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カテゴリ:かむ太郎の法則
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【 我思う、ゆえに我あり。 】 かの、デカルトが、 『方法序説』の中で提唱した 有名な命題です。 この、あまりにも有名な命題の他に デカルトは次のような事を述べています。 森の中で道に迷った旅人の取るべき行動について 「旅人は、あちらに行き、こちらに行きして、 ぐるぐるさまよい歩いてはならないし、 まして一ヶ所にとどまっていてもいけない。 いつも同じ方向に向かってできるだけまっすぐ歩き、 たとえ最初おそらく ただ偶然にこの方角を選ぼうと決めたとしても、 たいした理由もなしにその方向を変えてはならない。 というのは、 このやり方で、望むところへ正確には行き着かなくても、 とにかく最後にはどこかへ行き着くだろうし、 そのほうが森の中にいるよりはたぶんましだろうからだ」 (谷川多佳子訳) 実際に、山や森で遭難した場合には この考え方が最善か否か 議論が分かれるところでしょうが、 基本的に、デカルトのこの話は 私にとっては、行動の指針として 背中を押してくれる素敵な考え方です。 現状に満足出来るならば、 むやみに動く事は得策ではありません。 また、動くことで “ 確実に ” 事態が現状より悪化すると分かっている時も 動く事は、慎むべきでしょう。 が、 現状打破!・・・を目論むのであれば、 「停滞」は即ち「現状悪化」に通じます。 動く事によって活路が見出せるはずです。 それが、たとえ誤った方向であったとしても、 動いた事によってのみ 「誤り」であった事を発見し 正解にひとつ近付く事にもなります。 最悪なのは、 「現状」から脱却しようと思いながらも 全く動かない(動けない)状態です。 停滞は「迷い」であり、 「動かない」状態はやがて 「動けない」状況を作り上げます。 迷ったら、動く! もちろん、やみくもに動くのではなく、 現状で考え得る最善策を じっくりと練り上げて、決定する! 一旦決めたら、迷わず疑わずに行く! その策に致命的な欠陥が見つかるまでは、 とにかく迷わず疑わず! 最善策が見つからない場合でも、 とにかく一歩踏み出してみる・・・ 動いた一歩先一歩先で、必ずや 新たなるヒントも見えてきます。 【 我動く、ゆえに我あり。 】 ☆★☆ 初めて訪れて頂いた方、最近読み始めた方・・・へ ★☆★ 「はじめにお読み下さい~Read Me」のページを作成しました。 是非、ご一読下さい。⇒【はじめにお読み下さい・・・Read Me】 【はじめにお読み下さい・・・Read Me (2)】 【はじめにお読み下さい・・・Read Me (3)】 ※携帯電話画面からは閲覧できないようです。(TへT) またのお越しをお待ちしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月12日 12時33分01秒
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