EDGUY
EDGUY w/六翼天使 2006.3.21. 九龍湾国際展貿中心◆セット・リスト (最後の方はうろ覚え…) Catch of the Century Sacrifice Babylon Lavatory Love Machine Rocket Ride How Many Miles Drum solo Superheroes Vain Glory Opera Save Me Mysteria Avantasia King of Fools ◆会場前回の STRATOVARIUS と同じ会場で、STRATOVARIUS の盛り上がりから今回のライブも期待していたんだが…あぁ、なんと少ない客の入り…。なんとか100人は入りましたぁ、って感じだろうか。どうしよう?せっかくドイツから来てくれてるのに、こんなにシケシケじゃぁ…(T∀T)今回は香港在住のロック仲間のMr.レインボー(仮名)とMs.メイデン(仮名)と参戦だ。なぜかレインボー君は、Lavatory Love Machine の歌詞をプリント・アウトしてライブ会場まで持ってきており、「今日は Lavatory Love Machine 演るよね?これ大好きなんだ、これだけは歌おうと思って予習してきたよ」 などと のたまう。なぜに Lavatory Love Machine なんだ…。いいよ、今日は演るよ、その曲。Lavatory Love Machine に全身全霊を傾けてくれ、レインボー君。今日もカメラ・チェックだ。どうせ思いっきり撮り放題になってしまうくせに生意気だ。もちろん私はカメラもMDも持ち込んで音と絵で記録しまくってやる~。そして、今日も自由席なので、ダッシュをかまし、最前列ゲットだ!やったぁ。しかし、なんと言っても今日のライブの特筆すべき点は、なぜか会場にかすかにドリアン臭が漂っていた、ということだろうか。なぜにドリアン臭…!?(゚∀゚;)私の気のせいかと思えば、一緒にいた Ms.メイデンもドリアン臭を感じていたので、気のせいではなく、誰かが密かに会場にドリアンを持ち込んだものと思われる…。誰やね~んっ、持ち込んだ奴~っ!!EDGUY のライブに~っ!!(゚Д゚#)ここで一句 : 悲しいな エドガイ・ライブに ドリアン臭 ※季語:ドリアン次回は入口でカメラ・チェックの代わりにドリアン・チェックをしてくれることを切に願う。 ◆前座台湾のメロデスの 六翼天使(SERAPHIM) が今日の前座だ。ナイス~!以前、沙田大会堂で LABYRINTH が演ったときは、中学生ぐらいの香港少女が白いフリフリのスカートを履いてステージで1人ギターを弾いていた。文化祭か。これが前座だ(T-T)更に、ホンハムで六翼天使が演ったときも、地元のアマチュア・バンドが前座で出ていたが、やはり70%文化祭だった。そんなことを思えば、今回はとてつもなくおいしいライブのような気がしてしまう。日本では、HELLOWEEN と DRAGONFORCE が一緒に演っている!なんてことはあぁぁ一切考えないことにしよう、一切…!!(※私はあらゆる関西弁の動詞の変化と、あらゆるメタル系のバンド名をPCに単語登録しているが、「はろう」 で変換したら HELLOWEEN よりも HALLOW’S EVEが真っ先に出てきた、って、何でこんなにB級志向なんだ、私のPC…??)六翼天使は、男声デス声と、元NIGHTWISH のターヤのような美しい女声Vo.による、男女のツインボーカルだ。美人だ(^-^)曲は良いんだけど、女声Vo.の方はよく音が出てるのに、デス声Vo.の方は全然音が聞こえない!もったいない、せっかくのツインボーカルなのに!しかし、激しい盛り下がり方…。みんなの目当ては EDGUY?まぁ私の目当ても EDGUY だから、いいんだけどね。ちょっと可哀相な六翼天使。そんなことより、私のすぐ近くの席で、ステージに向かってメロイック・サインではなく、右手で左手を掴み、頭上高く掲げている奴がいるではないか!おぉ、これは我らがマノウォー・サインではないか!白人のおっさんだ。やるなぁ、おっさん。しかも、六翼天使に向かって…(´∀`;)そいつと一瞬、目が合った。私も天高く掲げたマノウォー・サインで応えようかと思ってしまった。その後は、ステージよりも、その白人のおっさんが気になって気になって…。六翼天使では、適当に首を振れる曲もあるが、後の EDGUY 本番に備えてここはおとなしく体力温存しておく。◆ライヴ“Ladies & Gentlemen, welcome to the freakshow!” のSEと共に EDGUY の登場だ!