信西と共に-----------!!
いよいよ清盛の人生での大きな転機となった保元の乱以降のお話の始まり。
今週来週は、お出かけ続きなので、公式サイトからのあらすじ引用させていただきます!!
すみません(><)
1156(保元元)年7月、讃岐へ流罪となった崇徳上皇(井浦新)はひっそりと京を離れた。
その姿をかつて崇徳上皇と親交のあった西行(藤木直人)が見送っていた。
ここでも「瀬をはやみ~」の歌なんだ。
保元の乱の敗者たちが一掃され、後白河天皇(松田翔太)のもとで実権を握る信西(阿部サダヲ)の政治改革が始まった。
信西は手始めに内裏の修復に着手し、1157(保元2)年にはみごとに完成。
満足げに内裏を見つめる後白河天皇に信西は、平清盛(松山ケンイチ)ほか平氏一門がいかに貢献したかを語った。
恩賞として平氏一門の官位はそれぞれあがることになったが、清盛の公卿昇進は見送られ、代わりに長男・重盛(窪田正孝)が従五位上にのぼることになった。
清盛は今回から口ひげを生やして、すっかり貫禄をつけたよう。
満足げな清盛をよそに浮かない顔の重盛は、弟の基盛(渡部豪太)に本音を話す。
大叔父・忠正を斬れと命じた信西につき従う父・清盛が理解できなかったのだ。
まぁ、傍から見たらそうだろう。
信西は叔父の仇ともいえる存在だろうからなぁ。
次に信西は、新しい内裏で相撲節会(すまいのせちえ)などさまざまな宮中行事の復興を計画し、その資金を得るために全国からあまねく税を取り立てることを徹底させた。
そして清盛には、かねてより租税の集まりが悪い鎮西(ちんぜい・現在の九州)に行き、大宰府から相応の税を取り立てよと命じる。
清盛は、見返りに大宰府を取り仕切る大宰大弐(だいに)の官職を要求し、さらに私利私欲のために平氏を使うつもりならば容赦しないという。
だが信西は、この先自分の言葉がうそだったときには、首をはねても良いと覚悟を語った。
そのころ、後白河天皇とその皇子・守仁(もりひと・冨浦智嗣)は、玉座をめぐって対立。
守仁の養母・美福門院(松雪泰子)が譲位を迫っていたが、後白河天皇は応じない。
清盛邸をたずねていた藤原成親(吉沢悠)は、本来政治に興味のない後白河天皇の真意をとらえかねていたが、清盛は後白河天皇が美福門院の心をもてあそんでいるのだと推測する。
その時、時子の知らせで、清盛は鎮西に向かう支度を始める。
そして、大宰府を手に入れると大胆な宣言をして去っていったのだ。
清盛の妻・時子(深田恭子)は、戦によって肝のすわった清盛ならば本当に手に入れるだろうと成親に告げる。
一方、清盛と同じく戦の始末で肉親を斬った源義朝(玉木宏)であったが、左馬頭(さまのかみ)という低い官職にとどまったままであった。
恩賞をもらうべく信西を訪ねる義朝だが、信西に会うことすらできず、藤原師光(加藤虎ノ介)に冷たくあしらわれてしまう。
父を殺して、官位を得た源氏の棟梁。
そんな陰口を叩かれる夫を見るのが辛い由良。
その頃、鎮西にわたった清盛は、大宰府で接待を受け、珍しい宋の茶をふるまわれた。
やがてあらわれた大宰府役人の長・原田種直(蟹江一平)に豊かな鎮西にしては京に届く租税が少なすぎることを問い詰めると、鎮西一帯の暴れ者たちを手なずけるために使うからだと言う。
一旦、その場を去った清盛は元海賊の兎丸(加藤浩次)たちを引きつれ再度種直をたずねる。
そして、彼らを使ってふらちな者をこらしめる手助けをしようと言っておどし、更に平氏一門と組みともに力をつけようと持ちかけ、私腹を肥やしていた種直を制圧した。
「黙って俺に従え」
おお。
清盛もかなり強気に出たねぇ。
だが、この米を平氏のものにすると思った兎丸は、清盛は相撲節会の資金にあてるため、信西に届けることとした。
不服な兎丸に、これは自分と朝廷との相撲だと告げる。
京に運び込まれる米を満足げに見る信西に、清盛は相撲節会の宴の膳も自分に用意させてくれと頼んで来たのだ。
さて、清盛はどんな膳を振る舞う気なのか?
