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カテゴリ:旅行生活
「巡りめぐってまた印度へ」の巻 ![]() 「そうだ、インドに行こう」と思ったのは、6月頃だったか。けれど、これといって特に決め手になるような重大な理由があったわけではない。ただ、たとえばその頃たまたま手にとった「danchu」という雑誌が「カレーの歩き方」という特集 をしていて、紹介されていたインドのカレー屋がやたら美味そうだったりとか。たとえば、ヨガの修行でインドに行っていたpinkoysterさんが、各地を廻る旅の様子が懐かしかったり新鮮だったりとか。たとえば、今年ワタシは厄年なのだが、「そういえば厄払い行ってないなぁ、いまさら商業主義の厄神さんに行くぐらいだったら、ホンマの聖地に行った方がマシやなぁ」と思っていたりとか。 ![]() ワタシが初めてインドに行き、郡山ハルジさんらとも現地合流したりしたのが、ちょうど20才だった20年前。いま、それから20年経って40才。ここまでの自分の生き方の中で、かつてのインド体験が及ぼした影響というのは間違いなく他のどの旅よりも大きかったし、この20年目というタイミングは、何か自分の原点を確認する節目であるような気がして「インドが呼んでいる」とさえ思えてきた。 幸いなことに、仕事の波がちょうど落ち着くタイミングが来たのと、もっと懸念していたのは家族に大反対を食らうかもしれない(どうせひとりで行かせるとロクなことしてこないだろう、と)と思っていたのだが、意外にも割とあっさりお許しが出たので、俄然乗り気になってしまったのであった。 ただし、旅行期間はどう捻り出してもたったの「8日間」が限度。およそ40日間を贅沢に過ごした20年前に比べると、インドを旅するにはハッキリ言って掟破りの短さである。そうなると、1ヶ所重点滞在型にするか、複数箇所の駆け足型にするか。そのルート作りによって、インとアウトの都市がまったく変わってくる。仕事で手が離せなかったことも少しはあるが、実はこのルート作りに最後まで悩んだことが、航空券の手配がギリギリになった理由でもあった。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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