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カテゴリ:TVドラマ感想
涙の重み----------。
笑って、面白い設定を楽しもうと思ってた作品だと思っていたら、予想の斜め前を行く展開で、切なかった。 そして、分かりやすい設定に色々共感できる部分が多かった回だったなぁ。 ついに越前さんに自分は越前さんの漫画の世界から出てきた人物だと告げたはらちゃん。 最初は信じなかった越前さんも、目の前で何度も消えて、ノートを振ったら出てきたという現象を見て、信じようと思ったよう。 だから自分が「神様」なのかと納得は出来たものの・・・やはり漫画の登場人物が現実化するなどにわかには信じられない事態。 自分が書けばどうにでもなる世界。 それにいたずら心を抱いた越前さんですが・・・。 「私たちは両想いですよね?」 はらちゃんの質問に考えさせて欲しいとノートを開いてしまう越前さん。 まさに「♪~私のことはほっといて」だよね。 そこで百合子に話を聞いてもらう越前さん。 簡単に話を信じる百合子。 どうしたらいいかと相談する越前さんに、夢がないと語る百合子は、逆にどうするのかと問う。 でも、先週とは違い、はらちゃんはいいと思うと言い出す百合子。 自分が好きなように出来る男。 都合のいいときに呼び出せて、好きに描けて・・・。 で、どうやってここから出てくるのかと、ノートを振って、世界の裂け目が出来てと・・・説明していた所、ノートが弾みで田中くんの運転する車の上に!! その漫画の世界の話を偶然聞いてしまった清美。 そして、今回はマキヒロが、ついに世界の裂け目に到達し、こちらの世界に出られたのだ!! 初めて見る海に驚いていたマキヒロの前に、清美が現れる。 清美を「キレイ」だと素直な感想を告げるマキヒロ。 すっかり機嫌をよくした清美はマキヒロを伴って街へ出かける事に♪ 田中くん、振られたっ!!(><) ま、そりゃキレイだとか、名前が清く美しいってぴったりだとか言われたら、女はぐらっとくるよね~♪ いちいち反応が自然で、怯えて清美の手を咄嗟に握り、あったかいと感動してくれたり、彼女って何かとか言い出す素直さ。 そりゃ清美にすれば、天然さんな田中くんではなく、超ピュアな男の子なマキヒロの方に惹かれてもおかしくないわ。 一方、遅れて車が止まった衝撃で、はらちゃんもこちらの世界へ到達。 ノートを追ってきた越前さんは、しばらくはらちゃんを工場長の玉田と田中くんに預けて、ノートを奪い去ってしまう。 それをケンカしたのかと言われ、男が諦めるしかないとアドバイスする玉田。 そして、はらちゃんを食事に連れ出し、今日もエビピラフをご馳走♪ そこで越前さんとはどこまで行っているのかと問い、手は握ったという話を聞き、「ちゅ~」はしたのかと聞き、 「チュ~またの名をキス」 初めての単語に心を躍らせるはらちゃん。 両想いになった人は今度はこれをすると聞かされ、やる気満々のはらちゃん。 だが、どうやら玉田は親も兄弟も分からないそう。 だからずっと一人。 はらちゃんも分からないという事で、親近感を覚えた玉田。 「時々思うよ。 俺が死んでも泣いてくれる人はいるのかな~ってな」 「「死ぬ」って、世界からいなくなるってことですよね? 工場長がいなくなったら寂しいです。私が泣きます。 死ぬって、よく分かりません。 死んでいなくなったらどうなるんですか?」 「俺も死んだことないから分かんないけどな。 でも…。 消えてなくなんじゃねえのかな~命がなくなるわけだからな」 「「命」? もう会うことはできないんですか?」 「そうだな、この世界にいる者はみんないつか死ぬわけだからな。 悲しいけど仕方ないんだよな~」 玉田の言葉に、なんとなく不安なものはよぎったんだけどなぁ・・・。 はらちゃんも「死」というものを初めて知り、自分たちはどうなのかと聞くと、漫画の世界の住人には死はないだろうとの答え。 羨ましいと笑う玉田。 そして彼ははらちゃんにチューの種類を伝授!! すっかり意気投合したはらちゃんと「たまちゃん」わはは!! そんな風に呼び合う仲になっちゃって(^^) うまくやれよと励まされ、ニヤニヤのはらちゃん♪ 何かよからぬものを感じた越前さんはすぐにノートを開いてはらちゃんを漫画世界へ戻してしまうのだった・・・。 で、当然マキヒロも・・・なわけで。 突然いなくなった彼が握っていた手を見つめる清美。 それで漫画の世界の人だと、納得したよう。 マキヒロもすっかり「恋」しちゃったようで(^^) そんな越前さんの元へやってきた百合子。 「私さ、この間「やめといたほうがいいと思う」…って言ったよね越前さんとはらちゃん。 あれ 取り消す。 ハッピーエンドにはならないかもしれないけどさ、でも彼の気持にはちゃんと応えてあげるべきなんじゃない? だって、あなたがつくったんでしょ? 彼を。 神様なんでしょ? あなた。 