☆メガネのおさるさん広場☆

[私と天ちゃんの２０日間の戦い] カテゴリの記事

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• 私と天ちゃんと２０日間の戦い　そして・・・

  ９月１５日夜、抜糸をした。。。抜糸と言っても私の場合は糸ではなく、ホチキスの芯のような物が刺さっていた。。。先生に呼ばれ、処置室に入った。痛いのかなってドキドキしてガーゼがはがされた。目を疑った。え？何この金具は？？フラケンシュタイのようだったｗそれを先生が一個一個抜いていく。痛いと思って覚悟をしたが、毛抜きで毛を抜かれているような感覚。看護婦さんも先生も傷口が綺麗だと言っていた。ほとんど傷は目立たなくなるという。。。先生が傷口を見て笑顔で「美しい・・・」と言っている（笑）看護婦さんともう一人助手のような先生がいて、その傷口を褒めていると、先生は「当たり前じゃん俺がやったんだ」と、とても自慢げｗ初めて入院して私は笑った。二日後には退院できると言われた。９月１７日朝一で退院診察をして、今日が退院の日になった。後は生理が来るのを待って経過を待ちましょうという事になった。待ちに待った退院だった。周りの家族はバタバタしていて早かったと言っていたが私にはやはり長い入院生活だった。でも、自分自身の事やこれからの事を真剣に考える事が出来た期間でもあった。入院費なんどは全部含めて約２０万くらい・・・出産のためにこつこつ貯めていたお金も今回の入院で・・・泣また頑張ろう！！入院中はヒーに母に父に、義理の母、義理の父、職場の仲間、友達、沢山の人が面会に来てくれた。皆の優しさが本当に胸に染みた。。。みんな、本当にありがとう！！天ちゃんへ命を助けてくれてありがとう。今度は私が天ちゃんを守るからね。それまでお空の上で遊んでてね！！私は必ずあなたをこの世に産むからね。お空の上から見ててね！退院してからも鬱っぽい日が続いてる。。。夜も相変わらず寝つきも悪く生活が不規則になってしまっている。まだ、術後の傷が痛むため思うように動けなくて、家事もままならない状態。そんな自分にもイライラしてる。こんな風になるために天ちゃんに私は助けてもらったんじゃない。でも、もう少しだけ休養したら少しずつ少しずつ頑張るから。。。前を向いて歩いて生きたいな。。。大丈夫！私は一人じゃないもんね。ゆっくりゆっくり時間をかけてね＾＾いつか、嬉しい日記を書ける時が来るまで日々前進♪

