消えた母と息子----------。
それはこの親子が事件に関わっているから?
世間は、既に淳子か慎司が犯人であるという目で見てしまったよう。
追い詰められたその時。
人はどうするのか?
結城が気になるのは、啓介が高橋から金を借りていた事。
そこで啓介に会社まで話を聞きに行く結城。
だが啓介は淳子の事は知らないだとか、退社時間と、帰宅時間が空いているのを詰められ、パチンコに行ったとか、なんだかごまかし気味。
逃げるように会議へ向かう啓介。
翌朝、ニュースで高橋が殺害され、淳子と慎司が行方不明だという報道が大々的に流される。
ひばりケ丘の住民たちは皆、高橋のもう一面の顔を不安がるのだが・・・。
小島だけは、啓介を疑っているよう。
たったひとり、家に残された比奈子の生活も一変してしまう。
長男は研究で大学にこもりきり。
携帯を忘れたとかで、連絡もつかないよう。
行き場を失くした比奈子は晶子の元に引き取られることに。
だが、明子は慎司を疑い、旦那は、殺人犯の家族を引き取ったなど知られたらどうなるかと、迷惑がるばかり。
ネット上ではひばりケ丘でのこの事件に、セレブ家族の崩壊だとか、死ねだとか、言いたい放題。
父の写真はさらし者のように公開され、中傷や妬みばかり。
あの日・・・友人たちの会話に同調し、父の事を心の中で何度も殺したと言ってしまった日比奈子。
そのせいで父は亡くなったのか?
自分を責める比奈子。
何故パパは死ななければならなかったのか---------。
その答えが欲しい。
翌日、町中で、淳子と啓介が同じ喫茶店から時間差で出てきた所を目撃してしまう真弓。
何故2人が?
疑問に思うも、そこへ結城がやってくる。
どうやら前回名刺を見て真弓が驚いたのは・・・二人は大学のゼミが一緒だったよう。
そして結城の方も真弓の事を覚えていたよう。
ただ、前回は捜査だったので声をかけられなかったというのだ。
「何か起こるなら、うちのほうだと思ってた」
捜査で聞いているだろうという事で、自宅の状況を話す真弓。
でも、どうやら結城にも別れた奥さんとの間に子供がいるよう。
最後に会ったのは5年前なのだそう。
「でも...
離れてても家族だから」
そう呟く真弓。
比奈子は晶子と共に学校へ登校。
先生方は力になる、比奈子を守ると言ってくれるけれど・・・。
「私これから普通の人生が送れるんでしょうか?
進学も、就職も、結婚も、みんなと同じようにできますか?
何も悪いことしてないのに、これから一生、周りの目を気にして生きていかなきゃいけないんでしょうか。
教えてください、私これからどうすればいいですか?」
ようやく学校に行ったものの・・・既に友人たちとは距離が出来、皆は好奇の目で自分を見る。
最早学校にも居場所はない。
実家に戻ろうとすると・・・記者たちが高橋家を囲んでいた。
そこへ調度戻って来た彩花。
彼女も慎司の件で、付き合わなくてよかったと笑いながら慎司をバカにした志保たちに反論したせいで、セレブ仲間と、またイヤミを言われていた。
そこで彩花は、比奈子に告げる。
「知りたくありませんか?
