テーマ:サッカーあれこれ(20134)
カテゴリ:サッカー多耳総論
両チーム合わせて、トータル41本のシュート数でも引けをとらず、むしろ前半の途中まではボールキープ率もシュート数もガンバ大阪がマンUを上回っての3得点は申し分ない。
ガンバ大阪の攻めは、今日のには最高に痺れた。西野監督の采配を見直したよ。 日本代表の全盛期以上の久々に爽快な試合内容で、すべての日本のサッカーサポーターは、ガンバ大阪を誇りにしていいし、Jリーグの各チームはもっと自信をもっていいだろう。世界との差は、確実に縮まっている。 観戦していて、それほど期待していなかったファンは、驚いていい! 両チームのサポーターも十分に満足の試合内容だろう。観戦していても、見ごたえが十分にあった、歴史に残る2008年のベストの試合ではないか。 結果は、マンU5対ガンバ大阪3で、ガンバ大阪が負けはしたが、世界のマンUという横綱相手に、これまで世界のサッカー界では序二段的なJリーグチャンピオンが、初めて幕内力士の前頭並みに昇格した試合内容であった。何せ、守備の堅いマンU相手に、ファンデルサールから3得点はすばらしい。 ガンバ大阪には、まだまだ反省すべき点はある。守備の破綻と相手のバイタルエリアではのイージーミスさえなければ、特にルーカースはブレーキ的な存在で、絶好のチャンスにイージーミスを繰り返した。 ガンバ大阪の守備陣もルーニーが登場し浮き足だった。 ガンバが後半1得点を流れで掴んだ。 そのあとのイージーミスで、交代したばかりのルーニーにいとも簡単に得点を許してしまった。その後の追加点も余計。 この気の緩みを付かれたイージーミスの2得点さえなければ、同点で試合の行方は分からなかった。 最初からルーニーを温存し、彼のプレーの動きに適応し切れないていなかったガンバ大阪DF陣の裏を突かれてしまった。しかし、これはファーガソン監督等のベンチ首脳陣を安堵させてしまった。 あの後半のマンUの追加3得点だけが悔やまれる。 これが、まだ世界とのレベルの差なのだ。 得点するときは、非常にイージーに見えるもの、それがゴール生む極意であると、マンUは教えてくれた。 だが、ガンバ大阪は、良くCロナウドを封じたし、ライアンギグスも止た。最小の仕事しかさせなかった。(それがロナウド1得点、ギグス2シスト) 多少のミスはあっても、今夜のガンバ大阪は、アジア王者として、欧州王者から初得点をし、しかも3得点も挙げた。これは快挙であり、Jリーグのそして日本サッカー界、いやアジアクラブサッカー界の歴史を塗り替えた。 近い将来、必ずアジアチャンピオン(Jリーグのチームであって欲しい)が、欧州あるいは南米のチャンピオンを破る日がくるだろう。 そんな予感をさせる試合内容であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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