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カテゴリ:TVドラマ感想
ついに鮎川と接触してしまった玲。
その際に母からもらったフランス語の教本の一部分が破れてしまう。 弁償するという鮎川に、これは母からのプレゼントなのでいいとお互い様だと別れるふたり。 さぁ、この接触は鮎川の狙ったとおりの展開なのか、それとも偶然? そして、麻央に母は元気だと電話。 その時調度、掲示板にウイスキーボンボンから書き込みがあったとメールが入る。 そこで、ようやく母を待つことにしたという書き込みをし、今までの経緯を感謝する玲。 すると彼は安心したように自分の身分を明かし、お互いの本名を明かして、いつか玲の作るアップルパイを食べたいと言い出す草野。 玲は気軽にいいですよと返していたけれど・・・。 そもそも何故草野は玲に近づいたのか?ってのが分からないだけに不安要素なんだよなぁ。 同じ境遇だから近づいたのか? HNが簡単にバレたのも気になるし。 今の段階ではいい子なのか、その判断も難しいね。 さて、今日はついにタウン誌の取材の日。 さつきと共にインタビューを受け、宝物や夢を語るふたり。 今の玲にとって母からもらったあのフランス語のテキストこそが宝物。 パティシエを目指した理由は? さつきは、実力がすべてなのでそれに手ごたえを感じたからと答える。 玲は・・・。 子供の頃、母と一緒に作ったアップルパイがとても美味しくて、幸せになれた。 スイーツは人を幸せにできる。 そう思ったからこの道を選んだという答えに、店長や皆は満足そう。 その日、閉店間際の店に走りこんできたのは--------草野。 約束通りアップルパイを買いに来たようで。 始めましての挨拶をする玲。 そしてお茶を飲みに行くふたり。 そこで草野は同じ境遇の玲に対し親近感を沸かせる。 自分には友人がおらず、楽しいという草野。 玲もすぐに心を開いて、友達になろうと言い出す。 ・・・見てる方が不安なんだけどなぁ。 大丈夫かなぁ、この子。 まぁ、確かに草野の環境は玲よりもっと最悪だったようですが。 義務教育すらまともに受けていないという草野。 ずっとひとりだったという彼。 今は、嫌いな奴に頭を下げて暮らしているという。 生きていくためには仕方がないと告白する草野。 そんな話を聞かせた後、草野は突然玲を追い詰める。 「今、俺の事、かわいそうだって思ったでしょ? 私の方がましだって思ったでしょ? それが普通だよ。 みんな思うんだ。 かわいそうだって」 責めるような言い方に何も言い返せない玲。 こういう言い方しかできなくてごめん、今日は話が出来て嬉しかったと言う草野に笑顔を返すしか出来ないのだった・・・。 家に戻ると・・・留守電を聞いた麻央が母の手紙を見たいと家に戻ってきていたのだ。 一瞬迷う玲。 だが、もう本当の事を話すべきだと覚悟を決め、自分に戸籍がないこと、そして母のDVと離婚。 何故母がいなくなったのか、すべてを話すことに。 「あんまりだよ、お姉ちゃん可哀相、可哀相すぎるよ--------」 これが草野の言っていた哀れみか。 「可哀相」といわれるのがイヤな気持ちになってしまった玲。 翌日、ついに取材を受けたタウン誌が出来上がったと連絡が入る。 店の皆でその出来を確認すると・・・さつきは紙面半分を使って、高いプロ意識を持ったパティシエだと書かれてあった。 玲は・・・なんと1ページ丸ごと使っての取り上げ方。 特別扱いに皆はすごいと言ってくれるのだが・・・。 そして今日も店にやってきた夏目。 そこで働く玲を見て安心する彼。 その時、店の入り口に置いてあったタウン誌を発見。 そこで玲の記事をみつけると・・・夏目はある人に電話をかけたのだ。 相手は----------玲たちの祖母の香織里。 待ち合わせをして、長い間連絡をしないことを詫びる夏目。 そこで葉子とは20年会っておらず、妻が亡くなったときに遺していた手紙で、娘が谷崎と結婚し、孫がいたことを知ったと告白する夏目。 どうやら夏目の妻だけは葉子と連絡を取っていたよう。 そこで玲の戸籍がない事を知り、自分に出来ることはないかと、ここまできたそう。 今はまだ葉子には会えないけれど、なんとかしたいと、夏目も思っているよう。 一方、ようやく申述書を書き始めた葉子。 だが、過去を思い出したその時、またも葉子を苦しめるDVの記憶。 離婚してくださいと頼みに行ったその時、分かったと受け入れた鮎川。 だがその時ほっとした表情を見せた葉子の事が気に入らず、またも最後に暴力に訴えた彼。 その暗い思い出が葉子のペンを止めてしまう。 いつになったら申述書を書けるんだか、葉子は(><) だが、そんな葉子の元に、無記名で封書が届けられる。 玄関に置かれていたというその中には-----あのタウン誌が!! こりゃ樹山かなぁ? 玲の記事が書かれたページを必死に読む葉子。 娘が一生懸命頑張っている。 その姿を知り、ようやくもう一度ペンを取ることにした葉子。 ・・・今度こそ頼むよ(><) さて、タウン誌で取り上げられたことで、店の売り上げも好調のよう。 でも、同じ取材を受けたのに、扱いが小さくて、悔しさを隠せないさつきは思わず玲のページを捻り潰してしまう。 