐的に言う)ときは、「ゲンパツ」と呼ぶようです。
例)「ここらにはゲンパツくらいしかないもんで、地元の名産は電気やな。」
しかしソコで働いている人や、関連企業で働いている人も多いので、(そういったオトナの事情からか?)「ゲンデンさん」と敬称(?)付きで呼ばれることもままあるようです。
米軍基地にしても原発にしても厄介な施設の受け入れ先っていうのは、いつも問題になるわけで、「もしも」の時の被害が甚大なのと引き換えに、(補助金やら経済効果やら)それなりの「利」もあるようで・・・
事務所の社長なぞは冗談か、半分本気か、
「基地もここに作ればええ。そしたら仕事も増える。」と言ってました。
原発と米軍基地を抱え込んだ日本海側の町ったら、真っ先に某国の標的にされるでしょうなΣ( ̄▽ ̄;)
ちなみにこの辺りの道路の県境(?)には遮断機が設置されていて、面目は「大雪や土砂崩れなど自然災害時の二次災害(?)に備えるため」とのことですが、住民のウワサでは「原発事故が起こったときに、放射能汚染を広げないように(住人の移動を規制して)隔離するため」(←多分コレが本当)なんだとか。
「そんなのコワいじゃん、コワいじゃん・・・」と言っていたら、「何かあったときには心配しなくても大阪あたりまでは放射能が広がってダメだろうから、どこに住んでいても一緒だ。」と説得されました。
あぁ、オソロシ