カテゴリ:合唱
今日は老舗合唱団の定演を聴きに、隣市のホールへ。心配していた雨もあがってラッキー。
広○中央合唱団 第44回定期演奏会 本日のメニュー 1ステ:メンデルスゾーン「Der115.Psalm」 2ステ:ラフマニロフ「寝ずに祈れる御母」 3ステ:ドブロゴス:「Requiem」 1&3ステはオケ付。 オケが入場して音合わせ。一通り音が揃ったところへ合唱団員が入場し整列。 一瞬、静まり返ったところに指揮者と団内ソリストが入場し拍手を浴びる。 演奏が始まる前のこのちょっとした間がワクワク感を盛り立ててくれる。 不勉強で曲に関する予備知識ゼロ(^^;)。パンフの解説も事前にはあまり読まず、 いつもまっさらな状態で聴いているので、余計にワクワクしてしまうのだろう。 1曲目、オケの前奏に続き指揮の一振りで男声がバーンと入ってくる。かっこええっす。 他のパートも全開モードこたえてくる。(^^;)第2波第3波と続く。みなさんの一生懸命な 表情からもリキが入ってるのが良く分かる。ひたむきな演奏。凄いです。 ちょっと残念だったのはソロの時のオケとのバランス。オケに埋もれてました。(^^;) それにしても、みなさん1ステからこんなに飛ばして大丈夫?と心配してしまった。 続いて2ステは無伴奏でラフマニロフ。ピアノ曲で有名なラフマニロフさん。合唱曲も 作られてて指揮者さんはよく取り上げられている。このステージでの並びは前列にソプラノと アルト、後ろにテナー、ベース。演奏が始まるとロシアの重厚なハーモニーが響いてくる。 さすが老舗合唱団のハーモニー。力強いハ-モニーが曲によくマッチしている。惜しむらくは ppの時のまとまり。ふっと寄り添うとキレイなところでのハーモニーが...。1ステの 疲れからかSopパートの音程に少し幅がでてきている。あともう少しでキチっとはまるのに。(^^;)惜しい。楽譜がそうなっているのか、演奏していると乗ってくるのか、繊細感が なく力でグイグイ押しこまれてくると感じてしまう。もっと観客を前のめりに引き込むpや ppもあってもいいのに...。と、ひとり言を言ってみる。 休憩後の3ステはドブロゴス。昨年のJazzyなミサ曲とは違ったフツーの宗教曲。 1曲目レクイエム。オーボエ、コントラバスの前奏に続いて男声が高い音から静かに入って くる。女声やオケも加わる。途中コントラバスのピッチカートが印象的。どの曲だったか チェロのソロもかっこよかったね。自分の中では3ステ最後から2番目のLux Aeternaが 一番よかったと思った。目を瞑ってきいていると光の筋が天から降りてきているイメージが 湧きあがってきましたよ。 最後、アンコールはドブロゴス?のアカペラ小曲。キレイでした。 まじめな合唱団がまじめな曲をまじめに演奏され、とても好感の持てる演奏会でした。 どのステージもいい曲ばかりだし、皆さんは力いっぱい歌われてたし。ただ、そのまじめさ や一生懸命さは、ややもすると気を抜けないかたぐるしさにも通じてくると思う。 コレが団のカラーだと言われてしまえばそれまでなんだけどね。もう少しプログラムや 歌い方に緩急やあそびがあってもいいのかなと。どうしても前日の演奏会と聴き比べてしまい ます。勝手な事を言ってスミマセン(^^;) みなさんオツカレサマでした。 いい演奏をありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|