テーマ:イギリスのクリスマス(2)
カテゴリ:おでかけ
クリスマス用品を販売するクリスマス・マーケットは暗くて寒いヨーロッパの人にとって楽しみの一つ。
ドイツやベルギーなどのクリスマス・マーケットは有名だが、ここイギリスのバースでも三角屋根のストールが立ち並ぶ。 バースのクリスマス・マーケット は12月11日(日)まで開催されている。 バースは英語ではBathと書く。 そう、「風呂」のバスである。 この地は旧くは紀元前にローマ人によって築かれた温泉場だ。 ロンドンと結ぶ鉄道駅の名前もバース・スパ駅(バース温泉駅)。 現存する浴場跡はヨーロッパでも有数の古代遺跡である。 ローマン・バス博物館 758年創建のバース寺院の北側にショッピング街があり、アンティーク用品の店もとても多い。 クリスマス・マーケットはこのバース寺院を囲むようにに立ち並ぶ。 三角屋根のストール(売店)が軒を連ね、クリスマス用品、日用品、アクセサリー、写真や絵などアート、そして食べ物を売っている。 ホットワインで体を暖めながら、ストールを一軒一軒見て歩く。 「ヘンゼルとグレーテル」と言う名前の小物を売るストール このホットワイン、というのは、イギリスではムール(ド)ワインと呼ばれ、スパイスが入った暖かいワインで体が温まるので夜店巡りにピッタリ! クリスマス・ストールではあちこちでこれが売られており、各国の名前(ドイツではグリューバイン、フランスではヴァン・ショ)でお客の呼び込みをしていて賑やかだ。 大人も子供も目一杯クリスマスを楽しむ。 小腹が空いたので、ソーセージを食べることにした。 ソーセージも、ドイツ本場のもの、イギリス式ぐにゅぐにゅ、と色々売られていた。 オーガニック牧場直送のソーセージは早々と売り切れ。 私達はドイツの豚肉100%、と謳ったものを食べてみた。 歯切れよく、ジューシーで美味。 色々とストールをひやかして、結局クリスマスのリース(ヒイラギやモミの木の枝など天然素材だけで作ったもの)とフォト・カードを買った。 エイヴォン川のほとりに広がるバースの町並みは美しく、今度は是非明るいうちに訪れてみたいと思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.12 09:15:20
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