先にお知らせしておりました
「SATOCOフォーラム」にいってまいりました(#^.^#)
【第1部】
「性犯罪被害にあうということ」著者、小林美佳さんの講演。
小林さんは、自身が性犯罪被害者です。
話して思い出すこと自体辛いと思いますが
ご自身の経験を、丁寧に話してくださいました。
自分が社会に向けて声をあげたとき
小林さんあてに、性犯罪被害者から
たくさんの手紙やメールがきたそうです。
その方々の中には、以前の小林さんと同じように
誰にも言えず一人で抱えている人も多いそうです。
フォーラムには、約180人の参加者がいました。
小林さんは、数千人ものその仲間たちに
「私の話に耳を傾けてくれる人が、これだけいた」
ということを報告するそうです。
あなたは悪くない。あなたは汚くない。
話をきいてくれるひとも、味方もいる。
それを、被害を受けた人たちに伝えたい。
被害を受けた側が、そのことを隠し、隠れるように生きていくのではなく
安心と安全を確保され、声をあげられる社会にしてほしい。
そんな内容の講演でした。
【第2部】
性犯罪被害者支援を行うSATOCO関係者によるパネルディスカッションです。
メンバーはこちらの方々です。
↓ ↓ ↓
〇コーディネーター
高橋健太郎氏(滋賀医科大学地域周産期医療学講座特任教授、滋賀県産婦人科医会 会長)
〇パネリスト
野村 哲也 氏(医療法人真心会理事長・院長、滋賀県産婦人科医会 副会長)
藪下 貴幸 氏(長浜法律事務所 弁護士、滋賀県弁護士会犯罪被害者センター委員長)
寺田 淳子 氏(南草津野村病院 看護部長)
松村 裕美 氏(NPO法人おうみ犯罪被害者支援センター理事)
小川 栄治 氏(滋賀県警察本部警察県民センター 所長補佐)
〇オブザーバー
三原 恵 氏(京都府警察本部捜査第一課性犯罪捜査指導係 係長)
各機関の連携による、ワンストップ支援。
SATOCOは被害者支援になくてはならないものです。
これからSATOCOを継続して運営していくために
対応できる病院を増やすこと、人員や体制の充実が必要なこと等々
それぞれの立場や視点から、課題を挙げておられました。
【第3部】
龍谷大学吹奏楽部の皆さんによる演奏を聴かせていただきました。
最後には、無理を言ってビリーブも演奏いただき
会場のみんなで合唱して、SATOCOフォーラム終了。
くじけそうになったとき、泣き出しそうになったとき
そばにいるからね。一緒にいるからね。
今は悲しくて苦しいけど、一緒に、未来を信じようね。
こんな内容の歌詞です。
こういう支援ができたらいいなと思いながら、うたいました。
SATOCOが機能するためには
より多くの人にSATOCOの存在を知ってもらうことが重要です。
長々と、今回のびわブロを読んでくださった皆さん、
ありがとうございます。
関心を持っていただければとても嬉しいですが
興味がない、想像できない、関係ない、考えたくもない。
それも、当然ありだと思います。
それでも、
どうかSATOCOのことを覚えておいてください。
そして、できることなら「SATOCOっていうものがあるんだよ」と、
お知り合いに伝えてください。
SATOCOホームページ
県民活動課ホームページ(滋賀県)
おうみ犯罪被害者支援センターホームページ
以上、非常に簡単ではありますが
SATOCOフォーラムの報告でした。
==========================================
★滋賀県の情報発信サイトのご紹介★
滋賀県公式観光サイト
滋賀県facebook
滋賀県twitter
滋賀ロケーションオフィスfacebook
滋賀県新生美術館整備室facebook
滋賀県食のブランド推進課facebook