愚か者はお前達だ------------!!
戸田は水野葵の弟------。
最後の課外授業の始まり。
そして明かされた真相・・・って、最終回に全部詰め込みすぎだろっ(><)
めちゃめちゃ駆け足で、最後はキレイに纏めました~的な。
で、オチはミタさんが笑った!!と同じですかっ(><)(わはは)
高倉を追い詰めた戸田。
だがその時校長が現れこの場はお開きに。
戸田は故意に佐伯を傷つけたと言うことで、2週間の停学処分。
そして高倉たちは・・・恐らく懲戒免職。
だが今は女子バレー部が全国大会へ進んだのだ。
だから今高倉や懲戒免職この問題を公にするわけにはいかないと言い出す校長。
流石に今回の件は気になることが多すぎる。
そこで戸田のためにも、葵の件を再調査して欲しいと言い出す遥。
だが、今遥がすべきは生徒を無事卒業させることだと諭されてしまう。
「先生の熱意はすばらしいですね。
ですが、その熱意がどれだけ生徒の役に立っているんでしょうか?
未熟な教師の熱意は もろ刃の剣」
校長ってばキツイ一言。
これでは遥は言うことを聞かなければならない事態に。
高倉たちは休暇や研修などと休みを誤魔化され、戸田だけ処分される形に。
遥の説明に納得できない生徒達。
まぁ当然だろう。
だが今課外授業の件がバレたらバレー部の全国大会出場はなくなってしまうだろう。
その責任は誰も負えない。
今は生徒たちも黙って現状を受け入れるしかないのだ。
遥は近藤から葵は亡くなる前に美術部へ転部していたという話を聞く。
そして遺体の第一発見者が高倉だったと・・・。
葵から学校をやめたいという相談を受けていた高倉。
それを、その頃は未熟だった高倉は、安易に頑張ろうと励ましてしまい、彼女の心の悲鳴に気づかなかったのだ・・・。
「私が殺したのよ」
だからそれが彼女の抱える罪なのだ。
まぁ、直接殺したわけじゃないだろうとは思ってたけどね。
追い詰めたのは自分っていう気持ちね。
一方、戸田は瑞穂に会いに着ていた。
償い方なんて分かるだろうといって、半分脅しめいた言葉をかける戸田。
瑞穂は裸足のまま家を出てしまうのだった・・・。
母親から連絡をもらい学校へ駆けつける高倉。
昇降口では藤井や内田が高倉を待っていたのだ。
・・・って、先に助けに行けよっ!!(><)
屋上には瑞穂と戸田の姿が。
ただ償って欲しいという戸田。
「誰も本当の事教えてくれない」
そうつぶやく戸田に、瑞穂は答える。
「教えられるわけないよ。ホントのこと、先生たちは知らないから」
そして瑞穂が語った真実は--------。
あの日、屋上にいたのは・・・自分だったという真実!!
仲の良かった瑞穂と葵。
だが、瑞穂が付き合っていた彼氏が葵を好きになってしまったのだ。
振られた瑞穂は、葵が彼氏と浮気をしたから別れたと嘘をついて被害者ぶり、葵を悪者に仕立て上げたのだ。
当然皆から白い目で見られた葵。
だが、彼女は何も言い訳せず、黙っていた。
そんな葵を庇ったのは彼。
葵をねたんでいたと、真実を知られ、もう居場所がないと思った瑞穂が自殺しようとして、この屋上へ来たのだ。
そこで瑞穂を引きとめようとして葵が心の内をさらけ出す。
「私ね、瑞穂のファンなの」
だから死なないでと説得され、ようやく彼女を受け入れられた瑞穂。
だがその時、足を滑らせてしまった瑞穂を庇い、身代わりとなって葵は屋上から転落死してしまったのだ!!
そんな話信じられるはずがない。
では何故屋上にいたのを黙っていたのかと問い詰める戸田。
「私が、言う必要がないと言ったからです」
現れたのは------校長!!
事故だということにして、黙っていろと説得した校長。
「生徒の未来を守るためです」
そして学校を守るための処置だったというのだ。
その結果、罪悪感に苦しめられた瑞穂は引きこもりの不登校になってしまったのに、皆の動揺よりひとりの犠牲者で済ませようとしたのか、この校長は。
高倉は真実を知り、改めて瑞穂と戸田に謝罪。
「私は水野さんしか見えていませんでした。
水野さんを助けたい、助けたいって、未熟な熱意を振り回して、あなたがどれだけ後悔してどれだけ悩んだか、何も気づけませんでした。
あなたと水野さんは加害者と被害者じゃない。
チームメートで、一番の友達だったのね。
ごめんなさい。
ホントにごめんなさい。
お姉さんはずーっと頑張っていました。
つらいときでも泣くのは水の中って、一人で泣いて...