  Sep 23, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その８

  自分の心の中を整理するために書き始めた。日記・・・長くなりすぎですね＾＾；この日記を最後まで読んでくださってる皆さん。本当にどうもありがとうございます。９月１４日この日夕方から母が面会に来てくれていて、売店へ買い物を行って病室に戻ろうとした時に担当の先生に呼び出された・・・そう。初めの手術の出血の検査結果が出たのだ。。。結果は出血の中にも妊娠組織があったとの事。よって、子宮外妊娠していた事が認められたのだ。。。結局、卵管からも組織が流れて出血の中にもあったとの事。今回は子宮外妊娠んで卵管からも子宮からも流れたとい事らしい・・・う～ん。。。説明を聞いていてもまったく難しい。これはめずらしいケースだと言われた。それくらいしか覚えていない・・・「子宮外妊娠」私が一番恐れていた言葉だった。。。その言葉を聞いた瞬間頭の中が真っ白になってしまった。心臓がバクバクいっていた。色々質問したい事が沢山あったはずなのに、何も聞けずにまたいつものただただ「はい。」と説明を聞いているだけだった。。。話を聞いた後病室に母と戻り午後６時で夕飯の時間だった。。。もう、涙で目の前が全然見れない状態。８人の大部屋なのに私はカーテンを母に閉めてもらってひたすら声を殺して泣き続けた。母がきっと沢山励ましの言葉を言ってくれていたのだろうと思うけど、私はもう自分の世界に入ってしまって、後から後からと涙が・・・周りに聞かれてるのは分かってるけど、そんなのどうでもよかった。私はまた子宮外妊娠をしてしまうの？子供を産む事は出来ないの？ヒーの子供を産んであげられないの？こんな自分が悔しい。ヒー、お母さん、お父さん、こんな妻で、こんな娘でごめんね。早くヒーの子供を産んであげたかった。それが私の夢だったから。お母さんとお父さんに早く孫の顔を見せてあげたかった。色々な思いが一気に溢れてきてずっと泣き続けた。冷静になれてなかったのだ。。。しばらくするとヒーが仕事を終えて会いにきてくれた。ヒーの顔見ても私は号泣。。。ご飯が喉を通らない・・・１０分前まではお腹がとても減っていたのに。。。母が、おかずの焼き魚をくずしてご飯の上に乗せてくれて、これだけでもいいから食べなさいと・・・面会時間がすぎ、母はとりあえずその日は帰った。ヒーはもう一度先生に話しを聞いてきてくれるという事で残ってくれた。「ご飯を食べないと体が回復しないよ？」「無理してでも食べないと」泣きながら、魚とご飯を口に含み飲み込んだ。ヒーが先生に話を聞きに行ってくれた。ヒーが１０分くらいで戻ってきた。私にはその時間がとても長く感じた。「なんだ。。。どうしてそこまでへこんでるか分からないと、呆れたように言う。」先生も「そこまで心配する事じゃない」と苦笑いしていたようだった。先生に聞いた話はこうだったようだ。１度子宮外妊娠をしてしまってもまたそうなってしまう隔離は普通の人から比べて1.2倍から1.3倍くらいの確立。私の場合卵管を傷つけた訳ではないし。。。こういう事はあまり言ってはいけないかもしれないけれど、よくある事。原因も不明。ただ、悲しいことに運なのだと言われたようだ。３、４ヶ月たてばまた妊娠してもいいとの事。その話を聞いてようやく少し冷静になれた。。。私が少し落ち着いたのを見てヒーは帰って行った。。。その後も一人になって不安になったけど、ここで負けたらダメ！！天ちゃんが私の命を救ってくれたのだ。もし、天ちゃんが会いに来てくれなかったら私は卵巣から出血している事も気づかず、危なかったのだ。皆は不幸中の幸いだと言ってくれた。もし、天ちゃんがいなければ、私はお腹の調子がおかしいと思いきっと内科や胃腸科に行っていただろう・・・私は天ちゃんと助けてあげる事が出来なかったのに、天ちゃんは私を助けてくれたんだ。そう思うとまた涙が止まらなかったんんだ。お母さんが子供を守るのは当たり前の事。私は天ちゃんに何一つ助けてあげる事で出来なかった。なんて、最低な母親なんだろう。。。悔しく、悲しくて、いたたまれなくて・・・消灯時間を過ぎても眠れずにずっと泣いていた。。。天ちゃんごめんなさい。天ちゃんごめんんさい。天ちゃんごめんんさい。天ちゃんありがとう！！天ちゃんこんなお母さんの所だけど、また戻って来てくれる？お母さん頑張るから！！お願い、天ちゃんをこの手で抱かせて、今度は私が天ちゃんの命を守りたい。この日の事も一生忘れられない日になった・・・また、涙が止まらない・・・つづく・・・

