|
カテゴリ:TVドラマ感想
秘すれば花----------!!
「ゲイって嘘だよね?」 「それは-------そんな風に見えてました?」 じゃぁ嘘でいいのかと思いきや、なんと旭はそれを否定しないで、それでいいと言い出したのだ!! 女友達のようでいてくれってどういう事? 由美の事好きじゃないのか? 旭の真実は? 健介も恋人なのかと母に問うけれど・・・。 真弓も満更ではなかったのに、予防線を貼られたと思ったようで。 でも、どうやら旭は密かに由美の事を思ってたよう。 ただ、仕事の出来る由美と、今の自分ではつりあわない。 そう思ったからこそ、旭的にはタイミングを図ってる状態のようで(^^) 秘すれば花。 すべてを伝えないからこそ、より深く伝わることがある。 上手く伝えられないことが、その想いを語ることがある。 そういう事を、俺はあの風呂場で知った。 そうだったよな、親父--------。 照雲とのキャッチボールの最中、突然旭は母・美佐子がどんな事故で亡くなったのかを問うてくる。 動揺してしまう照雲。 その話を銭湯でヤスに聞かせていたところ・・・葛原がたえ子に子供がいるのかと言い出したのだ。 なんでも彼の奥さんが、たえ子が男と会っていて、そこで嫁入り前にあの子にあって欲しいとか言われていたのをきいてしまったのだそうで・・・。 それはヤスも知らない話。 離婚話は聞いたけど、子供の話までは知らなかったようで・・・。 ここは黙っているべきか否か。 相談に乗ってやるかという話でまとまりそうだったのだが・・・。 店に行くと、たえ子が血相を変えてヤスを呼びにやってきたのだ。 どうやら旭は今度はたえ子に美佐子の話を聞きに来たよう。 よく知らないと誤魔化したというたえ子。 このまま真相を知らせないでいいか? だが、自分を庇って死んだなど、可哀相で言えないと悩むヤス。 言われた時の旭の顔を想像してみると、そんな事はとても言えないというヤス。 で、結局たえ子の子供の話を忘れてしまったようで・・・。 翌日、ヤスが二日酔いだろうという事で、カレーを用意していた旭。 そこで旭はお母さんの話を聞きたいと言い出す。 にわかに緊張するヤス。 だが・・・旭は母はどんな料理が得意だったのかときいてきたのだ。 事故で死んだという事で、ヤスに気を使ったのか・・・いざというと、真相を知るのが怖くなったか・・・。 何故急に? 「ほら僕、お母さんのこと何も覚えてないから」 そんな風に言う息子に、ヤスはそれはそれで旭も、そして美佐子も不憫に思うしかない。 仕事場の仏を磨きながら話しかけるヤス。 そこへお客さんがやってくる。 なんと、たえ子の元夫と、その娘の泰子。 どうやら嫁入り前に、泰子が実の母に会いたいという事で、幼馴染みのヤスに頼みに来たよう。 ヤスが頼んでダメなら諦める。 頭を下げられてしまい、ヤスはたえ子に会ってやればと話をつけることに。 必死だった泰子の話を聞かせるヤス。 だが・・・。 「捨てたのに? 私は子供を捨てたの」 驚きを隠せないヤス。 たえ子の嫁ぎ先は、古い農家の家で、そこの姑にいびられ、女の子を産んだため、今度はまたネチネチ言われたよう。 次は男の子を生めと責められ、ある日おじさんにからかわれたことで耐え切れずに離婚を切り出したよう。 だが、籍を汚されたくないからと、離婚を渋られ、どうしてもというのなら、子供を置いていけといわれ、 自分が自由になるために子供をあの家に置き去りにしたと-------。 だから今更どんな顔をして会えばいいかという話。 会いたくないというたえ子に、嘘つけと食い下がるヤス。 自分を「やっちゃん」と呼ぶのはたえ子だけ。 それは娘が「やすこ」だからではないのか? 「うるさい!!」 思わずそう叫ぶたえ子に、驚くヤス。 「秘すれば花って言うでしょ」と、自分の話を終わらせるたえ子。 そして、今度は旭の話を出して来て、ヤスも同じだと言って、自分のケジメをつけられない奴にえらそうな口叩かれたくないと大喧嘩してしまう2人。 だが家に戻ったヤスに次々と電話がかかり、旭が美佐子の事故の事を教えて欲しいと幸恵にまで聞きに来たというのだ。 次は社長の元。 もう可哀相で黙っていられないと言い出す社長は、真実を伝えると言い出し、ヤスは慌てて会社へ向かうも・・・旭はすでにいなくなっていたよう。 必死に旭を探すヤス。 そして、ようやく会社の片隅で発見した旭の姿。 家に戻りながら何故自分に美佐子の話を聞かないのかと問うと・・・。 やはり大好きだった母の事故の話をヤスにさせるのを躊躇ったからのよう。 本当気遣い出来る子だよなぁ、旭は。 そこでヤスは何を聞いても受け止められるかと気持ちを確認し、旭にすべての話をすることに。 男2人で入った風呂。 そしてヤスは、母の事を何も覚えていないという旭に、いつも抱っこして「こんにちは赤ちゃん」を歌っていた事。 いつも食べきれないほどの料理を作って、ヤスと旭が美味しいといって食べるのをニコニコしながら見ていた事を話して聞かせる。 