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カテゴリ:会社生活
午前中にコンペのプレゼンがあったため、前の晩からほぼ徹夜。コンペではしばらく勝てていないクライアントなのでまったく楽観はできないが、今回の提案については手ごたえは悪くない。そろそろ決めてクレー。 プレゼン後に昼食を挟んで、グランドオープンを数日後に控えたミナミの商業施設へ、プレス発表の会場に慌しく駆けつける。我々はプレスではないが、ここのCM制作を請け負っている関係上、オープン前の施設の事前内覧会にご招待ということである。 施設概要の説明会では、プレゼン後の安堵感+徹夜明けで昼食後の満腹状態ということで、ヒト様の話を聞く体勢としては最もダメダメな状態に。あまりの眠さで今にも崩れ落ちそうなカラダを必死でこらえ、ウムウムと説明に頷くふりなんかしながら上半身はギッコンギッコンと激しく船を漕ぎ、何度も椅子から転げ落ちそうになる。 会見場での説明会をなんとかクリアした後、全員で施設の屋上庭園に移動し、ナニワが生んだ世界的アーティスト(と紹介されていた)ジミー大西画伯の手によるモニュメントの除幕式へ。相変わらずのジミーちゃん流というか、観ているだけで脳細胞が核分裂を起しそうな独特の気色悪い作風のオブジェとは対照的に、セレモニー自体は至って神妙な雰囲気の中で粛々と執り行われるのが、見ていて笑えてくる。司会者も「ステキな作品ですね」なんて心にもないこと言わないで「うわー、本当にグロテスクで気色悪いですね」と正直に言ってあげればいいのに。 その後、参加者はいくつかのグループに分けられ、ツアー形式で施設の見学ツアーに出発。実は、ここからが結構大変。商業施設は、規模もかなり大きいし入店するテナント郡の顔ぶれも予想以上にハイレベルで、浪費したくて困っている都会の小金持ち客にはたまらん魅力になるだろと思われ、関西最先端のテナントリーシングの現状としては非常に参考になるのは良いのだが、今日のワタシは何時間も歩いて個店の中まで隈なく回るのはとてもツラく、さすがに疲労で眼が回ってくる。くるくるくる。約2時間半かけて施設全体を把握した頃には気力も体力も限界であった。 ああ終わった帰ろう帰ろうと皆で出口に急ぐと、最後に飲食テナントの試食券を何枚も手渡され「どうぞどうぞいますぐ行ってくださいね」と言われる。まったく腹など減っていない(それより早く寝たい)のだが、「イヤです要りません」と言うわけにもいかず、再び皆で上階の飲食フロアまで上がり、各自ノルマとして3食ずつ試食することに。
結局、すべて完食。もうダメだ。 とはいえ実はこの日の晩も、次のプレゼン準備で2日目の徹夜に突入なのであった。体に悪い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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