りょう　です。

りょうです。
３０歳。最近あんまりエッチしてない内縁の妻。


さて、たけしくんがイマイチだったとこだけどね。



■私服に着替えたら、英字シャツだった！

　英語の新聞が一面にプリントされたかのような、むかしの田舎のチュウボウが着てるような、なつかし～いアレ。
　いっそのこと、ずっとスーツでいて！

あたしの対応
　「今度からそれ着てたらあたし、会わない」



■セカンドバッグを小脇に抱えてた

　おっさんか、あんたは。

あたしの対応
　見てみぬふり（英字シャツで文句つけたから、ほかはやめとこうと思った）



■酒がまわってから口説き始める
　
　しかもなんだかうぬぼれぎみ。

あたしの対応
　男のテンションがあがるにつれて、こちらはしらけていく。　(気づかない男のみじめなこと！）



■公務員だった
　　
　最初からわかってたことですが。

あたしの対応
　あまりに「ビジネスセンス」が違うので、驚きたまげた。



■セルシオに乗ってた

　ばくちで大勝ちして買ったんだってさ。ランク上のやつね。

あたしの対応
　「おやじぐるま　じゃん」



■女性経験が少ない、そしてそれをあたしに言う
　でも女を追いかけてアメリカに行ったことがあるんだって。

あたしの対応
　「へー」


■あたしが徹夜中に酔っ払って電話してくる
　超元気に「風邪ひいて頭いたい～」とか言う。
　じゃぁ酒飲むなよ。

あたしの対応
　「うっそー大丈夫？　熱あるんじゃない？」



■メール受信にお金がかかるから送るなと怒る
　徹夜中にたくさんメールを送ったら、翌早朝、クレームの電話。
　「あのさぁ、つまんないメールでも受信するのにお金かかるんだよね」

あたしの対応
　「ごめんごめん、知らなかったのよ」




　まだまだあるけど、こんなとこ。



　結局、たけしくんは一回のエッチのみで、地元にもどりました。
　たけしくんの方には、「遠距離のスタート」ってムードがありあり。

　でもその気のなかったあたしは、電話をくれた彼に、うっかり言ってしまいました。


　「同い年の男友達なんていないよー。たけしくんだけだよ」


　たけしくんだけだよ、はよかったけど、その前がいけませんでした。　

　たけしくんは　
　「そんなさびしいこと言わないでよ」
　って言った。

　あたしは実は、まだ自分が「男友達」って言っちゃったのに気づいてなくて（救いようがないねｗ）、なにが？　って聞き返しちゃった。


　「だって、今、なんて言った？」
　と、たけしくん。


　さすがのあたしも、ここで気づいたんだけどね、えーい、もうシラをきりとおすしかないわい！


　勝負！
　
　「たけしくんだけだよ（強調）、同い年」
　
　さりげなく無邪気な声で言い換えてみた。

　だめか？

　だめか？

　どうよ？

　たけしくんは少し沈黙した後、「そっか。じゃあ」とイキナリ電話を切りました。

　ああ、だめだったか。
　あっはっは、失敗。

　そしてそれっきりです。


　こんなに好きになれない要素が多いのに、たけしくんをひきとめようとしたわけはね、世間体かな。
　彼氏がいないよりは、いるほうがいいと思ったの。
　たとえ英字シャツ着てても（笑）、離れてるから友達にみられる危険はないしね。
　
　あ、でも、悪かったのはセンスだけで、顔はかっこいいです、たけしくん。
　おとこ組のメンバーに似てる。

　あと正直に暴露しちゃうと、エッチ。
　もう一度、ちゃんとしたかったなぁって思ったよ。
　何回かやれば、奥深くなっただろうにね。

　フェラしたときに、たけしくんは「あんあん」あえいでくれました。
　そして
　「風俗よりうまいよ！」
　って大感動。
　あーあ。
　もっともっと、もだえさせてあげたのに♪