びりあ～どあんさんぶる お気楽ブログ

ゴールデンウィーク中の職場合唱団は休止状態。この中で、時間の取れる合唱好きを集めて、
コンクール自由曲候補の試し歌い会を開催し、都合のついた９名に集まってもらった。

今回、試し歌うのは三善晃さんの”地球へのバラード”。多くの合唱好きの方は歌ったことの
あるメジャーな曲だと思うが、自分にとっては三善晃さんの曲自体が初めての経験。これまで
歌わず嫌い、聴かず嫌いなところがあったり、チャンスが無かったせいもあるが、未開の領域
だ。今回は指揮者さんの推薦もあって取り上げる方向で進めることになったが、どこまで好き
になれることやら。

今日の練習はたったの３時間で、楽譜にかじりついて周りを聴く余裕も全く無くて、面白い
と感じるところまでには至らなかった。ただただ、やっぱり三善晃さんの曲はメチャクチャ
難しく、自分にとって難解であるというのを再認識しただけだった。
本当にこれをみんなでやるの？まにあうかなぁ？いろんな不安も湧いてきた。(^^;)

ピアノに助けられながらも、なんとか最後まで流れるようになったが、いまいち自分で歌った
感じがしない。お口直しにと、別イベント用に準備中の”はなみずき”、”Jupiter”なども
織り交ぜながら練習を進めたが、楽しく歌った感がまったくないままに時間が来て練習終了。
あ～ぁづがれだぁ～。(^^;;;)

気を取り直して、市内女子高校生の女声合唱による教会音楽会に向かう。こちらは先般の
アンコンにも２チーム出場して、とてもいい演奏をされていたので、今回も若々しい澄んだ
歌声を披露してくれるのを期待していた。

今回のプログラムは、最初と最後にパイプオルガン演奏を挟んで、合唱はモーツアルトと
フォーレのAve verum corpusから始まり、グレゴリア聖歌など８曲が演奏となっていた。

いやぁ～全部期待以上の演奏でした。各パートは２～４名くらいの小さなグループだけど、
パート内の声はキチンと揃ってて、しかも響き成分を主体としたノンビブラート。教会の
反響にうまく彼女らの声がのってキレイに響き渡る。前回、前々回に大人の混声合唱団を
聴いた時、この教会は天井が高いけど響きが悪いんだと感じていたけど間違いでした。
彼女らの声は波長があうのか声質が合うのか、教会内の空間にスゥっと飛んでいるように
感じられとてもいい気持ちになれた。
家内曰く、「女声は高校生くらいの声が一番瑞々しくてキレイね。」って。そうじゃね。
この中の何人でもいいから、是非我社に主食して合唱団に入ってきて欲しいもんです。

キレイな歌声を堪能したあとは、お楽しみの反省会。うまい酒を堪能しましょう。ここまで
お付き合下さった呑み助．．．いや合唱好きの方々はＳ１、Ａ１、Ｔ２、Ｂ２の６名。
駅前の居酒屋で、まずはビールでカンパイ。今日の練習の反省をしつつ、先ほどの教会音楽
会の感想やら、合唱にいい発声とソロの発声の違い、ビブラートの話しなど、いろんな話題で
盛り上がった。今回の燃料はビール数杯と芋焼酎ボトル２本でした。
その後、Ｔ２、Ｂ２は駅ビル内ワンショットバー（一杯飲み屋）で閉店まで語らってお開き。
合唱三昧の一日が終了した。

－番外編－
教会音楽会前に少し時間があったので職場アンサンブルのメンバーがＣＤから耳コピで
おこしてくれた曲を試し歌い。Ｓ，Ｔ、Ｂとその場に居合わせたアルトのＭさんの４人で
教会横のベンチにて臨時練習。Ｉさん凄いっす。楽譜は完璧、ＣＤと同じ響きですよ。
先ほどの三善晃さんの曲のモヤモヤを一掃してくれる合わせが出来ました。やっぱり素直に
ハモる曲がいいなぁ。次回のアンサンブル合わせでやりましょう。帰って歌詞を探さねば。
ちなみに耳コピしてもらったのはReal GroupというアカペラグループのStemningというＣＤ
から数曲。出典はスウェーデン民謡だろうから、歌詞は多分スウェーデン語なんだろうなぁ。
探し出せても読めないし、読めても意味が分からん。前途多難です。(^^;)