それは甘えか、チームなのか-------!?
1話目は意外と面白かったという感想が目立ち、なかなかダークホース的ドラマになった今作。
このドラマ、侮るなかれ。
タイトルに惑わされるなってコトだ!!(^^)
彩未が予知夢を見ているのではないかと思い、彼女を眠らせ、その夢を調べた志岐。
彼は彩未の夢に現れた「自分」に驚くも、会話がかみ合ってないこと、それより、気になるのは夢獣の存在。
そして、目を覚ました彩未に彼女が見ている夢は明晰夢だと告げる。
彩未は夢を夢だと理解して夢を見ている。
つまり、夢の中身を操れる人間なのだ。
だが、彩未にはポリシーがあるのだ。
「私は現実の中では決して夢は見ない。
夢は夢の中だけで処理して生きています。
それを覗く権利は 誰にもない!」
だから、こんな夢札を読む機械など認めないという彩未。
こんなものは「悪夢」なのだと!!
そして、また悪夢を見たという結衣子。
人の無意識に接するのが怖くて誰の目もまっすぐ見返せない結衣子はクラスでも浮いた存在に。
そして友達になりたくないのかと責められ、視線の先にクラスの男子の中原冬馬と目が合った途端、結衣子は保健室へ逃げ出してしまうのだった・・・。
後を追った彩未は、もう自分を悪夢に巻き込むなと結衣子に忠告。
先生を信じているという結衣子に、簡単に人を信じるなと言って、
悪夢なんか見るもんかよって、もっと自分を出せ。
自分をぶつけろと諭すも・・・。
やっぱり救いを求めるあの揺れる目を見てしまったら、放っておけなかった彩未。
そして悪夢は今回はヘビになって姿を現したのだ!!
結衣子はそれから逃れようと扉を開けると・・・そこは森の中。
そこには池の近くでカモを捕まえたという冬馬の姿が。
それを父にあげるというのだ。
するとその時、巨大なヘビがそのカモを食べてしまったのだ。
だが、中原はそのヘビを殺してしまったのだ!!
すると・・・そのヘビの中から腹を割いて出てきた少女が!!
これは何を意味するのか。
生徒の家族にまで干渉しきれないという彩未。
だが、古藤は孫の力になってくれなければ、また不登校になると脅しをかけてくる。
これは新手のモンスターペアレントかっ(><)
疲れた気持ちで家に帰ると・・・そこで彩未を待っていたのは、志岐!!
「あなたの力になりたいだけ。
あなたの事もっと知りたいんです」
「どうして?」
「あなたの事が・・・好きになったようだ」
そんなんで信じるのか!?
だが、彩未は「帰って、二度とこないで」と追い返すのだった・・・。
夢見がちだけど、実際は結構現実主義者なんだ。
だからこそ、夢は夢の中でしか見ないっていえるんだろうなぁ。
逆にこの潔さが彩未の性格を現してるし、面白いよ。
冬馬には再婚相手の連れ子で中学になる姉がいた。
離婚が決まったという父親は、自称ミュージシャンで、酒に酔うと暴力を振るう最低男だったのだという。
その父親と離婚したため姉の輝美はそのどうしようもない男と出て行くことになってしまったよう。
冬馬は、そんな輝美を放っておけず後をつけることに。
すると、彼女は父の飲み代の借金返済のためにスナックで働いていたのだ!!
もう二度とくるなと言う輝美。
生活費やお金が欲しくてやっているのだというのだが・・・ひとまず3万欲しいのだとか。
少なっ(><)
そんなんじゃ生活は出来ないじゃんと思ったら・・・この数字は伏線だったわけで。
そして、またも志岐が家に来ていたのだ。
一応話を聞こうと公園に行く彩未。
そこで志岐は正直に結衣子の夢に興味があると話し出す。
彼女が見ているのは予知夢ではないのか?
それを彩未にだけは打ち明けた。
「あなたは何かに利用されてるんじゃないですか。
それなら一人で背負い込む必要はない。
僕とチームを組みませんか?
あなたを助けたい。
あなたの力になりたいんです」
だが、彩未は自ら生い立ちを告白。
自分は施設育ちだが、何不自由なく育ったという。
それは、誰の助けも必要としなかったから、
「甘えた関係は必要ありません」
きっぱりと断言する彩未に、それでも食い下がる志岐は、すでに味方になったと言い募るのだった・・・。
これ、研究のためだけだよね?
がっくんなだけにイマイチ表情が読めない(><)
だが翌日。
事件が起こる。
なんとクラスの女子の財布が盗まれたのだ!!
財布の中身は500円。
だがその財布がプラガモで3万位だったというのだ!!
泉からカモが出てきてしまった!!