  Sep 22, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その７

  術後・・・体の回復に向けて頑張ってお腹が痛いの我慢して歩いたりしていた。まんまとホームシックにかかり私は毎日ワンワン泣いていた。初めはヒーや家族が帰った後にメソメソ。その次はもうヒーが帰る前くらいからメソメソ・・・こんなんじゃ、子供に逆戻りだ。。。お母さんになれないじゃないか！そんな自分にもイライラ。情けない・・・とにかく毎日毎日心細かった。ヒーは仕事が終わると１時間しか残っていない面会時間のためにわざわざ一日もかかす事なく会いに来てくれた。それが本当に私の励みだった。。。こんなにもヒーの大切さに気づいた事は無いと思うくらい・・・今までのわがままだった、私。。。こんな私をこんなにまで支えてくれてありがとうって。。。９月１２日朝はまた妊娠検査・・・とうとう朝から出血が始まった。内診をしてもやはり子宮の中には何も見えない・・・もう今の周期なら妊娠していれば見えてないとおかしいとの事。流産の可能性が高いとの事でした。でも、朝の段階ではまだ妊娠反応は陽性だった。。この日夜になるにしたがって出血の量も増え、生理痛のような痛みも出てくる。夜中にシーツを汚してしまうくらい出血をし、お腹が痛かったので痛み止めの座薬を入れてもらってそのまま眠った。。。９月１３日朝、トイレへ行くと見たことも無いようなかたまりがナプキンに・・・急いで看護婦さんを呼ぶと看護婦さんはそのままかたまりがついたナプキンを持って行ってしまった。。。はー。。。とうとう完璧流産をしてしまったと実感した。もう、何も考えられなかった・・・頭の中が真っ白だった。。。元気を出そうと朝食を食べている最中に看護婦さんがいきなり来て、今からご飯をストップしてと言われた。。。心臓がドキドキ。。。これから一体どうなるの？手術？検査？パニック状態に。。。でも、担当の先生は手術中だから待っていてくれと言われた。。。看護婦さんに呼ばれ処置室へ。。。超音波検査をして子宮の中から流れていると言われた。。。そう。流産だと言われた。初期の段階で妊娠組織が死んでしまっていて今流れて来ていると。この時点で流産だと言われて不謹慎なのは分かっているけど正直安心した。子宮外妊娠じゃなかったんだって・・・流産をしたという知人は何人かいてその後元気な赤ちゃんを産んでいるからだ。。。子宮外妊娠をしていたなら、またその可能性があるという事だ。子宮も結構綺麗になってきているから、処置はせずに薬だけで済む事になった。また、頑張ろう！！天ちゃんとはこれで本当にお空に行ってしまう。。。天ちゃんと私はこの日お別れをした。これですべてが終わったわけでは無かった事を私はまた後で知る事になる。。。病室に戻り天ちゃんとお別れをして泣いていると看護婦さんが来てくれた。忘れもしない日橋さん。。。この日橋さんという看護婦は本当に何度も何度も私を励ましてくれ慰めてくれた。流産は私が悪いんじゃない。赤ちゃんがこのまま育っても元気に産まれてこれないから、先に出て来るのだと・・・だから、辛いと思うけど、自分のせいには絶対にしてはいけないって・・また、泣いてしまった。優しさがとても嬉しかった。ヒーもこの日は早く面会に来てくれた。また、頑張ろうね！！まずは体を元に戻そうね！！沢山食べて早く元気になって退院しようね！って言ってくれた。私は本当にヒーが私の旦那様で良かったって心から思った。辛い事は何度も続かないよ！って友達からもメールが来た。その時は本当にそうだと思っていた。。。あの、手術の時の血の検査結果が出るまでは・・・つづく・・・

