ビリヤード小坊主
→→ 西双版納では、ラオスほどではないけれど、結構な確率で坊さんを見かける。特に、小学生や中学生ぐらいの小坊主をよく見かけた。街中の至るところに、小さなお寺が点在しているようだ。皆、タイやラオスの坊さんのように、目にもまぶしいオレンジ色の袈裟を着ている。西双版納は、主にタイ族の住む地域で、ラオス・ミャンマーとも国境を接しているので、坊さん教育も盛んなのかも知れない。お寺や坊さん好きの私としては、ラオスの時のように、小坊主達とふれあいを持ってみるのもいいかも知れないぞ。(゚ー゚)!至る所で、小坊主達とすれ違うので、どこにお寺があるのかわからないが跡をつけて行けば、きっとお寺に辿り着くに違いない。…と思ってこっそり跡をつけていっても、なかなか思うようにお寺には辿り着かないのだった。なぜ??(´Д`lll)いつもなぜか小坊主達は、そこら辺の店に入ってお菓子を買い食いしたり、露天で串焼きを買い食いしたり、小学校に入って行ったりするのだ。仕方なく、小学校の校門なんかを写真に撮ってみたり…って、何やってんだか、私…。(´Д`;)至る所ですれ違うんだけど、広場で同級生らしき普通の子供達と普通に戯れて遊んでいる姿しか見かけないのだ。それでも、小坊主達は、鮮やかなオレンジ色の袈裟を着ているので、遠くからでもすぐに小坊主だとわかる。オレンジ色を密かにつけまわす、あやしい私達…。だいたい、いろんな所で、オレンジ色たちが、同級生と思われる普通の子供達と買い食いをしていたり、袈裟を腰巻にして、上半身裸で広場でバスケットをしていたり、同級生に混じって、嬉しそうにビリヤードに興じていたり、子供のくせにバイクで二人乗りしていたり(!)、君達、修行しなくていいのか、修行!オレンジ色なんで、目立ってるぞー。しかも、よく見ると、服装はオレンジ色の袈裟を着ているが、頭は完全な丸坊主ではなく、少し髪の毛が生えていて黒々としているのも居るぞ。…バッタモンか!?( ̄ロ ̄;)オレンジ色な人達は皆、出家していて、お寺に住み、お寺で食事をし、掃除をし、修行をする、俗世間から離れたもの、という私のイメージがガラガラと崩れていった…。まぁ、年齢的に言えば、みんな子供だし、学校にも行きたいし、行ったら行ったでサボりたいし、部活もしたいし、買い食いもしたいし、マンガも読みたいし、エッチ本も読みたいのかも知れない。(…そうか?)と、いうわけで、友達と2人で話し合った結果、西双版納の小坊主達と普通の子供達の違いは、ただ袈裟を着ているかどうかだけの違いなのではないか、という結論に達した…。→ へ