うをを~、本物だぁ、しかもこの香港でぇ。最前列ゲットしておいて良かったぁ~(T∀T)メンバーは、ノリノリだ。立て続けに2曲、新譜からの曲を演った後、トビーのMCが入る。「ホンコン、どうしたんだ、声が小さいぞー。もっと大きい声で応えてくれー。台湾はもっとすごかったぞー。台湾に負けるな、さぁもっと君達の声を聞かせてくれー」あぁぁ、あまりの会場のショボさに、がっかりしているようだ(゚∀゚;)この人数じゃ、これが限界だぁ。メタル人口が少なくてスンマセン…。めげずにライブはサクサク続く。3曲目にライブ向きの Babylon、そして次に、キターー、Lavatory Love Machineだ、さぁ、思う存分歌ってくれ、レインボー君、出番だよ。冒頭の歌詞の 「…Brazil…」 の部分を 「Hong Kong」 に変えてトビーが歌う。トビーは暴れすぎだ。そんなに暴れて大丈夫か…??音も良いし演奏も良い。メンバーの機嫌も良い。イェンス、しぶいなぁ。客のノリも心配していたが、少ないなりに、前の方はノリノリだ。よかったよかった。私の隣の香港人男は、クレイジーな程ノリノリだ。つーか、クレイジーだ。すんげぇ体がデカイくせに、我を忘れて 隣にいる私に思いっきりアタックしてくるので、体の小さい私はゆっくりステージが見られない…。エルボーで応戦する。なんだか私の周だけ、とんでもないことになっているぞ~(怒)パンク系のライブじゃないんだから…(´Д`;)もはや、白人のおっさんにマノウォー・サインを返している余裕は無かった。MCの時に、私の隣にいた白人のグループがステージに向かって何やら叫んだ。「わお、みんな、聞いたかい?ドイツ語だ。ドイツ人が来ているよ!」トビーは大喜び。どうでもいいけど、隣の野獣男がすごくアタックしてくるので、ゆっくり見られない。エルボーをかまして応戦するが、誰か助けて~(T∀T)ジッと耐えていたのだけど、後半、急に静かになったと思えば、客の頭の上をゴロゴロ転がってどっかへ行ってしまった。よかった。どっかに行ってしまえ。後半に突入のドラム・ソロは、スター・ウォーズのダースベイダー(?)のテーマ曲のSEを使い、楽しいドラム・ソロを聴かせてくれた。再びトビーが、「ホンコーン、次回の僕達のライブのときには、君達の友達全員に宣伝しておいてね。それと、家族・親戚や、ペットにも。いいかい?」あぁぁ、客の入りが少なくてスンマセンっ。次回は、友達・家族・親戚・ペット・同僚・合気道の先生にも宣伝しておきますぅ。って、次回はあるのだろうか?無いような気がするなぁ(´∀`;)アンコールには、なんと、トビーのやっているメタル・オペラの AVANTASIA から、代表曲のAvantasia だ!あぁこの曲をライブで聴けるなんて!幸せですぅ。もちろん、一緒に歌えますぅ。ありがとう、EDGUY!ドリアン臭や客の入りの少なさにメゲず、最後までレベルの高いライブだった。そして、ライブが終わった後、レインボー君の声はガラガラに枯れていた。きっと Lavatory Love Machine を渾身をこめて歌ったのに違いない。 ◆おまけライブ後は、サイン会があった。やった~。前回、LABYRINTH の時と 六翼天使 の時にサイン会があったので、もしかして今日もあるかも知れないと、CDの歌詞カードを3冊持ってきていたのだ。Theater Of Salvation に全員のサインをもらう。ツーショット写真も撮る♪メンバーはライブ直後で疲れているだろうに、ファンに満面の笑みで応えていた。一緒に撮った私よりもトビーの顔の方がカワイイって、どーいうことよ!?レインボー君が「サイン会があったのかぁ、どうしよう、何にサインもらおう…何も持ってきて無いよ~。あ、このプリント・アウトしてきた Lavatory Love Machine の用紙じゃ、どうかな~」などと笑わせてくれる。それ、ギャグかよ(笑)「それって、あんまりだよ~。あ、じゃあ、チケットにサインもらえば?」「お、グッド・アイデア!」と言ってポケットから取り出したレインボー君のチケットは、ライブの間に見る影もなくグチャグチャのボロボロに変形していた…。あまりに可哀相だったので、私の持ってきた Hellfire Club の歌詞カードを貸してあげる。「これにサインもらえば?これ、あげるよ。後で、サインの入ってないレインボー君のHellfire Club の歌詞カードを私に返してくれたらいいよ」「わ、ありがとう~」と、いうわけで、プリント・アウトしてきたA4 用紙にサインをもらう、というマヌケな場面は回避できたのであった。→ へ。 日本へ行った「ついでに」香港にも来てくれてありがとう!