そんな彼女に、私は頑張れ、頑張れとしか言えなかった。
もう十分頑張っていたのに。
強い...
強い女性でした。
私が未熟な教師でなければ、水野さんは死なずにすんだ。
あなたが苦しむこともなかった。
そして 戸田くんの高校生活が復讐に染まることもなかった。
すべて私の責任です。
ホントに申し訳ありませんでした」
その言葉を聴き、瑞穂もまた終わりを悟る。
「私、葵に会って謝りたい」
そう言って飛び降りようとした瑞穂を止めたのは----戸田。
「償うなら、生きてくれよ。
姉ちゃんもきっと応援してくれる」
その言葉に泣き崩れる瑞穂だった・・・。
・・・って、戸田ってば改心早いねぇ。
素直だ(^^;)
そして、藤井はすべての罪を背負う形で退職願を提出。
そんな藤井に、最後に自画像を描いていた葵のため、その油絵を完成させた藤井。
それが藤井なりのケジメということのようで。
校長もそれを受け入れ、教育委員会にすべてを話し、課外授業の主犯は藤井で、生徒達から無理やりお金を巻き上げていたと言うことで、話を終わらせることに。
それでは話が違うと詰め寄る遥。
だが、その未熟な熱意が生徒の未来を奪うといわれてしまい、何も言い返せない。
更には事件もみ消しのために戸田を退学にするというのだ!!
そして、最後に3人に課外授業を願い出る戸田。
だが、それを受け取らない高倉たち。
高倉たちは懲戒免職。
生徒達は、金を無理やり奪われたという話にしろと、遥は皆を説得。
この決定に意義を唱える3-Dの生徒たち。
だが、真実を話すということは他の課外授業に関わった生徒たちみんなの事件も全て明るみに出るということ。
それで未来を棒に振るのか?
選択肢は見えている。
だが・・・望月が立ち上がる。
「高倉先生たちは、俺が一番辛いときに俺たちを助けてくれた
俺は絶対に裏切りたくない」
そしてその言葉に次々と賛同して行くクラスメイトたち。
皆自分の弱さや醜い部分を高倉たちに指摘されたことで救われ、本当の友人が出来たり、前に進めたのだ。
全員の意見は一致。
「よくまとまったクラスですね」
そう感心する校長。
そして、なんと3-D全員を退学処分にすると宣言したのだ!!
「すべて、生徒の未来のためですか」
そう言って現れたのは---------高倉たち!!
そこには戸田の姿も。
それでも自分は間違っていないと言い張る校長。
「問題のある生徒を排除し、面倒なことに教師を関わらせない。
未熟な教師から生徒を守るためです。
教師の仕事をマニュアル化し、能力格差をなくす。
これは生徒のためです。
今の教師に生徒は救えない。
一番危険なのは、力もないくせに、未熟な熱意だけで生徒を追い詰める教師です」
その時、藤井が告げる。
「イジメの末に亡くなった芹沢未来もですか」
それは・・・校長の息子!!
彼は卒業文集に、立派な母親を尊敬していると、いつか自分もそうなりたいと書いていた。
だが・・・どうやら自殺してしまったようで。
我子を学校から守ってやれなかった。
担任が頑張れといって追い詰めたと・・・。
では、今の校長は息子が自慢の教師の姿なのか?
「どんな未熟な教師に当たっても、幸せな未来がつかめる学校を、
教育システムをつくるんだって。
それを邪魔するものすべてを排除する。
何が悪いの!」
「愚か者!!」
だが高倉の蹴りは寸ででとめられ決まらない。
「私も校長も同じ。
教育の現状から目をそむけた、愚か者です。
校長は教師から熱意を奪い、私は課外授業にゆがんだ熱意を向けた。
今のままでは生徒は救えない。
そう諦めたんです」
どうすればいいか答えはわからない。
でも・・・。
「私たち教師は諦めてはならない。
課外授業が正しいとは思っていません。
教師として失格です」
そして、最後の課外授業が終わったことを宣言する高倉。
校門の前、立ち止まった高倉は、藤井に感謝し頭を下げる。
「「やめて逃げるのか、愚か者」
そう言ってくれたのは藤井。
その言葉でここに留まることを決めた高倉。
その時、学校から去っていこうとする高倉たちを追ってきた生徒達。
戻ってきてくれるのか。
だが3人の女教師は振り返らない。
そんな3人に向かって頭を下げる生徒達。
「ありがとうございました」
その言葉に、笑みを浮かべる高倉だった--------。
そして卒業式。
答辞を読んだのは----------戸田。
「私は恩師のように、強くて熱意あふれる教師になりたくて、今、勉強を始めたところです」
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第9話
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