ワンルームマンション投資9
ワンルームマンションは4月になっても入居者が決まらない。不動産屋を訪ねて、反応を聞いてみると、「ここ数年になく反応がありません。隣の駅の周辺がアパートが沢山建って、そちらに流れているようです。このままだとなかなか厳しいです。」なんとも自信のない反応。4月にはいってしまったので、学生需要は終わってしまった。何とか入居者を確保しておきたい。そこで、「今から入居される方はどんな人が多いのでしょうね。とにかくどんな方でも反応があったらすぐに知らせてください。条件は相談に乗りますから。」そうお願いしておいた。5月に入り、まだ決まらず。6月に入っても決まらない。厳しいな~。9月のシーズンまで決まらないかな。空室が出ると本当に落ち着かないものだ。これもまた不動産投資ならではの悩みだ。クロスの色変えたほうがいいのかな。何か手がないかな。そんなふうにいろいろ考えていると不動産屋から連絡があった。「女性のお客様で、お部屋を気に入っていらっしゃいます。家賃を40000円ならすぐに決めてくださるとのことです。いかがいたしますか?」40000円とは厳しい条件だ。でも空室のままだとどうにもならないし、どうしようかな~。前の入居者さんの家賃は46000円で管理費が7000円。手取りは39000円。1,2月と3月の約半月分家賃で100000円。今度の家賃が40000円だと、管理費を引くと33000円の手取り。6月の半分と7月から12月までの6か月分214000円。合計314000円の家賃収入だ。去年より1割強少なくなるが、この程度なら何とか許容範囲か。来年からも入居募集が厳しいと考えられるので、ここはとにかく、入居者を確保しよう。次の日、「条件はそちらの希望通りにいたします。お声をかけていただき、ありがとうございました。入居の手続きのほどよろしくお願いいたします。」と返事をした。何とか入居してもらえた。素直にうれしい。でも何か事前にできることはなかったのか。来年に向けての課題である。これ読んで勉強しよう。