|
テーマ:エギング釣行結果(6)
カテゴリ:釣り記録
11月27日(日)、釣行当日。。
俺は、朝4時に叩き起こされた。。。 足で起こされるので、かなりムカついたが逆切れされると困るので、 にこやかに「おはよう」 その後、子供達も同様に片足で叩き起こされ、家族4人で自宅を出発。。。 いつもは、子供達は友達と遊びに行くのだが、この日は何故か釣行について来ることに。。 車をフルフラットにし、子供達の寝床を作り、いざ出発。。 現地までは、約2時間の長丁場。。。 途中、コンビニにて朝食を調達。 午前7時前、現場到着。 しかし、すでに先行者が。 ざっと、15人ほどか。。。 ふと、家族を見ると3人とも爆睡状態。 助手席の奥さんなどは、ありえない体勢で、口が開き、目は半開き、ごついイビキを掻いている。。。まるで、水死体だ。 「終わったな。お前。」 独り言をボソッといいながら、静かに、しかし迅速に任務を遂行する。。。 堤防によじ登り、全体を見渡す。 ふと、不思議なことに気づく。 全長約200メートルのテトラ付堤防で、広いのにみんな右側に固まって釣っている。。。 ほわっと? 俺の通った経験から言うと、左、しかも左端周辺。。。 はて?烏賊が右に集中してるのかな? それとも、何か別の理由があるのかな。。。。 いろいろ、考えてみる。 「少し、様子を見てみよう」 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 しかし、皆いっこうに釣る気配はない。。 もくもくと、シャクってるだけ。 しばらく、様子を見ていたが理由が分からないので、釈然としないままいつもの左端周辺を探っていく事にした。。 まずは、朝一ということもあって、偵察部隊として、昨日調達した「エギ王、ピンクの金テープ」を送り込む。 数投するが、反応なし。。。 カラーを換え、シャクリも俺の基本スタイルである多段のショートジャークにアレンジを加えてみたりしたが、いっこうにコンタクトはない。。。 しかたなく、特殊部隊を投入。 実績のあるダートマックスだ。。 がカラーが限られているのでかなり不安だ。。。 そして、その2投目。。 ラインに出たごく僅かな、 「ズレ」を俺は見逃さなかった。 すかさず、ロッドを煽る。。。。 リールが鳴く。。。「チリリ・・・」 確かに奴だ。。。 以前、自信げにあわせて根掛かりだった、とっても恥ずかしい経験があるが。。 こいつは、間違いない。 潮の抵抗もあり、一瞬「キロか?」と思った。。。 が、残念。。上がって来たのは、とても「キロ」には程遠い、敵の小型偵察機に過ぎなかった。。 そして、連発モード突入か。。。 遠くで、一斉に見ている視線を感じながら俺はそう思った。。。 しかし、現実は。。。俺の人生と一緒でそううまくいくはずもなく。。 反応が途絶えた。。 「一時、撤収したか?」 突然、携帯が鳴る。。。。 本部(友人自宅)からの、戦闘状況報告の催促だった。。 「釣れたかぁ」 「駄目や、そーとーシブい」 「やから、言うたやんか。。はっはっはのは」 「。。。。。。。」 少しムカついた俺は、言い返してやった。。 「事件は、自宅で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」 ブチッ(電話を切る音) <少し、古かったかな。。。>俺は、反省した。。。 その時、背後から声が。。。 「となり、いいっすかぁ」 ふふっ。。多分、さっきの2杯に、じっとしてられなかったのだろう。。 しかし、釣り人はみな同志。。 俺は自信ありげに「あぁ、いいっすよぉ」 貧乏人の悪いくせで、ついタックルに目がいってしまった。。 え゛ぇぇぇぇぇぇ! こ、これは。。。ダイワのエ○ラルダス、夢の10万円コンビではないかぁぁ! いいよなぁぁぁぁ(ヨダレ) 羨ましさと嫉妬の塊で、横目に見ながらもくもくとシャクリ続ける。。 さらに、真剣にもくもくとしゃくり続ける。。。 そして、ふと我にかえり周りを見渡すと。。。 い゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!? 右側に居たほとんどの釣り人が、俺のいる左側へ集結しているではないかぁぁ! 「ほぁい?」 しかたなく、肩をひしめき合わせてシャクリ続けたが、その後奴が侵攻してくることはなかった。。。 午前9時頃、雨が本降りになりだしたのをきっかけに、今回の任務を中断、撤収することにした。。。。 車に戻ると、3人はすでに起きていて、カーテレビを見ながら楽しそうに朝ごはんを食べていた。。。 「釣れたぁ?」 「小さいの2杯だけ。。。」 「かつがつ、ごうかぁく。。。。じゃ、帰ろうか」 「。。。。。。。。。。。」 <あんた、何しにきたの?> 今回も、最後まで読んで下すってありがとうです。。 よろしければ、ポチお願いしまっすm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[釣り記録] カテゴリの最新記事
|
|