理想の医者像----------!!
今回のメインは雪代の母の話。
飛行機の中で突然倒れた母。
あの時医者が居てくれたら-------!!
腕の中で息を引き取った母。
悔しさを隠せなかった雪代は、その時、医者になることを決めるのだった---。
一方、自分が何者なのか、父親との親子関係がないと判明した卓巳はますます困惑。
では
何故自分が帝都大の先端医療チームのメンバーに選ばれたのか?
センター長の鳴瀬は総合的に優秀な医者だと判断したからだというけれど・・・どうも納得できない卓巳。
今回の患者は雪代が卓巳の担当を代わってまで引き受けたいわく付きの患者。
父は日本医師会の役員で、大病院の息子の益田という元医者がやってくる。
半年前に彼は自転車で事故を起し、右前腕の神経損傷を起こし、上腕は粉砕骨折してしまい、術後の経過が悪く、腕が思うように動かなくなってしまったよう。
先端医療でも限界はある。
今回はそれに該当しそうなほど複雑すぎる症例。
だがそれでも益田は、自分が医者に復帰できればたくさんの命を救えるのだと、損失を訴える。
「新しい術式を探し出せ」
横柄な態度に怒りの高木。
だが、今回は雪代が率先して専門医を呼んできたりと、今までにない患者への前向きな態度。
そのカンファレンスの結果、神経は最新チューブを使って再生させ、卓巳のアドバイスで、骨の再生能力を生かし、意図的にもう一度骨折させる方法が導き出される。
だが、その意図的骨折・チッピング法が出来る医師がここにはいないのだ。
その案を飲む益田。
そして・・・今度は外部から女医・三沢を雪代が呼んできたのだ。
彼女はチッピング法の名医のようで。
でもどうやらその女医、雪代の元旦那の浮気相手なのだとか。
高木が冗談で言った事は図星。
おいおい。
泥沼~!?
浮気なら許せる。
だが、旦那が三沢に本気になったから自分から別れた雪代。
それを三沢本人にも告げたことがあったよう。
だが、子供の本当の母親になりたいと言った三沢の頬を叩いたよう。
雪代にとって、息子は譲れないものなんだろう。
そんな因縁の相手を呼んでまで・・・何故益田の治療にこだわるのか?
「医者が患者の立場に立つなんて、いい経験ですよね」
そう話す卓巳。
理想の医者像が見えてくるのではないかと卓巳に言われた益田は、それを認める。
救った命は数知れず。
だが、その後の治療や成果など考えた事もなかったというのだ。
「駄目な医者だったんですね。
腕を治して駄目医者の方も再生しなければいけませんね」
笑顔でキツイ事を言う卓巳。
でも、益田はそれを知ったから、どうしても医者に戻りたいと願ったのだ。
その可能性を与えてくれた雪代に感謝しているという益田。
「あんたらに懸ける。
頼む」
そう言って頭を下げるのだった・・・。
だが・・・今回、何故雪代は益田の治療にこだわったのか?
どうやら雪代たちが乗っていた同じ便に益田が乗り合わせていたよう。
ドクターコールがかかったのだが、その際、自分は専門外だと益田は手をあげなかったというのだ!!
それを偶然聞いてしまった雪代。
母を見殺しにした医者。
そっか、だから旦那を奪った三沢を呼んでまで益田の治療にこだわったんだ。
まさか母親の復讐?
そしてはじまる手術。
慎重さが重視され、かなり難しい手術。
だが、皆のサポートと技術力で骨の方も、神経縫合もうまくいき、後はリハビリ次第で益田の腕は治るというのだ。
手術は大成功。
それを感謝する益田。
だが、彼は雪代が自分の治療に他の医師とは違う意思を感じたと、その理由を問う。
そこで雪代は益田に母の事、飛行機での事を全て話す事に。
「あなたが見捨てた命。
憎む相手の復讐なんて楽な道。
だったら私はその相手を救う道を選ぶ。
迷ったら向こうを張れ。
難しい道に懸ける。
死んだ母がいつも私に言っていたこと。
このセンターに来てくれたことを感謝してる。
私に飛びっ切りの試練を与えてくれて」
話を聞いた益田は、雪代が一つ誤解していると指摘。
なんと、あの時
益田が名乗り出なかったという話をしていたのは別の便での事だったのだ。
その患者は搬送され救われたというので間違いない。
そして、その時、
もうひとり、ドクターコールで名乗り出なかった医者がいたというのだ!!
日本遺伝子学会のパーティで話をしていたのを聞いたという益田。
その患者はまさに雪代の母と同じ症状で亡くなったという話だから間違いないだろうと。
そして、それは
帝都大の医者だったという益田。
雪代の母の命を見捨てた医者は帝都大にいたのか!!
小牧の関係者で、桟原という医師の後輩にあたるのが歩美。
彼の推薦により、このチームに入った歩美。
「マシーンの性能を上げてやれる」と、自分の技術を歩美に仕込む事にしたよう。
だが、彼は小牧の息子の死に関わりがありそうな歩美の父親の事を踏まえて、意図的に選んだ節があるし・・・。
桟原の下にいたのは意図的だと暴いた朋子。
彼女が歩美にこだわるのは、昔一度会っているからのようだけど、歩美は覚えていないよう。
この関係も気になる所。
そして卓巳の過去は・・・。
偶然鳴瀬たちを知る人物から聞いた話によると、彼が医者を目指したのは仁美の影響が大きいという。
それは、
遺伝子工学の権威、斉藤 健司の奥さん斉藤 仁美の事。
更に仁美の出身地を調べると、鳴瀬と同じ新潟。
そして----------
斉藤は父・邦夫の同級生だったのだ!!
さぁ、少しずつ繋がってきた関係。
では斉藤の息子だった卓巳を邦夫が引き取ったという事なのか。
それか、まさか仁美と鳴瀬の子とか?
いずれにせよ、ただの町医者の卓巳がこのチームに選ばれた理由はここにありそうだなと。
ただの医療ドラマだけでなく、それぞれの役の過去が複雑に絡まる展開は面白いと思う。
繋がりがあるというのが謎解きのようでいい。
かなり深い闇がありそうですが、これからの展開も楽しませてくれそうだ。
◆キャスト
波多野卓巳: 相葉雅紀
橘歩美: 多部未華子
高木淳二: 田辺誠一
荻原雪代: 小池栄子
副島雅臣: 北村有起哉
時田真希: 桜庭ななみ
波多野邦夫: 平田満
鳴瀬哲司: 高嶋政宏
古牧利明: 小日向文
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第1話 第2話
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