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カテゴリ:国際関係ニュース
中国☆進むアフリカ浸透2
人権抑圧で国際的に非難の高まるスーダン、ジンバブエなども、中国の積極的な外交攻勢の対象だ。 政府系の中国石油天然ガス公司(CNPC)などは、スーダンの油田開発にこれまで約40億ドルを投資し、石油輸入量の約10パーセントをスーダン産でまかなっている。 また、プラチナ埋蔵量世界2位のジンバブエでは、経済援助と引き換えに、働国産プラチナをほぼ独占できる契約を結んでいる。 中国のこうしたなりふりかまわないアフリカ浸透姿勢に対して、欧米諸国からは懸念の声が上がっている。米国の元駐ナイジェリア大使を務めたプリンストン・ライマン氏は7月、米連邦議会の米中経済安保調査委員会で「アフリカの独裁国家を支えている」と中国を激しく批判した。 ナイジェリア政府は9月、中国から総額2億5千万ドルで、中国製F7戦闘機12機などの調達を決めた。 ここ数年でアフリカに渡った中国移民が、約50万人に上る。 安価な中国製品の大量流入により、地場産業が打撃を受け、地元から中国の進出に反対する声も上がっている。 現地では経済秩序だけでなく、伝統文化も急速に膨らむ中国移民に破壊されたとの不満の声が多いという。 専門家は、「この勢いのまま中国のアフリカ浸透が進めば、地元との対立はいずれ表面化するだろう。」と話している。 産経新聞記事より抜粋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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