そしてあの日-------。 だが、ヤスはそこで顔を湯船につけ、あげた勢いでお父さんを庇ってお母さんは事故に合って死んだんだと言ってしまったのだ!! 母と旭にかっこいい所を見せようと荷捌きしていた所で、荷崩れが起きて、美佐子が庇い、自分が下敷きになってしまったのだと・・・。 「僕をかばったんじゃなくて?」 そう問うてきた旭に、一瞬固まるヤス。 みんなが本当の事を言わないのはそういう事ではないのかと、旭なりに思っていたようで・・・。 聡い子だ。 「お母さんは、お父さんのせいで死んだんだ」 言ってもお母さんが生き返る事なんてないから・・・。 みんなにも自分のせいで死んだといえなかったと誤魔化したヤス。 だが、それが返って旭を怒らせてしまったよう。 お父さんを庇って死んだのに。 最期なのに、ちゃんと言ってあげないって・・・。 旭に軽蔑されたと、落ち込むヤス。 海雲は話を聞いて「くだらん」と一蹴。 旭に嫌われようが、変わろうが、自分は変わらないのだ。 それがヤスの答えなのだから。 その夜、葛原の嫁が泰子と一緒に夕なぎに行くところに遭遇してしまうヤス。 どうしても顔だけでも見たいという泰子は、葛原の嫁と一緒に、娘としてではなく客として夕なぎに行くことにしたよう。 後をヤスに託す嫁。 そこで、「知り合いの娘さん」という設定で店に入るヤスたち。 だが、泰子の姿を見て、たえ子はすぐに娘だと気づいたよう。 それでも客に相手するように、いつもの接待をするたえ子。 そこには照雲も社長もいたのだが・・・なんだかみんな緊張気味。 皆もすぐに泰子が娘だと気づいたようで。 だが、たえ子は商売を続けるコツは忘れることだと話をしだす。 「一番よくないのは恨みをためることよね。 結局何にもうまくいかなくなるし、恨んだらダメよね。 恨みは時間の無駄、ねッ」 そして、もうすぐ結婚すると紹介した泰子には旦那に作ってやれるもんを出して欲しいというヤス。 たえ子はおめでとうと笑顔を見せ、葛原に子育ては大変だと世間話を始める。 「大変なのはね育てること。 それに比べたら産むのなんて屁みたいなもんよ。 感謝しなきゃいけないのはね、育ててくれた人」 それはたえ子なりの泰子へ向けたメッセージ。 「親不孝中の親不孝は逆縁なんだって。 親は先に死ぬのがいいのよね、死んだ方がいいのよね。 子供の幸せ見届けたいっていうのは、親のわがままなのよね、見なくていいのよ。 その子が幸せだったらそれでいいの」 話を聞いていた照雲は思わず泣き出してしまう。 そんな照雲をしかりつけるたえ子。 そして、ヤスと泰子のためにハマグリの吸い物を出すたえ子。 「はい、やっちゃん」 たえ子の呼びかけに反応するふたり。 やはり泰子もそう呼ばれていたのか。 今日は大きいやっちゃんと小さいやっちゃんで。 では何故婚礼でハマグリが使われるか知っているか? 「ハマグリはね、上の殻と下の殻がピッタリ合うの。 こんなにピッタリなんだから、最期まで添い遂げないといけないよって。 小さいやっちゃんは 子供は好き? なら強い親になりなさい。 強い親っていうのはね… 自分がボロボロになっても、決して子供の手を離さない親のことよ。 分かった?」 たえ子の言葉にはいと答える泰子。 そして、いただいたハマグリの吸い物。 「美味しいです。 これ、美味しい」 涙をこらえるたえ子。 泰子に背中を向けて、彼女が美味しいといってくれて、初めてこらえきれずに涙する姿に涙だった。 子供を捨てるような人。 泰子はたえ子を恨んだこともあったろう。 だから、もしかしたら、最悪の母親だと確認しに来たのかもしれない。 でも、自分が出来なかったことを、次は親になるであろう娘に告げる。 あれがたえ子の親として、泰子に出来る最後のアドバイスだったんだ。 何故自分を捨てたのか? もう、そんな理由は今の泰子にはどうでもいいのだ。 ヤスが言い募ろうとした言葉を遮り、泰子は言う。 「いいです、そこはもう、秘すれば花で」 それはたえ子も使った言葉。 母娘だと感じたヤス。 「あんたら、親子だよ」 その言葉に笑顔を見せる泰子。 旭にも、嘘しか言えなかったヤスの気持ちがあんなふうに伝わればいいと願う照雲。 だが、それはない。 すべてが分かれば嘘だとバレてしまうのだから。 「な~んか、何かもういいわ、俺。 旭が笑っててくれりゃ、俺はどうでもいい気がしてきた」 そう思うヤス。 ◆続きはコメント欄にて ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 第1話 第2話 第3話 13557 HIT/2/8 楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/0c9474a364dffe79380ec69c3102c427/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[TVドラマ感想] カテゴリの最新記事
|