あの夜何があったのか」
彩花の言葉についていくことにした比奈子。
カラオケボックスで、歌を探し出す彩花に、さっさと話しなさいと言い募る比奈子。
上から目線のその言い方に、彩花はキレて、何故自分を見下すのかと反撃。
慎司もずっとバカだと思っていたのだろうと・・・。
それはひがみだと反論する比奈子。
だが・・・彩花はあの日、慎司と淳子が言い争った声を聞いたと話し出したのだ。
「比奈子さんはどっちだと思います?」
犯人は慎司か淳子か。
共犯の可能性もあると哂う彩花。
帰ると立ち上がる比奈子を捕まえ、強引に写メを撮る彩花。
「記念写真ですよ。
ほら、その制服だっていつまで着れるか分かんないし」
流石にこれにはふざけるなと言ってしまう比奈子。
だが、彩花だって今まで苦しめられてきたのだ。
容赦なく隔たりがある、壁に。
だから容赦ない。
これはひがみではないのだ。
「あんただってもうこっち側の人間じゃん」
彩花の言葉に愕然となる比奈子。
そう。
もう比奈子がお嬢様で居られることはない。
何をするにも、父親が殺されたという現実が突きつけられ、今はその犯人が母か弟かという話にまでなっているのだから・・・。
一方、慎司を探し続ける淳子。
やっぱり淳子は成績が落ちたからバスケを辞めろという意味であの用具を捨てたんだな。
進学できないかもしれないという状況だったわけだし。
だからきっとこのふたりは犯人ではないのだろう。
だったらせめて違うという弁明をしに出頭しろって話だけどね。
逃げる意味が分からない。
そこだよな。
だからまだ高橋を殺したのかって疑いが晴れないわけで・・・。
そして真弓は今日もまた地雷か・・・。
激しい喧嘩をすることになる彩花と真弓。
比奈子と会ったと言ったら、根掘り葉掘りどうだったとか聞かれるし、
制服を着た写真を撮ったといえば、もう少し心情をわかってやれとか・・・。
それはあんたも同じことしただろうって視聴者は言いたくなっただろうなぁ。
あの制服を着て写した写メを送り付けられた彩花の気持ちはどうなんだって話。
落ちた中学の制服なんて見たくないって(><)
これは彩花が怒っても仕方ないわ。
「大体さ、あんた人んちのこと心配してる場合なの?
家族バラバラなのはうちだって同じじゃん。
結局あんたはいつだって外面だけが大事なんだよ!」
彩花の大声と、物を投げつける音に、今日も家に入るのを躊躇う啓介。
散歩だと家を出て行く彩花を止めることも出来ない真弓。
その時車の中にいた啓介を発見した真弓は驚く。
だが今はそれより話を聞くのが先。
何故1千万も借りたのか?
独立資金。
だが、結局銀行に手ずかずで残っているという啓介。
だからお金でもめてはいないというのだが・・・。
・・・なんか怪しいんだよ。
本当はお金、使ってるんじゃないのか?
そしてあの日、高橋家から啓介が出てきたのを小島が見たという話をした真弓。
すると啓介は憤慨したように冗談じゃないと言うのだ。
「あの夜、高橋さんちから出てきたのは------小島さんなんだよ!!」
なんと、話が180度転換!?
そっちですか。
で、本当は実在しないのではないのか?とまで思ったマーくんが次回登場っすか。
小泉くんなのね(^^)
比奈子は良幸の元へバスで向かうことにしたよう。
慎司を探し続ける淳子。
彩花はついに慎司を発見。
小島は・・・。
幸福な人間は
人を欺く必要などない。
でもこの街は今、嘘と秘密であふれている。
一つでも傷物がまざれば、途端にその価値を失うものがある。
私はそれを、見過ごすわけにはいかない。
たとえ、どんな犠牲を払ってでも」
今度は小島犯人説浮上ですか(><)
相変わらず空気の読めない真弓は同情の余地はないし、むしろ彩花の言ってる方のが正論に聞こえるから不思議だ。
で、正直比奈子も気の毒には見えないんだよな。
やっぱ今までがどこかすました感じがしてたから。
啓介が怪しすぎるし、淳子と何を話したのかってのが気になる所。
さて、次は誰が怪しさを増すのか?
次回は小島家の事情も何か判明するかしらね。
◆キャスト
遠藤真弓...鈴木京香
高橋淳子...石田ゆり子
遠藤啓介...宮迫博之(雨上がり決死隊)
高橋良幸...安田章大(関ジャニ∞)
遠藤彩花...杉咲花
高橋比奈子...宮崎香蓮
高橋慎司...中川大志
橋弘幸...田中哲司
小島さと子...夏木マリ
結城哲也...高橋克典
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