クラスの子は結衣子を疑う。
話を聞くと、結衣子を連れ出す彩未。
だがその時、冬馬が自ら自分がやったと告白して、財布を渡してきたのだ。
そこで琴葉を使って、母親から話を聞くと・・・それは輝美のためにやったのではないのかという母親。
琴葉曰く、輝美は共依存症。
父親から どんなにひどい目に遭わされても「父親には自分がいないとダメなんだ」と思い込んでしまい離れることができないというのだ。
その夜、夢を見た彩未。
これは夢。
それが彩未には分かるから、冬馬とカモに好きな所へ私を連れて行けと命じる彩未。
カモの後を追うと・・・そこはスナック。
輝美がそのカモを抱き上げると・・・彩未の周りにヘビが!!
ついに悪夢が自分の夢の中へまで進出してくる事態に!!
迷惑甚だしい!!
嘆きの彩未。
そこで、現実世界で輝美とスナックを探す彩未。
その店は-------『うわばみ』
これが大蛇か!!
店のママに、輝美を働かせるなと忠告する彩未。
だが、それでやめさせた場合、彼女は今度は身体を張って稼がねばならなくなると言い出すママ。
そうならないようにここで保護しているというのだが・・・。
それは甘えているだけだと叫ぶ彩未。
「親に恵まれなかった子供はね、自分で生きて行くしかないのよ!
ひとに幸せを求めたら自分が傷つくだけなの!
そういう自分を自分で助けて行くしかないのよ!
大人だったら大人らしくそこに導いてやれよ!」
啖呵をきった彩未に、ママはちょっと嬉しそうに言うじゃんと言って、輝美と話をしてみると言ってくれるのだった。
その時、改めて「うわばみ」の意味を考えた彩未。
そう、悪夢の元はヤマタノオロチ。
スサノオは、娘を守るために大蛇を殺す・・・。
それを見守らなければならないという彩未。
そして・・・冬馬が父親に薬をのませ、バットで殴ろうとしたその時、それをとめた彩未。
こんなことをしてもしあわせにはなれないと諭す彩未に、冬馬は「同じチームなんだから助けるのは当たり前だ」というのだ。
輝美は姉と思わなくていい。
家族じゃなく、自分たちは同じチームなのだと思えばいいと言ってくれた。
それが冬馬の輝美を助ける理由だったのだ。
そこへ輝美と、スナックのママがやってくる。
輝美の手にはギターが。
彼女の言っていた3万円というのは、このギターを買い戻すためのお金だったのだ!!
ミュージシャンが酒のためにギターを売るなと・・・。
ママは2年輝美を養子にするのを待ってやるから、ちゃんと迎えに来いと諭す。
それまでは娘と思って育てると・・・。
ママいい人だったんだ。
ちゃんと彼女も輝美とそして、このダメ父の理解者だったと。
そして家族は解散しても、やっぱり冬馬は輝美にとって弟なのだ。
輝美は自分と戦いながら父親に夢をみてたのだ。
みんな彩未に救われたと感謝するママ。
彩未的にはちょっと複雑だっただろうね。
そして、翌日・・・ママの元、店の手伝いをしていた輝美の元へ、父がギターを抱えてやってきたのだ。
娘をもう一度守りたいと願う父の想いを綴った歌を、弾き語りで聞かせてくれる父。
待っていると、輝美もまた依存する父から離れようと、互いが新しい道を選ぶことに・・・。
「現実にもまだ信じる価値がある」
志岐にチームを組まないかと言われた事を思い出した彩未。
そして、今日もまた家の前には志岐の姿が。
「おかえり」
そして・・・脇を通り過ぎ、鍵を開けた玄関。
振り返った彩未は、志岐に告げる。
「チームとしてなら、入って」
そして、志岐を部屋に招き入れる彩未だった--------。
入れるんだ!!
最後はほだされたって感じ~?
まぁ、あんだけ熱心に通われたら、やっぱ許してしまうかなぁ・・・。
予知夢解析のための利用なんだとは思うけど、一応その説明はしてるし。
最終的な志岐の意図がどこにあるかだな。
最初サブタイの「チー夢」の意味が分からなかったんですが「チーム」って事ね(^^;)
今回はカモがブランドを示すのかってので笑ったわけですが・・・。
この夢解析はなかなか興味深いよなぁ。
毎回楽しませてくれそうだ。
相変わらず古藤(小日向さん)と琴葉(優香)がいいスパイスキャラになってるので、登場が楽しみ。
どんどん地が表に出てる彩未が、サイコ先生という汚名を拭える日は来るのか?
次回逆に認めてるし!!
あのブログを書いたのが誰なのかも気になるところ。
次回も楽しみだ~♪
◆キャスト
武戸井彩未:北川景子
古藤結衣子:木村真那月
古藤万之介:小日向文世
志岐 貴(夢王子):GACKT
山里峰樹:和田正人
平島琴葉:優香
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第1話
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