第2部完結--------------!!
公式サイトもすっかり様変わりして、今後が楽しみな源氏の台頭を予感させる形になってきたなぁと。
今回は平家全盛期に向けての地盤作りの回で、崇徳上皇の最期でした。
いやぁ。
やってくれましたなぁ。
般若さながらの特殊メイク。
井浦さんのお顔の原型がなくなってる(><)
目が赤いとか、定番な所と、ネイル(?)に感動(わはは)
前回の滋子の婚礼衣装もそうだけど、こだわりのスタッフ陣に拍手!!
まさに生霊でございましたわ。
後白川上皇と滋子の間に憲仁の誕生。
兎丸に頼んで献上品を博多まで買い付けに行かせる清盛。
そのくせ「遅い」って暴君にもほどがある(^^;)
だが、時忠はまた悪巧みを考え、この慶仁を立太子にと言い出したのだ!!
また厄介な話を持って来たなぁ。
本当この男のやること、言うことろくなことがないわ(^^;)
基盛までこの話に乗ってしまい、二条帝はこの話に怒りと不信感を隠せない。
清盛は知らなかったこととはいえ、平家の謀反を疑われでもしたらと、
当然話に乗った時忠たちには、官位を返還して詫びよという清盛。
これは流石に路頭に迷うような重い処罰。
だが、それぐらいして当然と言う清盛。
父に嫌われているのかと落ち込む基盛ですが、基盛は実は自分に似ていると諭す清盛。
自分にもよく出来た兄弟がいたから分かるのだ。
だが、基盛も重盛も大切な我子だと慈しむ。
己のできることを。
父の想いに答えたいと、基盛は自ら財をなげうって献身的に仕えることに。
奉納のため高野山へ向かったよう。
だが・・・なんと、その道中、川を渡ろうとして基盛は溺れて亡くなってしまったというのだ!!
誰もが信じられない事態。
清盛はただまっすぐ口をへの字にしたまま息子の遺体を見守るしか出来ない。
だが、母の言葉により、今はただ、父として息子の死を悼めばよいと言われ、清盛は基盛の身体を抱きしめ、何度もその名を呼び、涙を流すのだった・・・。
平氏一門も同じように涙した基盛の死。
ここは流石に涙だったわ。
父の無念さが出てた松山くんの涙でした。
その頃、世俗から離れ、安心したよき余生を送っていた崇徳上皇。
讃岐へ流罪になり、ようやく権力争いや政から離れて、彼はようやく心の安堵を手に入れたよう。
だが・・・その想いを写経にしたため、後白河上皇へ送るも・・・彼は今更そんな侘びと、穏やかな心情を信じられない。
むしろ気味が悪いと、その写経を送り返せと言ってしまう。
しかも子供の戯れか、胸に抱いていた赤子の慶仁が、偶然その経を破ってしまったのだ!!
・・・うわぁ、こりゃ送り返された崇徳上皇としてはたまったものじゃなかろう。
自分の懺悔の心を踏みにじられ、あまつさえ破られるとか、折角凪いでいた神経が逆撫でられてるも同然。
さらにここに、息子、重仁がなくなられたと知らせが届けられたのだ!!
そりゃ恨みたくもなるわ。
「何故じゃぁぁぁ!!」
そして、心情を吐露した崇徳上皇が顔をあげると・・・その目は赤く染まり、恨みに満ちていたのだった。
怖えぇぇぇ(><)
どんどん変形して行く崇徳さまのお顔が。
そして自ら舌を噛み切った崇徳上皇。
基盛の死の悲しみに沈む平家を訪れた西行。
彼の供養の経で少しは宥められた平家一門。
だが彼は清盛に、調度基盛が川を渡る時刻頃、讃岐の方向からもののけの姿を見たという話を聞かせてくれたのだ!!
「讃岐の院の怨念だったのではないのか」
志半ばに散って行った者たちの想いだけでなく、負けたものたちの想いも背負うことになった清盛。
その中には崇徳上皇の想いもあるのではないのか・・・。
一方、忠道が清盛に渡した作法などの書物。
なんと、彼は基房を清盛の娘婿にと言い出したのだ!!
これは既に藤原家の権力は落ち、それだけ清盛の力が増したという証。
だが、この1年後、どうやら忠道は死去。
彼の死は簡単に片付けられちゃったね(^^;)
一番長く藤原家として出演お疲れ様でした堀部さん。
そして、一門の繁栄を祈願するために、厳島神社へ奉納へ参るという清盛。
今ここで、志半ばにして失われたすべての魂を沈めたいという清盛。
平家の者は全員書写の奉納。
三十三巻の経典。
失敗は許されない。
莫大な財をなげうって、贅沢を凝らしたその納経。
「平家ならではの経典を作るのだ!!」
これが『平家納経』
素晴らしいものを遺したよなぁ、確かにこれは歴史的価値もすごいもの。
いかに平家の力が強かったか。
それを知らしめるもの。
一方、崇徳上皇様、怖すぎるっ(><)
どんどん鬼化して行くね。
その頃、二条帝呪詛の嫌疑がかかり、時忠は出雲に流罪が決定。
これも崇徳上皇の怨念ではないか?(わはは)
まぁ、逆に清盛的にはいい感じで厄介者を追い出せたかもね(^^)
だが、厳島への奉納の旅は困難を極める。
讃岐の院の呪いなのか。
突然嵐が船を襲う。
経典を捨てればどうかと提案する一行。
そうすれば崇徳上皇の怒りは収まるのではないのか。
だが、それだけは清盛は断じて許さない。
「これを捨てるは、皆の魂を捨てるも同じぞ!!」
こうなれば船の操縦に長けた兎丸たちが頼り。
厳島まで突き進めと命じる清盛。
祈りを捧げる西行や清盛。
怯えるしか出来ない平家の者たち。
崇徳上皇もまた呪詛を唱え続ける。
どちらの想いが強いか。
そして・・・夜明けを向かえたその日。
何一つ、想いのままにならぬ一生を生き切った崇徳上皇。
最後は穏やかに逝ったよう。
般若が崇徳上皇の顔に戻った時、あまりに穏やかな表情で、死が彼を何よりも自由にしたのだと教えてくれた。
井浦さんの見事な演技でございました。
本当に最後まで数奇な運命の上皇様の演技、素晴らしかったです。
そして清盛は無事に厳島へたどり着いたよう。
そして兎丸はついにとう季を抱きしめ、皆に笑いを沸かせる。
これで兎丸も結婚かな~?
その時。
清盛はあることに気づく。
兎丸は博多への買い付けには時間がかかると言った。
「兎丸。
博多を都の隣に持ってくるぞ」
そう言ってにやりと笑った清盛。
清盛の次なる野心。
そしてお話はついに3部へ!!
頼朝たち源氏が台頭し、ますます面白さが出てくるだろう。
いいねぇ、岡田くんの頼朝の立ち姿が本当目の保養になりそうだ(^^)
ま、あの方の再登場もあるようですが・・・。
こりゃ来週からも楽しみ♪
2部になってからは俄然面白くなってきた今作。
とっつきにくい時代設定だったりするのが残念なんですが、今は続きも気になるし、こだわりの演出や、映像もすごくいい感じで。
今回は久しぶりにじっくり感想を書いてみた。
BS視聴だと時間があるとこうできるんだけどね(^^;)
来週からも楽しみ!!
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