その頃、藤原成親は自分の妹・経子(高橋愛)と重盛の縁談を申し込んでくる。
清盛はどこかためらいのある重盛に、
「今が一門にとってどういうときがわかっておろうな」と重盛に言い放つ。
その言葉は清盛が亡き妻・明子を身分が低いながらも妻にしたいと父に申し出たときに、家臣・家貞(中村梅雀)から言われた言葉だった。
家貞は感慨深く、その記憶を盛国(上川隆也)に告げる。
盛国はその時より一門の背負っているものがはるかに重くなったからだと告げる。
そんな盛国を家貞は頼もしく思うのだった。
一方、源氏では、義朝の妻・由良(田中麗奈)の働きかけで頼朝(中川大志)が後白河天皇の姉・統子(むねこ)内親王(愛原実花)に仕えることになった。
しかし、その祝いの席で由良が突然病に倒れてしまったのだ!!
これ以上由良に負担をかけるなと義朝に命じる統子。
うん。
愛原さん、なかなか威厳出てたじゃん♪
いい感じ(^^)
常盤と、息子達に会いに行く義朝だったが・・・今は由良と頼朝の事を心配すべきとき。
子供達を抱きしめ、別れを決意するような雰囲気だった義朝。
そして義朝は、相撲節会の準備に追われる信西をたずね、清盛と同等の国を願いでたが、信西は取り合わなかった。
目の前で清盛が配膳準備の話をしに信西を訪ねてきたのにはすぐに聞き入れる信西。
うわぁ、
これが完全なる前回の修羅場のツケって奴だよなぁ。
一方はすっかり信西と共犯者になってしまい、一方は落ちぶれるばかり。
これは義朝にはかなり厳しい状況だろう。
そして、後白河天皇が見守る中で相撲節会が開かれ、白熱した取り組みが行われた。
本物の力士を使うあたりは臨場感あったね。
雅楽も、そして膳も舞もなかなかのもの。
その同じ日、平氏一門は重盛と経子の婚礼の宴を行っていた。
だが・・・盛り上がる一門をよそに、思いつめていた表情の
重盛はいきなり経子との婚礼の中止を申し出たのだ!!
「此度のご縁、なかったことにしていただきとうございます!!」
突然叫んだ重盛。
経子に不服はないが、叔父を斬ることを命じた信西と組むような父の跡を継ぐ覚悟ができていないからだというのだ。
息子の反旗。
だが、清盛は一向に動じず、重盛のたわごとを聞いている暇はないと重盛を庭に投げ飛ばしてしまったのだ!!
そして、清盛は息子を転がしたその勢いのまま、経子の前に座り、ふつつかな息子ですが、よろしくお願いいたしますと経子にわびた後に、そのまま宴を続けさせたのだ!!
ぼう然とする重盛。
清盛はにやりと笑って余裕の笑み。
まだまだ子供には負けぬとでも言いたげ。
一方、相撲節会で、勝者が決まる。
そこで優勝した者へのお言葉より、後白河天皇は、そこで供された美しい宋の器や茶に心をひかれていた。
信西は膳を用意したのが清盛であること、相撲節会のために鎮西から財を届け、その際に見つけた茶を余興として膳にしたことを説明した。
それを聞いた後白河天皇は
「清盛を大宰大弐(大宰府の長官)に」と決めたのだ!!
翌日、清盛邸をたずねた信西は清盛にそのことをつげ、手も触れずに勝った清盛の相撲をほめあげた。
今回はニヤリ顔が多い清盛。
彼なりのドヤ顔って奴ですか(^^)
そして、後白河天皇は美福門院と守仁親王を内裏に呼び、なんと、
守仁親王に「この座が欲しいのならばくれてやる」と、譲位を宣言!!
「朕はもっと面白い遊びがしたいのじゃ」と言う後白河帝。
玉座にいてはあいつと遊べない、と。
相手はもちろん清盛。
その頃、大宰大弐となった清盛は、内裏で義朝と出会う。
信西によって不遇を味わう義朝は、用がすめばお前も信西に捨てられると清盛に言い放つが、清盛はそれでも今は他に道はないと言い返す。
「その先にあるというのか、貴様の言う、武士の世とやらが」
「そうだ」
義朝は顔をゆがめ、何も言わずに清盛の前から姿を消すのだった。
いよいよ、清盛と義朝、ふたりの宿命の対決が迫る-------------。
なんだかどんどん清盛も、義朝も黒くなってきたねぇ。
まぁ、棟梁になるってことは、きれいごとだけではやっては行けないもの。
動じないで、息子を投げ飛ばす姿は、まさに忠盛と清盛の姿だった。
さすが親子♪
一門を、武士の世を・・・と言うことで、利害の一致した信西が選んだのは、たまたま清盛だったって話なのかもしれない。
このとき、もし信西が源氏を選んでいたら・・・歴史は変わっていたやもしれないだろう。
これから来る最後の時、信西がここではどんな描かれ方をするのか、アベサダさんなだけに楽しみだ。
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