忠正、死罪-----------!!
この決定に当然反発する清盛。
身内を斬る等出来ないと言う清盛だが、それを信西は容赦なく
「武士だからだ」と断言。
こんなときだけ武士扱い。
うわぁ、信西ってば容赦ねぇ(><)
そして、従わねば、すべての私財を没収するとのこと。
そして、義朝にも信西により、父と兄弟の斬首が命じられる。
流石にこればかりは受け入れられない義朝。
だが、このとき、義朝に清盛は叔父を斬ると伝える、巧妙なやり方の信西。
黒すぎるわ、この人っ!!
そして義朝はそのやり場のない怒りを由良にぶつけてしまう。
余計な事をして、父を探さなければ、命までは助かったやもしれぬと・・・。
うわぁ、由良のやったことが裏目裏目に出て・・・これは可哀想だ(><)
頬を容赦なく叩く義朝の気持ちも分からなくもないけど、由良の気持ちも少しは察して欲しいねぇ。
どんどん由良がかわいそうな人になっていってるよ・・・。
斬首を命じられた旨を伝えると、
「承知した」と、すべてを受け入れる忠正。
「お前が斬れ」
自分が斬られることで、一門が栄え、清盛はますます強くなるはず。
その布石となるならと、忠正は覚悟を決めたよう。
・・・でもこれは言われたは苦しいよなぁ。
忠正の想いがどれだけ強いか。
本当によく伝わる回だった。
一方、友切に怒りをぶつけた義朝。
それを拾ったのは、為義。
だが、殿上人となった息子を誇らしく思う父。
我望みを叶えてくれたと・・・。
そして、自分を斬れと命じる為義。
「親兄弟の屍の上にも、雄雄しく立て。
それが源氏の栄華への道じゃ---------」
息子たちには、一門を恨むなと命じる忠正。
そして・・・斬首の場に向かう忠正の元へやってきた清盛の子・清三郎。
無邪気に竹馬は出来ましたかと問うて来た彼に、出来なかったというと、お戻りになられましたらと約束を交わす。
戻ることは-------叶わぬのに・・・。
そして、一門が沈痛な面差しで見守る中、忠正と息子たち、そして、清盛は粛清の場へ。
「御免つかまつりまする」
清盛にも、そして、義朝にも辛い選択を強いられる結果になった今回の沙汰。
だが、涙を耐える清盛は、振り上げた刀を振り下ろすことが出来ない。
義朝もまた・・・。
「斬れ、義朝」
お前の手で黄泉路へ旅立たせてくれ。
それが最後の願いだという為義。
だが・・・。
「斬れませぬ!!」
「斬れませぬ!!」
「それでも平氏の棟梁か!!」
清盛は棟梁の器ではなかったと忠盛に言うて欲しいかと忠正に責められてしまう。
そして-----------ついに忠正の首を斬った清盛。
厳しい選択。
「父の姿が見えるうちに、早く斬ってくださいませ」
微笑みすら浮かべる息子たち。
その笑顔が清らかすぎる。
涙ながらに清盛は次々と首を斬っていく。
くそう、涙だった。
流石にこれはキタなぁ。
豊原さんはじめ、本当にしがらみから解き放たれた演技だった。
胸に響いた。
だが、叔父を手にかけた・・・その清盛の心痛は計り知れぬものがあるだろう。
悪夢に眠る清盛の傍につく時子。
彼女もまた、『棟梁の妻』としての自覚をようやく自覚したよう。
一門のため。
時には身内を犠牲にしても・・・。
一方--------
最後の最後で、父の首を斬れなかった義朝。
泣くなと慰める為義。
そして・・・
主が出来ぬのならと、正清が為義の首を斬ったのだ!!
「父上!!」
兄弟も、最後の父の願いも叶えてやれない者が父と呼ぶなという弟たち。
泣き叫ぶしか出来ない義朝。
あぁ。
これは完全に明暗を分けた身内との決別。
源氏側と、平氏側。
義朝と清盛の乗り越えた、乗り越えるべきなにかが。
すごく対比が分かりやすく、丁寧に描かれてたなぁ。
だが、この最中、内裏にて新しき世を祝う宴を開くという帝。
気丈にも「参る」という清盛。
そして、ついに
忠道、自らが此度の武士の働きを認め、酒を振舞ってくれたのだ!!
これは父が始めて殿上を許された際とは大違い。
「身に余る誉にございます」
宴に招かれたことを感謝する清盛。
華やかな宴の中、生きる力が沸くだろうと、高笑いする後白河帝。
涙を流す清盛は、戦に勝ったからと言って、武士の世など来ないと嘆く。
そこへやってきた信西は清盛に告げる。
「宝となれ、清盛。
すべての重き荷を負うて、この国の宝となれ」
気楽なことを言うなと、信西を突き飛ばす清盛。
太刀を持ったことなどないものがと責めるも・・・信西もまた、目に見えぬ太刀を振るい、この国に巣食うものと血反吐を吐いて戦っているのだという。
そして、
「この信西 知力をもってそなたの野心を支えてしんぜる。
そなたは武力をもって私の政を補え」
・・・信西ってば、今度は清盛を利用する方向へ動いたか。
いいように言ってるけど、やってることは容赦ないよなぁ。
抜け殻のような父を見て、元服したいと自ら言い出す鬼武者。
義朝を支えたいというわが子を愛おしく思う義朝。
いよいよ頼朝の誕生。
由良は頼朝を強い男に育てると宣言。
そして、改めて清盛は一門に命じる。
「平氏は常に一蓮托生!!」
だが・・・その道のりは険しいものだった--------。
ついに身内の死という最大の難題を乗り越えた清盛。
その苦しみ、悲しみを糧に、平氏はどう成長していくのか。
そして、源氏側も。
今回は本当対比がうまく、とても見やすかった。
泣けるシーンもあって、印象的な回だった。
ベタだけど、でも必要な流れと、展開。
これからの清盛の成長が一気に進むのか。
次回からの武士たちの動きに期待。
アニメ・ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
【送料無料】NHK大河ドラマ 平清盛 オリジナル・サウンドトラック
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話
第13話 第14話 第15話 第16話 第17話 第18話 第19話 第20話 第21話 第22話
楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/62f59cb104436524c0f6366496e5bc17/ac