さらに本社の者も玲のアップルパイに興味を持ったようで、来週発送することになったというのだ。 さつきのそんな暗い気持ちをくしゃくしゃにされたタウン誌を見て気づいた玲と純。 そして、ついにその不満を店長に漏らしてしまう。 自分は社員で、しっかり学校も卒業してここにやってきた。 なのに、注目されるのは玲ばかり。 おまけに母との思い出やらいい話をされてしまい、それがお客さんにも好印象だったよう。 ・・・まぁこれはひがみだよなぁ。 インタビューでイイハナシが出来たかどうかだけの話なんだし。 でも、バイトなのに破格の扱い。 しかも今度は本社が来期にりんごを使ったお菓子の開発に力を入れるという事で、なんと玲をプロジェクトチームの1員にという話まで上がっているというのだ。 「それって、ただの同情じゃないですか」 実力勝負の世界のパティシエなのに。 「いくら玲が可哀相だからって、そんなの酷いです!!」 店長はそんな風に言ったさつきを人としてどうかと思うと厳しい意見。 気にしなくていいと店長は言うし、純も社員の話も、玲に戸籍がないと判明する前の話だとフォローするも・・・。 感情を抑えられないさつき。 さつきの恨みたい気持ちも分からなくもないけれど・・・。 その日、樹山を訪ねて区役所へやってきた玲。 そこで中津と話をしていた樹山が、元新聞記者だと知った玲は驚きを隠せない。 そんな樹山にアップルパイを渡し、感想を聞きたいと言い出す玲。 「なんか自信なくなっちゃって。 私、可哀相なんですって。戸籍がないから同情されるって。 だから店長が推薦してくれて、特別に記事も大きかったみたい。 だからアップルパイも売れてるって。 やっぱり普通じゃないんだな、私。 自分次第で未来は変わるなんて思ってたんですけど、間違いだったのかな」 そんな風に言う玲に、樹山は答える。 「俺は同情なんてもんに、そんなに力はないと思うよ。 何かのせいにするのは簡単な話だけど、もっともっと欲張っていいんじゃないかな」 食べる相手は樹山じゃないんだから。 樹山の言葉に迷う玲。 それでも今は玲は一生懸命アップルパイを焼くだけ。 そして、さつきにこそ判断してもらうべきだと、その日、出来立てのパイをさつきに試食してもらうことに。 「私がもらったチャンスが、ホントに同情なのか、判断してください」 そして、アップルパイを食べる事にしたさつき。 その味は・・・。 その日、帰りがけに玲にアップルパイが美味しかったことを告げるさつき。 でも、だからと言って玲に負けないと宣言する彼女。 ま、彼女なりのライバル宣言って所ですかね(^^) でも、さつきに認められたことで、玲の気持ちはかなり前向きになれたよう。 草野を呼び出し、あの時草野を可哀相だと思ったと告白。 「でも間違ってた、草野君は草野君だもんね。 私たちは戸籍がないし、確かに普通じゃないかもしれない。 だけど、それに負けちゃいけないと思ったんだ」 この先すべての事を「戸籍がないからだ」って思うのか。 出来ないことも言い訳するのか。 それはイヤだと思った玲。 「自分しだいで未来は変わっていくと思う。 だから草野ももっと欲張っていいんだよ」 そして家に戻った玲は、麻央に告げる。 自分は麻央の姉。 そして葉子の娘。 「私は谷崎玲。 私は私。ちゃんとここにいる。 可哀相なんかじゃない。だから今までどおり普通でいいの。 同情されるほど、弱くないんだから」 すると--------なんと家に葉子が戻って来たのだ!! 「ただいま」 「お帰り」 そう言って出迎えた玲と麻央は葉子に抱きつくのだった・・・。 ようやく戻ったか(><) 前向きになった親子。 卒業証書、出生証明書、申述書、必要書類を提出した玲。 後は葉子がDVを受けていたということで、現住所を鮎川に知らせずに戸籍を作るという書類を提出するだけ。 だがその頃、偶然あのタウン誌を手にしてしまった鮎川。 そこに玲の姿を見つけたのだ!! 「谷崎・・・?」 その名前に、鮎川の口の端がにやりと上がるのだった・・・。 あら、では鮎川が自転車と接触したのは偶然だったわけだ。 でもこれでついに玲の名前と居場所が判明されてしまったわけで・・・。 こうなると、葉子が戻って来ただけに余計に話は混乱しそうだよなぁ。 で、次回はついに場所もバレてしまったようだし。 樹山の方も相変わらず粘着質そうな亜沙美の事も気になるし、草野はあれって男に身体を売って金を・・・って話なのか? これはかなり過酷な状況じゃん(><) 次回はまたえらく大変な事態になりそうだけど、それが面白そうだ♪ うん。 続きがめちゃ気になるよ、このドラマ。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第1話 第2話 第3話 7876 HIT/1/23 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/1d850bb0f39e5d6504f0cfff9f9e1d8e/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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