1年後の再会-----------!?
今はひとりで頑張っているという黛。
すっかり大人の女性に------なんてなれるはずもなく!!
さぁ、
最後の対決は、ついに古美門VS黛。
でも、驚いたのは、
延長ナシという潔さ!!
あれだけ話題に上がっていた作品なのに、あえて延長しないというこのスタンスが逆に素晴らしい!!
そうなんだよね。
ちゃんとこの1時間枠で収めてしまえるというテクをこの作品のスタッフはちゃんと持ってるから必要ないんだよ。
そういう所も評価されるべき所。
仙波化学の八木沼はあの後、ライバル会社にヘッドハンティングされたよう。
だが、そのフロンティアケミカルラボでは仕事も与えられず、飼い殺しにされ、そして解雇されたというのだ。
どうやら仙波化学とフロンティアの社長は学生時代の関係があったよう。
これは不当解雇。
報復人事。
一緒に戦って欲しいという黛に、今は手伝えないという古美門。
だが、裁判の席に、姿を現したのだ!!
やはりきてくれたと喜ぶ黛ですが・・・なんと
古美門は、フロンティア側の弁護人だったのだ!!
「分け目がなかなか決まらなかったもので」
って、そんな理由で遅刻するなって(><)
勝ったものが正義。
そう宣言する古美門と、真っ向勝負の時!!
今度こそ戦う決意を固める黛。
だが、相手はやはり1枚も2枚も上手の古美門。
ひとつだけ負ける要素といえば・・・
社長の不倫。
でも、それも、黛は、社長の家族を壊したくないと、きっと表立って攻撃は仕掛けてこないだろうと読んでいる古美門は、黛の性格すら熟知した上での作戦を出してきているのだ。
それは黛も重々承知。
そこで和解交渉を勧めろとアドバイスしてくる古美門。
でも、負けたくない黛。
わざわざ家にまで呼び出して。
「私を挑発しているんですよ。
いい加減非情になってみせろって」
すると、服部は、黛は1年前、古美門には絶対になれない弁護士になってみせると宣言したのではないかと言い出す。
その言葉に、黛は、別の視点から物事を見るために、今まで関わった弁護士たちに話を聞きに行くことに。
まずは大貫に。
共同弁護など、三木と、古美門は本当はやりたくないはず。
「共食いさせなさい」
杉浦には、どんなに強い者でも、いつかは必ず負ける日が来る。
それが意外な相手だったりするというのだ。
清蔵にも
「真っすぐ 相手の目を見て、ただただ誠心誠意ぶつかって尋問すればいい」
圭子からは・・・
「知るか」
でも、馬鹿で頑固で夢想家。
世界を変えてきたのはいつもそういう人だとアドバイスをもらう。
そこで、黛は三木に会いに行くことに。
訴えは取り下げ、フロンティアだけに絞るという黛。
「三木先生の本当の敵は誰ですか!?
古美門先生を倒しましょう!!」
古美門が裁判に巻き込んで死なせたという沙織は。身寄りのない小さな女の子。
三木は彼女を引き取り、実の子のように育てたというのだ。
そして、三木は弁護側から傍聴席へ。
「和解は絶対にしません」
黛は、古美門が呼んだ証人にも真摯に研究がどれだけ大変かを理解を示し、彼女はかつてのあなただと、情に訴えたのだ。
状況は反転。
なんとその証人は八木沼の待遇は適切ではないと証言してくれたのだ!!
だが、古美門は、黛にもっとも大切な鍵を投げ捨て、致命的なミスを起こしたというのだ!!
まだ古美門には何か手札があるのか?
次はなんと、沢地が仙波の社長が携帯で首切りの話をしていたのを聞いたと証言。
沢地への古美門のお誘いのメールも出てきて、かなり不利な状況。
さらに黛のアドバイスで蘭丸は古美門の仕事をやめると宣言してしまったのだ。
黛は、何故古美門が勝ちにこだわるのかが分かったという。
「あなたは勝つために罪のない子の命を奪ってしまった。
もし、勝利にこだわるのをやめたら、自分のしたことを否定することになる。
あなたは 勝ち続けることで罪の意識から必死に逃げ続けている。
その旅は、きっとおつらいものだったでしょう。
勝たせていただきます。
それが、私の先生への恩返しです」
正義とは、法とは何か?