  Sep 21, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その６

  手術の心の準備をしていると、看護婦さんから呼ばれた。私は手術着に着替え、もう心臓がバクバク。。。私は、手術用のベッドに寝かされそのまま手術室まで運ばれた。ヒーも一緒に来てくれた。良くドラマで見るシーンのようだった。。。ヒーとバイバイをし、いよいよ手術室の中へ・・・手術室はとてもひんやりとしていた。。。もう、心臓がバクバク行っていて体の震えが止まらない。看護婦さんに声をかけられたがあまりどんな会話をしたのかも覚えていない。私は下半身麻酔で手術をすると言われていた。生き殺しだ・・・泣海老のように腰をまげ腰に何本か麻酔の注射を打たれた・・・だんだん、下半身が長い間正座をした時のようにしびれてきた。やはり体の振るえは止まらない・・・看護婦さんが何度も心配して声をかけて励ましてくれた。。。その後、少し気を失ってしまったようだった。。。気づいたら、手術は始まっていた。血を吸引している音と管が見えた。初めは途中で全身麻酔にするかもしれないと言われていたが、麻酔が効いてるせいか、私は少しが気持ちが楽になって麻酔科の先生にこのまま寝ないで、起きたままにして下さいと伝えた。天ちゃんとちゃんとお別れをしたかったからだ。。。手術中、本当にこれで天ちゃんとお別れだと思うとまた涙が溢れてきた。何度もごめんね。ごめんね。と心の中で謝った。精神的に私は参ってしまい、具合が悪くなってしまって結局私は麻酔で寝てしまった。ダメな母親だ。。。目が覚めたら手術は終わって、病室に運ばれる所だった。麻酔が切れてきていたのでお腹の切った後の痛みが早くもあり、また震えてしまった。やっと、個人部屋に連れて行かれ、家族と対面。ヒーと父と母と義理の母まで来てくれていた。皆、私を励ましてくれた。「良く頑張ったね！！」って・・・私は何もしてない。。。でも、皆が笑顔で私を慰めてくれた。この時点では私は右の卵管と卵巣を切除されていたと思っていた。意識がボンヤリして先生に話しを聞いたら左の卵管は無事だという事だけは記憶している。。。でも、その時私は全部の説明を聞き取れていなかった。奇跡が起きていたのだ。私は卵巣から出血していて、それは妊娠によるものではなかった。卵管は何の問題も無かったという。。。だから、卵巣の出血を止めるのと、お腹の中に溜まっていた血を取り除く手術だったのだ。卵巣からの出血でお腹に激痛があったのだろうと先生に言われた。でも、お腹の中の出血、血のカタマリが沢山あったようだ。それを肉眼んでは妊娠組織が分からないから検査結果が出ないとまだ分からないと言われた。この時点ではまだ、私の妊娠は継続されているかもしれないとう異例の事が起こっていたのだった。まだ、天ちゃんが私のお腹の中にいるの？？この時点で言えていた事は、妊娠継続か、流産か、やはり子宮外妊娠。天ちゃんは一体、私の体の中の何処にいるの？？手術の次の日、妊娠検査をしたら陽性反応だった。。。でも、不安。。。妊娠をしていたとしても、天ちゃんは手術で麻酔や痛み止めを受けている。大丈夫なのだろうか・・・しばらく、様子を見る事になった。。。私の体は一体どうなってしまってるんだろう。。。この時点での私は情けない事に自分の体の事で精一杯になってしまっていた。早く結果が、分かって欲しい・・・つづく・・・

