次のターゲット-------！！
何故野村は死んだのか----------？
知人として、どうしても野村の死の真相が知りたい直美。
葬式の席で会ったサキに野村の話を聞くも･･･。
６年ぶりに伊豆で祐樹と会う約束をしていたというだけで、真相は闇の中。
誰にも言えないことはある。
だが、何故留まれなかったのか･･･。
それが腑に落ちない直美。
瞬間的にスイッチが入ったのではないのか？
岩城の言葉に何かを考える隼人。
一方サキは、次のターゲットである本田に近づいていた。
きっと本田がそこで働いているのを知っていて、その道を通ったんだろう。
本田もサキの事を覚えており、思わず声をかけてしまう。
サキは、すぐに先日の本の感謝を告げる。
本田はそれに気をよくして、落とした手袋はレジに預けたと告げるのだった･･･。
本田は空調整備員。
だが、会社では使えない奴扱いで、同僚にもこき使われ、取引先にも「お前じゃダメだ」と言われる始末。
バカにされる人生。
そんな中で、サキだけが「あなたのおかげです、ありがとう」と感謝してくれた。
それは本田にとって救いの女神の言葉だったろう。
今日はサキの家での食事。
隼人はサキに野村の自殺が腑に落ちないと、心情を告白。
するとサキは、隼人に本当は野村が死んだ理由を知っていると語りだしたのだ！！
「野村さんはね、祐樹さんの事を愛していたのよ」
妹を愛していたという衝撃的な告白を聞いた隼人は驚きを隠せない。
否定の言葉を告げると、
「絶対にないって言い切れる？」
サキの言葉に動揺する隼人。
ま、自分も今、気持ち的には野村と同じような状況に立たされているわけだし。
では、警察には？
だがそれは、死んでも守りたかった野村の秘密を明かすことになる。
そして、何も知らない祐樹を傷付けることにもなる･･･。
それを聞き、流石に隼人には真実を告げろとは言えないのだった･･･。
その頃･･･サキは須藤と遭遇。
須藤には息子がいるという話を聞くのだが･･･まさかそれが本田とか言わないよね？
須藤は理事長を継がせるのは諦めてると言っていたけど･･･。
さて、サキは先日本田に会った時に、日曜はあの本屋へ行くという話をしていた。
それを覚えていた本田は、サキに会いたくて本屋で待つことに。
現れたサキに声をかけ、偶然ですねと言われ、見つかった手袋に感謝したサキは、お礼をさせて欲しいと、見事本田の連絡先をゲット。
それが仕組まれているとも知らず、近々連絡するといわれて、有頂天になる本田だった･･･。
和繁にもしっかりアピールしまくりのサキ。
今度ワインバーへ行く事になったよう。
いつくるか分からないサキを、休憩時間を削ってまで待ってる和繁もお気の毒だわ（＞＜）
その頃、サキの家に行ったことで喧嘩してしまった百合香が隼人を訪ねてくる。
自分から謝罪した事で、隼人もごめんと言い、ようやく仲直り。
だが、今の隼人はサキが言った「絶対ないって言い切れる？」と言う言葉が気になって仕方ない。
血が繋がった兄弟。
妹を好きだった野村。
それでも死を選んだ彼の行動･･･。
想い出すのはサキの事ばかり。
それが今の隼人。
たまらずサキを訪ね、自分に出来る事があれば何でも言ってくれと告げる隼人。
何があっても飛んでくるから。
そしてサキからの連絡を受けた本田。
部屋のエアコンが壊れたから、今から家に来て見て欲しいと言い出すサキの言葉に、仕事を終えてからすぐに家に向かう本田。
すぐにそれを直してくれた本田に感謝するサキ。
支払いをすると言うサキに、いいという本田。
そこで代わりに食事を作ることに。
いつも助けてもらってばかりだと感謝され、本田は嬉しさを隠せない。
美味しいという本田に、仕事はどうかと問うサキ。
自分は何も出来ないし、迷惑かけてばかりだという本田に、そんな事ないと庇うサキ。
「だとしたら、それはね周りがあなたをわかってないのよ。
あなたじゃなきゃだめなこと、きっとたくさんあると思う。
この世にあなたの代わりはいないのよ」
その言葉に、勇気をもらう本田。
あぁぁ。
こうしてまたサキに落ちていく男が生まれるんだな。
本田は３２歳。
年齢的にも他のターゲットと重なる。
その頃、岩城は新しい企画のために若者の闇の部分についての資料を集め、次の企画を考えていた。
「例えば実際に手を下さなくても、スイッチを故意に押す人間がいたら･･･」
「それって間接的な殺人だよね」
間接的殺人。
その時、岩城から見せてもらった先日自殺したというTI社長の資料を見せてもらった隼人。
その写真を見て、驚きを隠せない。
それは･･･先日サキに言い寄っていたストーカー男だったのだ！！
何故サキの周りで２人も死者が！？
「相手が壊れるスイッチ…。
誘導するのがうまくて、押された人間もスイッチを押されたことにすら気付いてないかもしれない。
そんなことができたら完全犯罪だけどね」
直美の言葉に、動揺する隼人。
「スイッチを故意に押す人間か。
まさに悪魔だね･･･」
ついに姉を疑うのか！？
隼人は何か知りたくはないこの繋がりに気づいてしまったかもしれない。
でも、これでようやく隼人がキーマンになる可能性が出てきたって事で。
ただ、そろそろ半分超えたわけだから、何故サキがこんな復讐劇を始めたのかとか、理由が知りたい所。
結局それなんだよな。
動機が見えないから、ただ怪しいだけって事で話が進んでるだけだもん。
次回は本田が？になるのか。
こうなると和繁はステーキ除外っぽいよね。
残るは須藤とやっぱり隼人？
前回の流れがよかっただけに、そろそろ本題明かして欲しいよ（＾＾；）
◆キャスト
仲間由紀恵・網浜サキ
三浦翔平・新田隼人
内田有紀・濱田直美
萩原聖人・野村康介
石黒英雄・岩城利也
高嶋政伸・須藤繁之
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第1話 第2話 第3話 第4話
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