「「この世界に 正義などない」
「勝った者が正義だ」と言う人がいます。
私も そうかもしれないと思った時期もありました。
でも今は確信を持って言えます。
われわれ人間には、正義を愛し求める心があると。
裁判は勝ち負けのゲームでも、金もうけのギャンブルでもありません。
また、傷つけ合う場でもないはずです。
きっと、どこかにある正義と真実を見つけ、みんなが幸せになれる道を探す場なのではないでしょうか。
正しい人が報われ幸せになれる社会。
そんなのは夢物語。
現実は非情だ。
確かにそうかもしれません。
だけど、人は夢を見るから生きられるんです。
理想をかなえようとするから、私たちはこの諦めに満ちた現実を生きていけるんです。
私は理想が現実を覆せると信じています。
必ず」
今回は黛の熱演!!
がっきー頑張ったね。
ぐっときたよ。
そして、古美門の弁論は・・・
「ありません」
法廷の終わり、突然古美門に
「いい弁護士になったね、彼女」と言って、1冊のノートを渡して行った男が。
誰!?
中には法廷で戦ってきたときの記録の絵が。
服部さんは嬉しそうに、大変な弁護士を育ててしまったのかもしれませんねと笑う。
黛を受け入れたことを不思議に思っていたという彼。
「そう。 きっと心のどこかで期待なさっていたんでしょうね。
いつかこの方が自分を負かしてくれるのではないかと。
勝ち続けなければならない生き方も おつらかったでしょう。
もうそろそろ、その重荷も下ろされてもいいころです」
そして次の裁判では、すんなり黛が勝つことになるのか・・・と思いきや。
なんと、
古美門は黛を容赦なくたたき潰したのだ!!
証言した両会社の社長が、報復人事などなかったと証言したのだ!!
黛は取引を示す証拠もなしに、情に訴えていただけ。
そして・・・裁判は古美門の勝利!!
八木沼は、今はタイに誘われており、彼女の研究はそこで続けられるよう。
「勝ったと思ったろ! 愚か者!
100億万年早いわ!!」
得意げな古美門ってば、すっかり子供(^^;)
「もっともっと強く賢くなれ!朝ドラ!」
負けは素直に認める黛は、最後に三木と話をするように勧める。
で、ずっと引っ張り続けていた沙織は、
ハムスターっすか(><)
やっぱ動物ネタでしたか。
新薬の研究に利用された沙織は、そのために殺されたと。
「俺のせいじゃない」
そう行って、ソファーを殴り続ける古美門。
古美門にとっても沙織は特別な癒しの子だったようで、一応の罪悪感みたいなのはあるようですが・・・これで殴り合いとかされてもさぁ(^^;)
実にシュールな姿だ。
なんだよ、この『真実はいつもコメディ』は(^^;)
沢地は何故?
「私は男のケンカが好きなの」
性格悪っ(><)
そして、古美門の家に戻った黛は、部屋の窓を全部閉めてから
「なんじゃそりゃぁぁぁ!!」と大声で叫ぶ。
結局借金が返せないということで、古美門の元へ戻って来た黛。
蘭丸も、決意は来年からだってさ(^^;)
で、結局服部さんは何者?
ただの事務員にしては出来すぎなんですがっ(><)
相変わらずの黛のガニ股を指摘する古美門。
なんでも精神的ガニ股って、いちゃもんもいいところ。
「先生に精神面を言われたくありませんね!」
思わず古美門に指を突きつける黛。
「人を指すな! 失礼だろ!」
負けじと古美門も黛を指差すのだった----------。
終わってしまったぁぁぁぁ(><)
そんな感想がまず出てきてしまったよ!!
最後の最後までらしさを出して、軽快に見せて、突っ走ってってくれたドラマでした。
まさに愉快痛快って感じで(^^)
テンポがいいから、あっという間に1時間が終わってしまう。
特に裁判シーンの熱弁と、演技力は凄いものがあったもんなぁ。
毎回唸らされてた。
このドラマを見て、
改めて役者さんの演技の力を思い知らされた。
そして、
脚本、構成、台詞のうまさが光った。
オチまで見事で、毎回本当面白かったもん。
何より、それをきっちり1時間で見せきってしまうのが素晴らしい。
前後編もありましたが、それはそれでしっかり見せ場がたくさんあって、それを踏まえた上での次の回とかが繋がってて、それも分かりやすい流れだったし。
世の中金。
かと思わせる面もあれば、情にっていうのもあったり。
真反対の古美門と黛だから、それぞれの対比や考え方の違いも面白かったし、共感しやすかった。
何せ全てにおいてこの作品はよかった。
間違いなく今期NO、1作品ですわ。
そして、
改めて堺雅人という役者の凄さを知った。
ますます好きになったよ♪
これはまたいくらでも続編できますな終わり方でしたし、続きを是非期待!!
待ってますっ(>▽<)
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