  Sep 21, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その５

  診察室で悲しんでいるのもつかの間、看護婦さんが車椅子を持ってきて、私はそのまま母と別れ病室に連れて行かれた。８人の大部屋に行き私はそのうちのひとつのベッドへ案内された。ベッドの上へ私は座り込み、不安で胸が一杯だった。これから何が起きるのだろう・・・声を出して泣きたいのを我慢して、ずっと声を殺して泣いていた。我慢しても後から後から涙が出てくる・・・ひーひに会いたい・・・突然若い男の先生が現れた。私の担当の先生だ。今日の夜か、明日に手術をすると言っている。。。また「はい。」としか答える事が出来なかった。出来れば、手術前にご主人か家族の方に来てもらって下さい。それを言われ、先生はいなくなってしまった。不安で胸がはちきれそう。。。でも、私にはメソメソしている時間が無かったのだ。しばらくしたら、看護婦さんがまた来て、これから検査だと言う。採血を沢山して、それからまた車椅子でどこかへ・・・そしたらまた違う若い男の先生が来た。その先生と検査を回った。検査の前に色々と質問された。そしてまず、ＭＲＩとういう検査を約２０分した。その次にレントゲン、心電図という感じに。途中で先生に家族と連絡と取りたいと言ったらテレホンカードを貸してくれた。父の携帯番号しか暗記していていなかったので震える手で父に電話した。絶対に泣かないようにしないと・・・父の声を聞いたらまた涙が出てきてしまった。母は待合室にいるとの事、ヒーには連絡をしてくれていて今病院に向かってくれてるとの事だった。気を取り直して、そのまままた病室に連れて行かれる途中に母と会ったが、またすぐ検査。今度は担当の先生が超音波検査をした。痛いと言って泣いてもやはり止めてはくれない。歯を食いしばって必死で我慢した。そして病室に戻る前に今度は手術の説明。。。今日の夜、手術室が開き次第手術が行われるとの事。説明を聞いている時にヒーが来た。やばい。ヒーの顔を見たらまた泣いてしまうから初め目を合わせる事が出来なかった。先生は冷静に手術の説明をした。おそらく、右の卵管と卵巣は９０％の確立で切除する。お腹の中の出血を取る。私はこの説明でまたワンワン泣いてしまい結局あまり覚えていない。説明を聞いているヒーの顔を見るので精一杯だった。ヒーごめんね。お母さんごめんね。説明を聞くよりも私は心の中でずっと謝っていた。病室へ戻り母は一度家に帰った。病室でヒーと二人になり、何度も私はヒーに謝った。ヒーは何度も何度も私をなぐさめてくれた。「もっと早く気づいてあげられなくてごめんね。」「くーがずっと自分の体の事心配してたのに聞いてあげなくてごめんね」と・・・二人でいるのもまたまたつかの間、後２０分で手術があると看護婦さんが伝えに来た。一気に心臓がバクバク。。。そうだ、私は今から手術をするのだ。初めての手術。恐怖で体が震えてきた。本当に本当に怖かった。自分に余裕がなくなってしまい、天ちゃんの事も考えてあげられなかった。本当にダメな母親だ。。。天ちゃんとのお別れの手術なのに。。。少し冷静になってやっと気づく私。天ちゃんを連れてこのまま家に帰りたかった。本当に天ちゃんは天使になってしまうの？？つづく・・・

  Sep 20, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その４

  ９月８日結局前日は一睡も出来なかった・・・早朝から母に連絡をし、とりあえず実家に帰り、いつも通院してる病院で総合病院を紹介してもらうため朝一で母と病院へ行った。車の中で、睡眠不足と腹痛で苦しみずっと後部座席で横になっていた。病院に着き、先生との診察までベッドで寝かせてもららい、状況を話、総合病院を紹介してもらってそのまま母と二人で病院へ行った。１１時頃病院に着き、受付を済ませた。そのまま２時間半くらい待たされた。とうとう私の名前が呼び出された。ドキドキしながら診察室へ入った。女の先生だった。淡々と質問され私はドキドキしながら答えた。今まで産婦人科や婦人科に何度か行った事がるけれど、初めに診察を受けたこの女の先生はとても怖かった。ただでさえ、弱っているのにどうしてこんな思いをしないといけないのだろうと、涙を我慢しながら先生と話した。体の状態をすべて話した上でついに、内診。。。超音波検査をして、どうやら先生の様子がおかしい。。。その女の先生は看護婦さんに部長を呼んで来てと言っている。優しそうな男の部長さんが来た。何やらその女の先生とこそこそ話している。超音波検査でとても痛くて痛くて泣きそうで痛みを訴えてるのにごめんねと言って、一向にやめてくれない。その時男の先生の声で「子宮外妊娠だね」・・・・・・頭の中が真っ白だった。。。目に涙が溢れてきた。それからどれくらい経っただろう。。。痛みの涙と悲しみの涙をこらえながらしばらく超音波検査が行われた。。。女の先生が「入院しましょう。痛いの我慢してるの嫌でしょ？」私が「どうしても入院しないとダメですか？」と聞く。「この状態だと手術しないといけないからね」と先生は言う。涙が止まらなかった。まさか、自分が子宮外妊娠するなんて・・・カーテンが開き、部長さんがモニターを私に見せてくれながらゆっくりと説明してくれた。もう、私は質問なんて出来る状態ではなく、ただただ「はい。」とだけ答えていた。看護婦さんに家族の方と連絡が取れるか聞かれ、母が待合室にいると答えたら、母も診察室に呼ばれた。私も診察が終わり、母と先生の説明を受けた。おそらく、卵管に妊娠していて子宮には何も見えないという。右の卵巣と卵管が左と比べたら３倍くらいに腫れていて、しかもかなり出血をしていて、お腹の中にかなり出血しているという。手術をして、右の卵管、卵巣、お腹の中の血を取り出さないと危ないと言われた。私は一生懸命泣くのをこらえていたが、母の顔を見たら母も涙を流していて、それを見てもう涙が止まらなかった。ひーひ（旦那様）ごめんね。お母さん、お父さんごめんね。天ちゃんごめんね。。。つづく・・・