世界をつくった神様にも責任はあるんじゃないかな~」 そう言った百合子。 彼女にもその「責任」があったから、もう漫画を描かなくなってしまったのかなぁ。 感想にこそ書いてませんでしたが、前回の話で、百合子が矢東薫子ではないかと思いました。 だとしたら彼女が漫画世界に詳しいのも納得できるし。 でも、今回の最大の事件はこの後だった。 ワンカップを飲んで、調子よく歌を歌って月を見ていた玉田。 だが・・・彼は足を滑らせ、堤防から海へ転落してしまうのだった-------。 えぇぇぇ!? まさかの展開にびっくりだった。 長沼は涙し、百合子はあのバカと悔しさをかみ締める。 越前さんは・・・父が亡くなった時の事を思い出したよう。 慰めて欲しい時に、呼ばなければ居てくれない。 でも、呼べば来てくれるはらちゃん。 泣いている越前さんに驚いて固まるはらちゃん。 越前さんは、ただ抱きしめてと注文。 「嫌いなの。 嫌なの、人が死ぬの嫌いなの! 玉田工場長が…死んでしまったんです」 「工場長さん。 たまちゃん… が? 死んだんですか?」 呆然となるはらちゃん。 「悲しいですね 「死ぬ」って。 もう 会えないんですね。 工場長さん… たまちゃんに。 悲しいですね…もう会えないなんて。 越前さんもいつか死んでしまうんですか? 嫌です。 そんなの絶対嫌です。 私も死にたいです。 どうして私は死なないんでしょうか? ごめんなさい。 分からないことばかりで。 私と越前さんは住む世界が違うんですよね。 これじゃあ…。 両思いじゃないですよね」 「両思いです。 何だか さっぱり分からないけど両思いなんです、私達は。 だって、あなたのこと好きに決まってるじゃないですか。 私がつくったんだから…。 一番好きなキャラなんだから!」 そう言って、はらちゃんの涙を拭い、自分からキスを仕掛ける越前さん。 気持ちいいものなんですねと、素直な感想を述べるはらちゃん。 そういう事はいわなくていいと注意する越前さんに、みんなに言いたいと言い出すはらちゃん。 「絶対 言いたいです! 工場長さんの、たまちゃんにもお礼を言いたいです! あっ…。 もう、いないんですね。 死ぬって…こういうことなんですね」 なんかこの台詞に泣けた。 そして、本当の意味で「死」を理解したはらちゃん。 でも、はらちゃんはいい事を思いついたと越前さんに笑顔を向ける。 差し込んできた光。 そして、はらちゃんのリクエストに答えた越前さん。 「また」と手を振って漫画の世界へ戻っていったはらちゃん。 そして越前さんは、漫画の続きを描く。 涙を流しながら、それでも笑顔で。 そして、いつもの居酒屋で騒いでいる5人に、新しい仲間が増えることに。 「たまちゃんで~す!!」 やっぱりそういう方向に来ましたか(^^) たまちゃんはこれからは漫画の世界で生きていける。 この回だけ見れば、すごくいい話で、あったかいラストだった。 でも、たまちゃんはもう漫画の世界だけで生きていて欲しい。 越前さんの自己満足でもいい。 こちらの世界に出ると、それは秩序がなくなるからさ。 でも・・・物語の終わりを考えなければならないと言っていた百合子。 では、実際矢東薫子の漫画のラストはどんなものだったのか? それが気になる所。 次の話ははらちゃんのプロポーズ大作戦!! さあ、この恋はどうなる。 はらちゃんへの恋心を認めた越前さん。 だが、住む世界が違うのは事実。 ラストはやっぱりちょっと寂しいものになりそうな感じだよなぁ。 でも、夢があるもので終わって欲しい。 本当心が洗われる作品。 次回も楽しみだ。 ◆キャスト 長瀬智也:はらちゃん 麻生久美子:越前さん 丸山隆平:田中くん 忽那汐里:紺野清美 賀来賢人:マキヒロ 菅田将暉:ひろし 清水優:あっくん 稲川実代子:長沼さん 小松和重:警官 甲本雅裕:笑いおじさん 光石研:玉田 奥貫薫:ユキ姉 白石加代子:秀子 薬師丸ひろ子:矢口百合子 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 「泣くな、はらちゃん」 クリアフォルダ&ノートセット 【Goods】 楽天ブログはTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします 第1話 第2話 第4話 17741 HIT/1/6 送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております ↓ <トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/6cb9b204420c43ee5327dd685da0b2ab/ac お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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