  Sep 20, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その３

  ９月６日朝起きて仕事の準備をして、これから出勤という時に急にお腹に激痛が・・・痛すぎて立てないほどだ。。。トイレに行って、何度も下痢をした。。。お腹の調子がおかしい・・・私はこの頃体調があまりよくない日が続いていて仕事も休みがちになっていたから今日こそは仕事に行かないと・・・とういう焦りもあったので痛いのを我慢していつもの職場に自転車で向かっていた。。。ところが自転車をこいでいてもあまりの痛さに冷や汗までかいてきて結局途中で職場に電話して、休む事にした。やっとの思いで家について布団に寝てもうずくまったまま動けない。トイレに行っては下痢のくりかえし。今までこんなに痛くなったことのないような痛みが襲った。でも、妊娠をしているから下痢止め胃腸薬も飲めない。私はひたすら我慢した。お昼になりようやくおさまり、病院に行こうか迷ったけれど、妊娠をしていた私は産婦人科に行ったらいいのか、内科に行ったらいいのか分からず、その日は様子を見てみる事にした。旦那さまが帰った後も相談したけれど、考えすぎだ大丈夫の一点張り。私が神経質になりすぎてるだけだと。ちゃんと話も聞いてくれない。私は不安で不安でたまらなかった。ネットでも沢山調べた。流産なのか、子宮外妊娠なのか。。。お腹の痛みは少しは治まったものの、ずっと重たい痛みがしてる。咳をしたり、くしゃみをしたり、歩いたりするだけで、その振動でお腹が痛い。今まで味わった事の無い痛み方をしていた。。。９月７日友達に症状を話し、相談したら出血をしていないならまず大丈夫だと思うと言われた。私も腸の調子が悪いと思っていた。お腹が痛くなるのは子宮が収縮しているからのはずと友達に言われた。実家の両親にも相談したけど、神経性の胃炎じゃないかって言われた。でも、やはり神経質な私は我慢できず、何かあったら怖いと思い、地元の産婦人科へ行った。たぶん、腸の調子が悪いと思うから整腸剤を出すからそれを飲んで様子を見ようとの事。超音波と、内診をしたけれど問題は無いからおそらく子宮外妊娠の心配はないと言われた。しかしやはりこの時期でも早すぎて子宮の中にはまだ胎のうは見えず・・・でも、問題は無いと言われ、あと３日くらいすれば胎のうも見えてくるはずだから、その頃に来るように言われた。私は安心して家に帰った。ご飯も食べ薬も飲んだ。これは安全な薬だと言われたけれど、やっぱり少し不安でお腹の赤ちゃんにごめんねと。。。その夜中、またあの激痛が・・・私は脂汗を沢山かき痛みに我慢していた。布団の中でうずくまったまま、何度もトイレに行っては下痢をしての繰り返し、やはり一向に痛みは治まらない。これは本当にやばいと思って、旦那様を起こして救急車を呼んでもらった。緊急隊員の人と相談して妊娠５週目だという事を伝えた。でも、昼間に産婦人科に行ったけれど問題は無いという事を伝えたら、家の近くの緊急病院の内科の先生のいるところに行く事になった。病院に着いて、結局、エコーと内診をしてもらった。そしたら、昼間内診された時は何も無かったのに、内診をしたらお腹や子宮の方に激痛が・・・涙が出る程痛かった。。。診察が終わってはい。もう帰っていいよ。え？？？先生はなる程、なる程って言っているのに何も教えてくれない。もらった薬を飲んで安静にしてないさいとの事。何かを分かっている様子だった。私が何を聞いても言葉を濁すだけ。「ただこれだけは言える。このお腹の痛みはこれからも何回も続くよ」と。。。「何でそう思うのですか？」と聞くと先生は「医者の勘」としか言ってくれない。私が「その場合は、産婦人科に行った方がいいんですか？」と聞くと「そうです」と言われた。何を聞いても先生は「まあ、そのうち分かるよ」「今の段階では何とも言えないから何も言われてないんじゃないか」とか不安になる事ばかりしか言ってくれなかったのだ。私は診察室を出て泣きながら旦那様にその事を説明した。旦那様な「近いうちに産婦人科に行ったほうがいいね」って言ってくれた。私は結局家に帰っても一睡も出来なかった。。。

  Sep 18, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その２

  ９月２日朝一で、地元では人気のある個人の産婦人科にさっそく母と行った。尿検査をしてドキドキしながら待っていると呼ばれて中へ・・・結果はやはり陽性！！先生に「早いのに良く分かったね。勘がいいね。」と言われて。でも、やはり早すぎるから超音波では何も見えなかった。。。また、一週間後に来るようにと言われ、その日は家に帰った。それとともに、よく聞く子宮外妊娠や、流産の心配が早くも。。。でも、なんとなく私には変な自信があった。何度か婦人科で検診や検査などをした事があるが一度も異常があるとは言われないから、きっと大丈夫だって思っていた。それでもこの頃早くもかなり神経質にになってイライラしてきて旦那様ともよく喧嘩をしていた・・・嬉しい事なのにどうしてこんな思いをしないといけないんだって。。。ネットで妊娠のこと沢山調べた。軽くノイローゼ気味になっていた。。。その日の夜、お腹が少し痛かった。。。下痢をした。９月５日いつも通院している心療内科の先生に妊娠の報告に行った。やはり私が心配なのは大丈夫だと言われていても薬を服用してる事。先生に何度も確認したけれど、やはり大丈夫だと言ってくれて、少し安心。。。でも、やはり先生に聞くと産婦人科の先生は何でも薬を飲んでいるのを嫌がる先生がいると聞いた。先生に総合病院を紹介してもらうか、初めに行った個人病院で診てもらう事にするか、少し考える事になった。。。でも、やはり心配だから総合病院にしようかな・・・と考えていた。旦那様が帰ってきてから相談してやはり総合病院にしようという事になった。。。

  Sep 18, 2005

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• 私と天ちゃんの２０日間の戦い　その１

  いつも通院している先生から妊娠の許可が出た☆その次の月・・・・８月２９日今まで生理が早く来る事はあっても遅れる事は無かった・・・でも、症状はいつもの生理前の症状とまったく同じ。胸の張り、腰痛、頭痛、下腹部痛、熱っぽい。。。早いのは分かっていたけれど、せっかちな私は我慢できずに生理予定日から３日後ドキドキしながら市販の妊娠検査薬を試してみた。結果はﾄﾞｷﾄﾞｷ・・・うっすらと陽性反応！！！たまたま旦那様は仕事が夏休み。寝ている所をたたき起こして見せた＾＾「見て見て！うっすらとだけど、これ陽性反応出てるよね？？」旦那様は以外と冷静で「そっか～頑張ってお金貯めないと・・・」私は一人でドキドキ！嬉しくて嬉しくたまらなかった！何度も何度もそのうっすら出ている縦の陽性反応のスティックを眺めていた・・・その後の悲しい出来事なんて予想もせずに・・・その日１日早くも不安と期待で胸がいっぱいだった・・・

  Sep 17, 2005

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